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プロフィール |
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678 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録) |
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21. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 「あの」エイリアンの続編ですから関係者は相当なプレッシャーだったと思います。しかも180度の方向転換を行うとは、、キャメロン監督は凄い勝負師だ(笑) 「今度は戦争だ!」中学生だった私もワクワクしてロードショーを観に行き、帰りは興奮冷めやらずといった感じで大満足でした。
パート1では得体のしれない生物を相手に受身が多いストーリー展開でしたが、キャメロン監督はこの点をよく理解していて今度はリプリー(シガニー・ウィーバー)に派手な攻撃をさせます。今観返してみるとパワーローダーの流れはチョット弱いですが、あの当時は画期的で「行け行けゴーゴー!」と最高に盛り上がったものです。後のTVでもパロディでよくみかけましたね。
しかし新しいことばかり取り入れている訳ではなく、パート1の流れを丁寧になぞっている部分も多く見られます。脱出できたと思ったらアイツが乗っていた流れもしっかり踏襲していますし、またビショップネタ(ランス・ヘンリクセン)もパート1の恐怖再来かと思わせつつ、あの展開は最高としか言いようがありませんでした。
完全版に関してはより深掘りされた感じで好印象です。リプリーに子供がいたことを強調するオープニングの流れは少し違和感を感じますが、まあ、実は地球に子供が居ましたよと言われてもあり得ることなので許容範囲でしょう。この流れはラストのニュートへの伏線であることは明らかですが、、ばっさりカットした劇場版も決して悪くはありませんでした。(劇場版も完全版もどちらも出来が良いという、非常に珍しいパターン)
エイリアンもバック・トゥ・ザ・フューチャーやゴッドファーザーのように全シリーズを通して一つの映画として評価したい作品です。パート3と4は多少問題があるかもしれませんが、シリーズ全体を通して見たらきちんとつながっていて決して悪はありません。[映画館(字幕)] 9点(2014-09-06 18:00:04)(良:1票) 《改行有》
22. エイリアン
パート1の計器類、装置類、装備類など今見るとかなり古臭さを感じます。また現代映画と比較すると脚本も映像も随分と粗い感じです。タバコぶかぶか吸って危機管理もグダグダ、おまけに洋服の着こなしも古臭くてどう考えても未来には見えません。そもそもプロメテウスなんて作らず、、素直に一作目をリメイクしたほうがずっと良かったのかもしれません。
昔はよくTV放送していましたが当時感じた怖さや緊迫感はちっとも色褪せていなのは幸いです。今や伝説であるエイリアン初登場シーン(胸から出るアレ)も本当に素晴らしくて、まさにフィルム時代の名シーンの一つでしょう。また、逃げ回る怖さがあった前半と攻めに出る後半との対比も素晴らしく、おかげで映画の進行が全くダレておらず、終盤のフラッシュライトの対決へとスムーズにつながっています。まさに手に汗握る映画体験といえばコレでしょう。
この映画のヒットで歴史的ヒロインとなったリプリーさんですが、彼女がパート1からパート4まで全てに出演してくれているのも素晴らしいです。このシリーズは珍しいことに各話ごと監督が異なりますが、シリーズ全体の流れもスムーズで話のトーンも破綻しておらず、完成度が高いシリーズへと昇華しています。これは明らかにリプリーという女性のけん引力で、結果論ですがこの歴史的シリーズが成功した要因の一つになっています。そういった意味でもリドリースコットの一作目は、まさに歴史的一作目、リプリーとエイリアン、リドリーに感謝したい、本当に素晴らしい作品です![ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-09-06 17:42:29)《改行有》
23. エスター
《ネタバレ》 【ネタバレあります】
この映画はネタバレ厳禁な作品です。ネタバレすると面白さが半減しますのでご注意ください。
全体的に話も面白いし雰囲気も怖いし、そしてエスター(イザベル・ファーマン)他、子供たちの演技も素晴らしい映画でした。しかしラストが全然ダメです。あれはダメだろ・・
拳銃で撃ったり氷が割れたりする必要なんて全く無くて、特典映像に付属していた別エンディングの流れ(化粧して警察の前に出るフリだけで十分なんですよ)あれでイイんですよ。わかってないよねーと小一時間説教したいくらい酷いラストでした。ただ、プロットやエスターの可哀そう具合は非常に素晴らしいですし、とばっちりを受けた幼い兄弟たちの演技も素晴らしかったです。
別エンディング版で公開されていたらかなり高得点献上の名作になったかもしれません。現エンディング版だと本当にダメなタイプのB級映画に成り下がってしまっています。まあ、冷静に考えたら途中途中も結構突っ込みどころは多いので(笑)、ある意味B級映画という位置づけでOKなのかもしれませんが・・ それにしても本当に惜しい作品でした。南無。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-05 13:00:12)《改行有》
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