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1. 涙そうそう
祭りの場で、兄の愛情を重いと告白する妹とか、一人暮らしのために家をでていく妹とか、ちょっといいシーンもあったけでど、そういった濃密な時間を表現できている一方、ストーリーの安直さがもったいない。でも麻生久美子がでてるから、ファンにとってはそれだけでも一見の価値はあるだろう。[DVD(字幕)] 6点(2007-11-05 22:35:43)
2. ナイロビの蜂
《ネタバレ》 ラストを批判する人がいる。あれでは救われないではないかと。それはまずい。だって、映画だけ救われてどうする?というのが、あの映画の言いたいことなのだから。現実は救われていないのだ。という僕自身も、のうのうの日本に生きていて、過酷な現実の話だけを聞いて、どうする訳でもなく、思いをめぐらすことぐらいしかできていないのだが。この手の映画にはいつもこの種のジレンマがある。映画の話に限っていえば、主演の2人がとても素敵な空気をかもし出している。それがほんのわずかな救い。[DVD(字幕)] 6点(2007-04-29 22:36:13)
3. 渚にて
フレッド・アステアが踊ってない! ⇒「とばねぇ豚は、ただの豚」。僕の身勝手かもしれないけど、どんなにかっこよくレーシングカー運転しても、やっぱちょっとは踊って欲しかった…。ってやっぱ無理か。 核に侵された無人のサンフランシスコが、妙にきれいな町に見えて印象的。でも、人類滅亡と自分自身が死ぬことを比べて、どちらかといえば後者のほうに関心がある人にとっては、この映画は何の意味ももたないのではないか。 また、核で世界が滅びること自体が悲惨なのではなくて、たいした考えなしの一部のアホ連中が一生懸命考え抜かずに核を使うことが悲惨なのだから、この映画の注目している点は少し的をはずしている。核への問題提起としても「博士の異常な愛情」に比べて数段劣っている。5点(2004-06-05 22:42:53)
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