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1. トーマス・クラウン・アフェアー
《ネタバレ》 驚異の二つの顔を持つ男とそれを追う敏腕保険会社の女!その死闘!見ないわけにはいかない!
悪逆非道なピアース・ブロスナンの罠から君は脱出できるのか!?
…とかそんな展開を予想していたから?いや裏切られても良いのだが、こんなタル〜い展開が続くとは…。
お互いの懐を探り合う駆け引きがあるのかと思いきや、会ってはイチャイチャ、会ってはイチャイチャ、たまに喧嘩といった具合でなんともラブストーリーな作り。
ミステリーとラブストーリーの融合なのでしょうがラブに偏りすぎてミステリーのテンポ的にはとても悪くなっています。
結局最後まで愛し合っているのか探り合っているのかわからない二人になんとも辟易。
ピアース・ブロスナンもカッコいいオッサン役なのでしょうかつかみ所が無さ過ぎて一体なにがしたいのかわからなかったです。
でも終盤絵画を返還するシーンのマグリットのオマージュは面白かったです。音楽も軽くオシャレでいいんですよね。[インターネット(吹替)] 4点(2017-07-08 12:17:34)《改行有》
2. トータル・リコール(1990)
《ネタバレ》 秀逸で徹底的なまでのセットと一からデザインされた小道具など美術にとても感心させられました。
内容も最後の最後までこれが現実か夢なのかわからないままで「俺はだまされないぞ!」と思いつつも「いや、でもこれが本当なのかも…。」とモヤモヤしながら若き日のちょっと細めなシュワの活躍を見ていました。
バーホーベンらしいグロテスクな感じも良く出ていて、後味いいようでなんだか凄い釈然としない、とても味わい深い良い作品でした。[DVD(吹替)] 6点(2014-12-09 01:36:31)《改行有》
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