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1. 夏の夜は三たび微笑む
《ネタバレ》 軽いベルイマンの代名詞的作品でしょう。というか、ベルイマンて、この手の軽さが魅力なんだと思う。『ファニーとアレクサンデル』ですら、軽さが支配している世界だとも思うんだ。中期過ぎの、やや息苦しいベルイマンが違うのではないかと。
この映画はずいぶん前に一度見たはずなのに記憶の中からすっかりストーリーが抜けてしまっていたのに驚いた。軽すぎて印象が残らなかったのかな。それはそれでこの映画に関してはほめ言葉かな。かすかにウディ・アレンの原点を見つけた!って喜びは覚えているけど。ウディ・アレンはこの映画に対する『サマーナイト』や『81/2』に対する『スターダストメモリー』といった具合に、ほんとにオマージュ映画を作るのがうまいやね。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-01 23:54:23)《改行有》
2. 夏目漱石の三四郎
《ネタバレ》 原作をダイジェストで再現してくれてるけど、原作の軽さの奥の深みには達せられなかったかな。ヒロインの八千草薫は、可憐だけど、主人公を翻弄するだけの女にはなってない。劇中、彼女はイプセンのヒロインのような女って形容される。あれは『人形の家』ではなく『ヘッダ・ガブラー』や『棟梁ソルネス』のような、男を翻弄する女でなければならいはず。ならば、あのしとやかな若い頃の八千草薫じゃあ、ちょっと違うでしょう。広田先生に笠置衆は、ぴったりなんだけど、もう少ししゃべらせてあげなくては。三四郎にとって広田先生って何なのよ、って感じです。演技の軽妙さは、でそれはよかったけど。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-13 23:23:24)《改行有》
3. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ダークなのに美しい。不思議なアニメです。しかもあの動きがCGでないなんて。今のピクサーの仕事を見ていると、手仕事でこれが出来ていたってことが奇跡としか思えなくなりますね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-28 00:07:07)
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