みんなのシネマレビュー |
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2. 夏物語(2006) 《ネタバレ》 泣きました。手を離さないでほしかったです。手を離した時は(>_<)と思いました。村ののどかな雰囲気がなんともいえませんでした。雨がしとしとざあざあ降っていました。雨がとても印象に残りました。主役の男の人は韓国で有名な人ですが私は名前を知りませんでした。でもこの人の泣き笑いのような顔はほほえましかったです。女の人も知りませんでした。みるからにさち薄そうな人でした。切なかったです。なにかよく分かりませんが人生ってうまくいかないなぁと思いました。でも不幸じゃないような不思議な終わり方でした。やっぱり人生ってうまくいかないけど、一件落着、という感じでうまくおわるんだなぁと思いました。おもわず人生を語りたくなってくる・・そういう映画でした。[地上波(字幕)] 6点(2008-04-25 18:06:41) 3. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 懐かしさを帯びた不思議な音色は、観ている者の想像力を激しく刺激せずにはいられないでしょう。 そして注目すべきは、人造人間のサリーというキャラクターではないでしょうか。 悲しくて聡明で、お茶目で、無垢で、すぐに壊れてしまう体を持つ女性・・それがサリー。 町の連中は、ちょっと恐くて変な連中です。しかし、クリスマスが終わった途端に「次ぎのクリスマスまであと364日しかない」と言い出す彼らが、たまらなく好きです。 レベルの低い映画では3時間かけても人物描写がいい加減なものですが、この映画はたった1時間ちょっとですが、この構成力は見事としか言いようがありません。 最近のCG技術を駆使した機械的な映像とは違って、あたたかみを重視した映像がさらに好感を呼びます。 映画好きの恋人を持つ人や愛すべき妻や夫も持つ人は、今年のクリスマスに贈るプレゼントはこの映画にしてみてはいかがでしょうか? 春のようにあたたかい映像、音が目に見える音楽、海底のように幻想的な世界観、どれをとっても映画を愛する者にとって最高のプレゼント。[DVD(字幕)] 9点(2006-01-14 23:01:12) 4. 涙女 涙女は「泣き屋」という意味です。葬式の時に雇われて、死んだ人のために泣くことを商売にしている女性のことだそうです。 私が見たところ、泣くだけではなく、歌ったり踊ったりしていましたが、お堅い人がこれを見たら不謹慎だと思うかもしれません。この映画は、中国で作られたのに、中国では上映されていない不思議な映画です。 それは映画を見ればなんとなく分かりますが、事実なのに、都合が悪くなるとすぐに隠したがるお国柄なのですね。 それから泣き屋を演じたリァオ・チンは、元オペラ歌手だそうですが、映画の中では子供を抱えながら海賊版のDVDを売るような女性で、タフで利己的な面も持っています。しかし、ヘタレで弱さも抱えており、なかなか憎めません。 他人のために泣くことを商売としている「涙女」は一度も本気で他人のために泣きませんでした。 最後の大泣きも、「自分のため」だったのが印象的です。 たくましくてずるくてかわいい女性だったと思います。 この女性を通して、実質的に資本主義に変貌した中国の一面が見られます。 カラフルな色を意識的にたくさん使った映画なので、お洒落なミニシアター系の映画が好きな人は、けっこう楽しめるかと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-22 15:06:06)《改行有》 5. 名もなきアフリカの地で 父親がどれほど迫害されても自分の生まれ育った町に帰りたいという気持ちは分かる。母親も人間の弱さが見られて良かった。 ユダヤ人という民族は祖国がないものが多いからこのような悲劇はたくさんあるのかもしれない。 ドイツに住もうがアフリカに住もうがどうせ祖国なんて私にはないのだからどこでも暮せるわという娘はユダヤ人らしいかもしれない。7点(2004-09-05 14:42:20) 6. 南極物語(1983) 人間の勝手な感傷で作り上げられた壮大な大失敗映画。 それともパールハーバー型自己陶酔映画と言うべきか。 大勢のイヌが人間の都合で死んだにもかかわらず、たった2匹の生き残ったイヌを見て、いったい誰が感動できるの?? この南極で起こった出来事は、「生き残ったイヌの事実」よりもむしろ「死んでいった多くのイヌの事実」にスポットを当てるほうが正しいと思う。 映画にするのだったら、せめてそれくらいやれつーの!しかし、しょせんイヌは生き物ではなくて、人間の法律では「物」扱いされている悲しい事実があります。 仮に悪意を持って人間がイヌを殺しても「器物破損」扱いになるだけ。 この映画をみて、人間の道具としての犬の姿を見た気がする。 けっしてこれを見て感動などできない。 激しく虚無的な気分に陥った。だからこそ、イヌの地位向上を強く望みます。 もし、イヌが口を聞けるとして、この映画を見たら、たぶん私と同じことを言うでしょう。 タロとジロも「ふざんけじゃねぇ!勝手に俺たちを英雄に祭り上げんなよ!」と言ってくれるでしょう。 さらに「おい、こら、南極はメチャクチャ寒みーんだぞ!お前ら暖房のきいた映画館でお菓子を食いながら涙なんて流すんじゃねーよ。」「おい、まて!感動して抱きつくなよ。俺たちは疲れてんだよ、ワカラネーのか?噛み付くぞ、こら!」と本当は言いたかったはずです。 マイナス点数がつけられなくて本当に残念。0点(2003-10-15 14:41:25)(笑:2票) (良:2票)
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