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1.  逃走車 《ネタバレ》 妻を迎えに行くために空港で借りた一台のレンタカー。しかしそれは手違いで用意されてしまった別の車だった。助手席から見つかる謎の拳銃。後部座席には手足を縛られた見知らぬ女が……。突然、国家レベルの陰謀に巻き込まれてしまった主人公は徐々に抜き差しならない状況へと追い込まれていく。 サスペンス仕立てとはなっているものの、作品の牽引力としてはテーマ性より視覚にうったえかけるところが大きい 。近頃よくみられるフラットに加工されたデジタル映像は美しいが、映画というよりはまるで次世代ゲーム機の映像でも眺めているかのようでワクワクしない。 映像だけでなく全体的に感覚的な表現が多いせいで、つかみどころがなく夢のようにぼんやりしている。 主人公ですら、いったいどこの誰で、どういう職業なのか説明はないし、迎えにいくはずの妻の姿もなぜか最後まで登場しない。もはや完全にひらきなおっているのだろう。だが、あえて本作ではそういった現代映画の避けられないあいまいさの中に積極的に活路を見出そうとしたのだと思いたい。 たとえばそれは本作の特徴である斬新なカメラワーク。 視点のほとんどが車内からとなっている点にもあらわれているように思う。主人公がガラス越しに眺めるヨハネスブルグの風景は、車内で巻き起こる事件とは対照的に徹底的にリアリティが削ぎ落とされている。その土地に暮らしている人の生活の匂いは遮断され、その表面的な美しさだけがしつこく強調されている。 また、主人公が道を尋ねようと窓から呼びかける声はうまく届かないし、逆に内側に忍び込んでくる他人の手にはナイフやピストルが握られている。 つまり一枚の窓ガラスを隔てることで内と外のコントラストを意図的に作り出し、(不本意ながら使わざるを得なかった)あいまいな映像や表現を外側へと追いやることによって異なる世界とうまくコミュニケーションできない主人公の孤立感を際立たせようとしたのではないか。 ところで、映画を見終わったあとにタイトルが「逃走者」ではなく「逃走車」となっているのに気がつきハッとさせられた。たしかに細かな違いだけどその方が作品に忠実だと思う。なんだか気の利いたシャレのように思えてきてちょっとクスっときた。[地上波(吹替)] 5点(2016-03-05 11:07:00)《改行有》

2.  トゥルーライズ 《ネタバレ》 一見すると普通のスパイアクション映画だが、不倫現場に特殊部隊が突入したり、パパがハリアー機を操縦して娘を迎えにいったりなど、随所にコメディ要素も散りばめられていて楽しい。 子供の思いつきをそのまま形にしたかのようなアクションシーンはド派手で爽快。今ほどCGに頼っていないので映像にも力があるように思う。 馬に乗って街を駆け抜ければ、その肉感や荒い呼吸がスクリーンから伝わってくるし、オートバイで高級ホテル内を走り回れば見ている方も本物の罪悪感を覚える。 従来のアクション映画では、勇敢に敵と戦う「男性」主人公の目線だけから描かれるものがほとんどで「女性」はただ、後ろの方のページで助けを待つだけの存在でしかなかった。本作では男性視点と女性視点が交互にからみあってストーリーが進行する点がひとつの工夫となっている。 平凡なセールスマンのはずの夫がバリバリ敵をなぎ倒していく姿に「ランボーみたい」とため息をつく妻。平凡な専業主婦のはずの妻が娼婦のようなポールダンスを踊り、思わず目をそむける夫。これは映画なのか現実なのか?交錯するトゥルーとライズにとまどいながらもお互いの本当の姿が少しずつ見えてくる。ぎこちなさや相互不信を乗り越えて再会を目指す夫婦の姿が切実に、かつユーモラスに描かれていると思う。[地上波(吹替)] 6点(2016-01-07 20:59:29)(良:1票) 《改行有》

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