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1. 逃げ去る恋
《ネタバレ》 鼻をかむのに紙ではいやといってティッシュを使わないなんて(いや、確かにあちらではみなハンカチ使いますけど)フランス人って奴は。手近にティッシュがあるならそれでいいじゃないか(苦笑)。
大人に判ってもらえなかったドワネル君は、大人になって女の人たちにもあまり判ってもらえないんだねえ(さらに苦笑)。ってわけで私の中の邦題は『女は判ってくれない』(撃沈)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-27 09:19:53)《改行有》
2. 女系家族
原作山崎豊子だし、善人が誰も出てこないどろどろした世界は、予想通り。それだけだと二時間ドラマで終わってしまいかねない筋だけど、そこはもう、私の尊敬する三隅研次監督の職人技です。この手の話にここまで? と突っ込みたくなるくらい細かなところまで行き届いた仕事をしています。もちろん、これはその周りを支えた大映の超一流スタッフの職人技によるものでもあります。調べてみて意外だったのは、京マチ子と若尾文子の競演って少ないのですね。もっとありそうな気がしたのだけど。その意味でも貴重な一本。文字通り火花散る競演です。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-09 14:45:22)(良:1票)
3. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 20年ぶりに鑑賞。これで三回目。しかし、色あせない。飽きない。ひたすら映像美に酔うのみです。木星に着いてからなんでああなってしまうのか、全然わかんないけど、それでも全然オッケー。ディスカバリー号の造形的な美しさはスター・トレックのエンタープライズと双璧をなしますね。『ソラリス』とよく比較されますが、どちらもバイブルのような作品です。でも造形美では、こちらの方が勝ってます。『ソラリス』のデザインは、いかにも旧ソ連製って感じで(笑)。他の方のコメント全部読んでないので、以下のコメントは重複かもしれませんが、『鉄腕アトム』のアメリカ放送を見たキューブリックが手塚治虫にデザインのオファーを出していたというのは、手塚が自伝の中で紹介している有名な話ですね。結局手塚側が忙しくて実現しなかったのですが、でも、実現したとしても、きっと喧嘩別れに終わっていたと思う。天才二人は並び立たないんじゃないだろうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-09 00:10:58)(笑:1票)
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