みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 この作品はドラえもんにしては派手な戦闘シーンや無人の鏡の世界でショッピングやワクワク要素ももちろんあるんですが、しずかちゃんの「時々理屈に合わないことをするのが人間なのよ」に引っかかってしまう。 この映画で理屈に合わないことをした登場人物は非常に強い葛藤や苦痛を経験します。 のび太くんがリルルを打てなかったのも、リルルが祖国を裏切った時がそう。 リルルが語るメカトピアの歴史から導かれた奴隷狩りの理由も侵略者側としては非常に筋が通って理屈に合ってるんですよね(そこが藤子F不二雄の怖さでもあるんですが)。 「ロボットだけの天国でない~いつの間にか神の御心にそむく道を歩んでいたのでは」のところもグッときますね。 鉄人兵団の行為を見て自分が理屈に合ったと思った時どれだけ残酷なことができるんだろうとか、新聞を読みながらいや~神の御心に背いてるなぁとか考えてもみたり。 ドラえもんでそこまで考えんでもって話なんですが。[DVD(邦画)] 9点(2015-09-27 00:08:50)《改行有》 2. 敦煌 《ネタバレ》 舞台は好きやし、お金もかかってるから美術も素晴らしいものがあるのになぜか軽い、安っぽい。重厚なテーマやのになぜか軽い、安っぽい。日本を代表する役者を集めたにもかかわらず軽い(おなじみ過ぎてかえってよくなかったのかもしれへんが)。 制作された時代のせいかさすが角川映画。 失われた文化をテーマやのに文化に対するアプローチが浅い。 テーマとしては好きやしロケ地が素敵やったのでこの点数。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-02 22:21:40)《改行有》 3. ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険 《ネタバレ》 ドラゴンボール映画っていうか鳥山明映画ですねコレは。 格闘、冒険、ギャグ、メカニック全部そろってます。 [DVD(邦画)] 7点(2013-09-23 04:02:23)《改行有》 4. ドラえもん のび太のパラレル西遊記 《ネタバレ》 初めて観たドラえもん映画。 たしか88年秋だ一番ドラえもん祭りだった・・・。 途中(たしか本作一番の恐怖シーン先生の変身のちょっと後)で天皇陛下の容体情報が流れて妙に怖かった記憶があります。 内容は藤子原作がないにもかかわらずかなりのクオリティ。 テーマ性は薄いもののエンターテイメントしてます。 やっぱり日常でバカにされるのび太→冒険の始まりって流れが好きだなぁ。[地上波(邦画)] 8点(2013-07-26 06:38:43)《改行有》 5. ドラゴンボール 神龍の伝説 《ネタバレ》 神と神とかやってる間にこっちを観てました。 この世はでっかい宝島だったころのDBですね。 冒険のワクワク感や鳥山明のギャグは無印版でしか味わえない。 ロマンティックもらいました。 懐古趣味は嫌いですがやっぱこのころが一番面白かった。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 18:36:32)(良:1票) 《改行有》 6. となりのトトロ 《ネタバレ》 久しぶりに鑑賞したら子供のころに気づかなかった二つの点にびっくり。 メイがバス停の裏のお地蔵さんに怯える場面。わかるよメイ! そしてメイが迷子になって村人総出で探す場面。 細部は違うけど宮本常一の「忘れられた日本人」の中の「子供を捜して」を意識してることを発見。 全体的に宮本常一をポップにわかりやすくした感じの世界観なんよね。 まぁおばぁちゃんのモノマネはもはや定番ですね。 [DVD(邦画)] 8点(2012-12-28 07:10:42)《改行有》 7. ドラえもん のび太の魔界大冒険 《ネタバレ》 とにかく出木杉がすげぇ!! 小学校3、4年生が「錬金術や占星術が後の化学や天文学の基礎になった」 「科学と魔法は根本的に一緒なんだ」 「そして徹底的な魔女狩りが行われた」 とか言えるか?フツー? 内容は私的には世間の評判に反してドラえもん映画の中ではぼちぼち。 話の筋よりも雰囲気や演出に関心した。 [DVD(邦画)] 7点(2009-07-30 22:37:09)《改行有》 8. ドラゴンボール 魔神城のねむり姫 《ネタバレ》 ドラゴンボールはガチガチのバトルものよりもこういったゆるいアドベンチャー色の強いやつのほうが好きやな。 単純な映画やけどクリリンが悟空に対して徐々に打ち解けていく演出はなかなか爽快。 あと誰も気にしてないだろうけど元祖アニメ版ロードオブザリングの演出のパロディが出てきたのにニヤリとしてしまった。[DVD(字幕)] 7点(2009-07-30 21:15:41)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS