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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ならず者(1964) またも香港ロケ、と聞くと、もしかして同年の作品『東京ギャング対香港ギャング』の余りフィルムで一本、でっち上げたのではないか、などと邪推をしてしまうのですが、おそらくそんなことは無くって、あのザラつきまくった映像は今回は見当たりません。 が、ロケならではの独特の雰囲気(どこかアヤしく、いかがわしさも感じさせる)、ってのは本作でもしっかり味わう事ができます。 特に今回は、香港から横浜、さらにはマカオ、という、ある意味フルコース。 主演の健さん、いかにもギャングです、という格好をした、一匹狼。まずは殺しを成功させるものの、思わぬ展開が待ち受ける。 基本、スマートでクールな役柄ではあるのですが、殴り合い取っ組み合いのシーンがなかなかに凄まじい。中国人の婆さんをシバキ上げる場面の容赦の無さ。丹波哲郎と殴り合う場面などもヒヤヒヤさせられます。終盤の乱闘の激しさもまた。 いや、この作品、カッコいいです。[インターネット(邦画)] 7点(2021-12-21 23:00:02)《改行有》

2.  ならず者たち 南軍の部隊が逆恨みからすっかり愚連隊になってしまって、略奪殺人暴行なんでもござれ、悪辣の限りを尽くすやりたい放題。60年代の映画にしては(そりゃ近頃の映画とは比べ物ならんけど)それなりに刺激の強い映画になってます。ちょっとマカロニ風味が入ってる感じがありますね。 音楽もそうで、妙にノリがよかったり、妙に前衛っぽくなったり。 ならずもの部隊の長をつとめるジャック・パランスのエキセントリックな壊れっぷりなんかも、とても正統派西部劇の演技などではなくって、この作品、かなりマカロニを意識して作られたんじゃないか、と思えてきます。 粗削りで雑な映画の作りも、そう思える一因で、屋外シーンなんかも、撮影時に晴れていようが曇っていようがお構いなしのゴチャマゼ。 物語の軸には、部隊を率いる極悪オヤジと、それに反発して部隊を離れ真っ当な生活を送る息子との間の対立・葛藤ってのがあって、「どう見たって親子ほど歳が離れているように見えない」という難点はあれど、これが作品をユニークなものにしています。 ただ、クライマックスでは親子3代そろい踏み、という場面が待っているのだけど、ジャック・パランスがあまりにぶっ飛びすぎてるせいか、自分の前にいるのが自身の孫であることを、監督も脚本家もジャック・パランスもみんな忘れちゃってるんじゃないか、という気がしてきます。でなけりゃ、ここ、もう少し、エモーショナルなものになる場面ではないのか、と。 いや、そうでないのがやっぱり、ユニークなところなんでしょうかね。 町への放火シーンや、機関車脱線シーンなど、こんな映画にしては(失礼)、ダイナミックな見せ場もあります。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-16 10:52:24)《改行有》

3.  何がジェーンに起ったか? 「二大女優競演!」ともなると、此処までやらにゃいかんのだ、という悪しき前例を作ってしまった映画、とも思えるのですが、もうとにかくこれが、コワくてイヤらしくてエゲツないんです。 ベティ・デイヴィスの特殊メイク顔(??)も十分にコワいんですけど、物事の裏側を浮き彫りにして不穏な空気を演出するローアングルのカメラが、これまたコワくてイヤらしくてエゲツない。 ラスト、どこまで引っ張るのだろうと思っていると、「かつて何がジェーンに起きたのか」「そして今ジェーンに何が起きているのか」というところに繋がって行って、実は意味深なタイトルであったのだなあ、と。 それにしても、残酷描写に頼らなくったってこれだけ怖い映画を作ることはできるのであって、昨今の映画は残酷描写に頼り過ぎなのでは、とも思えてくるのですが、これもまあ、時代の流れというか、いったんソチラに踏み込んでしまうと簡単には戻れない訳で、致し方ない面もあるのかなあ、などと思いつつ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-21 08:20:44)(良:1票) 《改行有》

4.  長脇差忠臣蔵 キャストを見れば、雷蔵・本郷功次郎・勝新の若手三大スター共演、と誰しも思うところですが・・・雷蔵以外の二人、完全にチョイ役で、待てど暮らせど出てきません。しかし心配するなかれ。多彩な脇役たちが登場し、映画を盛り上げてくれます。 タイトルは「忠臣蔵」となっていて、また実際、忠臣蔵を元にした物語なのですが、時代は幕末に置き換えられ、任侠モノとして作られています。これが意外にピタリとはまってて、うまいんです。掛川の次郎吉親分が、老中にたて突いたばかりに、理不尽に処刑されてしまう。次郎吉一家は解散し、子分たちは身をひそめながら、復讐の機会を伺うのですが、その間、周囲の誤解をじっと耐え忍ぶ姿、確かに忠臣蔵テイストを堪能できます。しかもこの復讐劇、やくざ風情が老中に立ち向かおうってんだから、本家忠臣蔵以上に大それた無謀な計画、テンション上がりまくりなのです。しかしこの無謀さが無謀なだけに終わらないのが、やはりこの幕末という時代のなせるわざ。ここにさらに、清水の次郎長親分なども登場しちゃったりして、もう何でもアリアリのハイパー忠臣蔵。 敵役の配置も本作の面白いところで、「討ち入り」に向けてただ「浪士」が潜伏してるんじゃなく、敵方もその間、追及の手を緩めない。うん、この作品、スパイ映画でもあるのです。中でも光るのが、好敵手・天知茂。もちろん、上田吉二郎オヤブンの極悪ぶりがあってこそ、この知的なクールさが光るところでもあるのですが。 という訳で、これは、楽しめますよ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-17 15:37:05)《改行有》

5.  なにはなくとも全員集合!! むかし年末年始のテレビでよくドリフの映画を放送してて、子供心に、「ドリフって、テレビでは面白いのにどうして映画ではこうもつまんないんだろう」とか思ってた訳です(『正義だ味方だ~』みたいにバカ笑いしたものもありますが)。大抵は途中で観るのをやめちゃったっけか。で、このたびBSで(しかもゴールデンの枠で)ドリフ映画を放送するってんで、こういう映画、今観たらどうなんだろう、と。はい、この映画は観たことなかったです、かつ、子供の頃の自分だったらやっぱり途中で観るのやめちゃったと思います、ドリフ、脇役だもんね。桃屋のオジサン出てるけど(笑)。あまりドタバタの要素も無いし。でも逆に言えば、「ドリフ映画」という縛り抜きで、これはこれで活きのいいコメディ作品として楽しませてくれます(まあ、タバコの取り合いをする長廻しのあたりなどは、コントを意識したサービスかも知れませんが)。鉄道職員とバス会社の対立を超えて愛を実らせる若い二人……って、コレ、元ネタは「ロミオとジュリエット」じゃないですか。志ん朝師匠と中尾ミエですけど(笑)。若いドリフが脇を固めて盛り上げる。それにしても、(ドリフのコントと“映画”との相性が良いかどうかはともかく)高木ブーだけは、テレビよりも、ちゃんと役割を振ってもらえる映画の方が、若干、活き活きしている(ように見える)のでした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-09 08:22:25)

6.  ナバロンの要塞 無謀なる作戦にさらに意外なる展開が待ち受けていて、ワクワクドキドキハラハラ。しかしなんと言っても好きなのが、大砲発射のシーン。皆そろってゴーグルつけて耳押さえて、で発射!そしたら風圧で顔がブルブル~。どうしたらこんな演出思い付くのかねえ。マジで天才だと思いましたよ。こういうギミックに出会えるのも映画の魅力。8点(2003-07-06 15:44:48)(良:1票)

7.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生 いつでもどこでも何度でも言わせていただきますが、私は、一軒家に閉じこもって攻防戦を繰り広げるこの手の映画が大好きなのです。しかも全編これ攻防戦。最高。で、とてもコワイ。恐怖を日常の延長に設定するのが恐怖映画の常ですが、この映画は、日常のネガポジが突然反転してしまったような、異様な怖さに裏打ちされてます。9点(2003-06-08 01:44:57)(良:1票)

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