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プロフィール
コメント数 1252
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  エルミタージュ幻想 《ネタバレ》 題名の美術館が宮殿だった時代を中心として、この場所にまつわる過去の記憶を映像化してみせた映画ということらしい。 最初が18世紀初頭なので帝政時代だけなら200年程度だが、街がゲルマニヤの大軍に包囲された時のことや現代らしき場面も見えており、そこまで入れれば300年近くということになる。撮影者が歩きながら部屋を回る形なので、歴史的な前後関係よりも場所の性質が優先のところもあったかも知れない。ちなみに終盤の楽団の指揮者はオセット人であるから、帝国の版図に属する諸民族の一員も活躍していたということだ。 歴史の流れに関して、細かいことはわからないが大まかに書くと、まずこの国がまだヨーロッパなどと思われていなかった頃、最初に人の耳を引っ張っていたオヤジが街を建設して強力に西欧化を進め(反発され嘲笑もされ)、次に出た西欧生まれのオバサンが宮殿に美術展示室を作り、これが後に一般公開もされて「艦隊の者」や多感な少年も見に来ていた。そのように時代が下るにつれて西欧(南欧含む)文明化が進んでいき、最後の場面に至って「ヨーロッパで一番豪華」な舞踏会だと認められたということらしい。 その後の革命で19世紀の宮廷文化も失われ、本当にこれが人生最後の舞踏会になった人々も多かったと思えば、物悲しさを感じさせる終幕ではあった。ただしこの映画自体に関していえば、20世紀にいったん途切れたヨーロッパとの結びつきを、21世紀の始まりに当たって改めて回復したいとの思いが表現されているとも取れる(いわば仲直りの申し出のような)。製作にはゲルマニヤやその他諸国(NHK、YLEなど)も協力しており、こういう融和的な雰囲気の時代もあったのだと若干遠い目にさせられた。 個別の場面では、ラストで舞踏会の人々が一斉に退出していくところは圧巻だった。これは18世紀からこの宮殿を訪れて去った人々の姿を全部重ねた映像のようでもある。また老婦人が雪の中を去る場面には見覚えがあったので、前に一度NHKでも見たことがあったらしい。以前から、この人物の名前を聞くとこの姿を思い出してしまっていたのはこの映画のせいだったことになる。お茶の時間に集まっていた家族もイメージ通りで、宮殿であるからには公務の場だけでなく、人々の住まいでもあったことが表現されていた。 なお絵の説明の中で鶏とネコが出て来たので「エルミタージュの猫」を思い出したが関係なかった。18世紀からいたはずだが。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-28 09:24:32)(良:1票) 《改行有》

2.  絵里に首ったけ 《ネタバレ》 冒頭でいきなり「岸和田少年愚連隊」(1996)を連想させるものがあるが、キャストも一部共通しているのでわざとだろう。またその後に教師が女性の魅力で男子生徒を奮い立たせるという展開は「おっぱいバレー」(2009)と同じではないかと思うわけだが、制作年代については明らかにこっちが早いので、何やら「岸和田少年愚連隊」と「おっぱいバレー」をつなぐミッシングリンクを発見したかのような印象があった。ネタの出所がどうなっているのかはわからないが。 ところで映画の全体像としては、笑って泣ける青春映画のようなものを目指したのだろうと想像される。しかしそれは理屈で考えるとそうだろうということであって、実際そう感じられたわけではない。まず前半に頻出するギャグは贔屓目に見ても5回に1回程度しか笑えない。個人的にはいかにも人工的なギャグより、たこ焼き屋のおばちゃんとのやり取りのような日常生活からにじみ出るものの方がかえって可笑しいのだが。また全編を通じてコメディ部分とシリアスなストーリーとのかみ合わせが素直に納得できず、どこをどれだけ真面目に見ればいいのか真意を図りかねるため、泣こうにも泣けないというのが正直なところである。特に役者の年齢のせいか、登場人物がワルぶってはいても根は純情な高校生という雰囲気になっておらず(男女とも)、いい歳の連中が茶番劇をやっているようにしか見えないことが困惑の原因のような気がする。 それと、こういう品性下劣な映画に子どもを引っ張り出すのはやめにしたらよかろうと思う。 そういうわけで、少なくとも個人的には取り柄のない映画に思える。 ただ主演女優に関しては、胸がどうかは別として本当にすらりと背が高い人なのが印象深く、服装とメイクを変えて出たラストの場面では柔らかな雰囲気で心なごむものがあった。またDVD特典の舞台挨拶(対談)では、酒気帯びの男ばかりの中で、この人が司会役になって爽やかに場を和ませていたのが好印象だった(あとは監督含め全員悪印象だった)。[DVD(邦画)] 2点(2013-09-09 19:58:02)《改行有》

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