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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エクソシスト2 最初の作品が強烈な印象だったため、けっこう期待して観に行った記憶がある。残念ながら、いつものパート2落差現象(いまいちの作品が前作が良かったことによる期待によりさらに凡作に感じる現象)により、落胆しましたね。前作の張り詰めた緊張感や恐怖が、アフリカの自然と奉られる神々の物語みたいな異質なトーンへ変わっていた、私に断りも無く。作り手の勝手だろうって?たしかに、そうなんですけどねえ。[映画館(字幕)] 6点(2005-12-20 14:45:36) 2. エクソシスト オカルトとかホラーで分類するのが失礼なほど気品に満ちた傑作です。科学が進歩し、科学的裏づけの無いものが切り捨てられる時代になっったように思えても、人類の歴史からするとほんの最近の出来事。それまでの歴史を忘れてしまった人間に、長年共存してきた神秘的なものが、存在感を誇示するかのように復讐をしても不思議はないのかも知れません。悪魔は、我々の精神に宿っており、常に、善なる良心と対峙していることを、改めて思い知ります。時代が変わっても、人間の精神的な葛藤は、変わることがありません。9点(2004-07-30 21:32:05) 3. エマニエル夫人 劇場公開の時は、恥ずかしくて見に行けなかった。テレビで放映されたときは、しっかりチェックしていながら、たまたまスイッチつけたらやっていたような態度で「ほかに観るのないから観ようかな、大したことないけど。」などと独り言を言いつつ、目は点になっている自分がいた。6点(2004-04-30 23:51:14)(笑:3票) 4. 映画に愛をこめて/アメリカの夜 トリュフォー監督の映画に対する想いがひしひしと伝わる名作です。長い撮影期間中、すべてが思いどおりにいくはずもなく、「撮り終えることだけを考える」ことがあったり、「何とか蘇らせたい」と思うことは、監督の正直な気持ちとして理解できます。また、作品の完成に向かって情熱を持って協力する出演者やスタッフなどの姿も感動を呼びます。私たちが、生活をし、仕事をする上でも、同じことが言えます。うまくいかず落ち込んだり、まわりの協力でうまく切り抜けたりもします。そして、何より重要なのは自分自身の前向きな熱い気持ちです。映画作りと人生はまさに同じ、猫が言うこと聞かないのも。9点(2004-03-07 20:55:26)(良:1票)
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