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41.  人間の條件 第四部 戦雲篇 《ネタバレ》 第四部。今回の見どころはなんといってもクライマックスとなる終盤の戦闘シーンだろう。戦争映画の大規模な戦闘シーンの場合、バックに壮大な音楽を流してシーンを盛り上げる演出が多いと思うが、そうせずに淡々と描く小林正樹監督の演出と梶を演じる仲代達矢ら俳優陣の迫真の演技のおかげで逆にリアルで緊迫感のある戦闘シーンとなっていて見ごたえじゅうぶんだった。この戦闘シーンを含めて上等兵になった梶の苦悩や、少尉として梶と再会した影山の運命など今回も重い展開。とくに発狂した小野寺兵長を梶が殺すというラストは偶然そうなったとはいえ、かなり衝撃的だった。このことで第二部のラストで楊春蘭が言っていたように本当に「鬼」になってしまった梶。(劇中、自分自身で言ってる。)あとの2本がこの先、どうなっていくのか見るのがちょっと怖い気もする。[DVD(邦画)] 8点(2008-06-18 23:34:52)(良:1票)

42.  人間の條件 第三部 望郷篇 《ネタバレ》 老虎嶺から軍隊内へと舞台が変わった第三部。第二部までと比べてかなり重く、軍隊内でのリンチなど前作までの捕虜虐待以上に壮絶だった。今回は劣等兵である小原二等兵が自殺に到るまでの経緯がとても悲痛に描かれ、見ていて痛々しいのだが、そんな小原に思わず感情移入してしまい、この小原のエピソードはとても印象に残った。小原を演じる若い田中邦衛も後の「若大将シリーズ」で見せるコミカルな青大将・石山とは全く違う内向的なキャラクターを見事に演じていて素晴らしかった。そして、梶に会うためにはるばる訪ねてきた美千子が梶との一夜を過ごす場面も切なくて悲しい。[DVD(邦画)] 8点(2008-06-12 15:18:11)

43.  人間の條件 第二部 激怒篇 第1部では重い内容の中でも梶が妻といるシーンだけは雰囲気が和んでいたが、この第2部ではその二人のシーンすらも重くなり、梶が人間として苦悩する姿など第1部に比べて見ていてかなり辛い。高をはじめとした脱走を企てたとされる捕虜たちが処刑されるシーンは直接的な残酷な描写がないにも関わらずショッキングに感じた。それでもほとんどが重々しいシーンばかりの辛い内容なのについ引き込まれてしまうのは第1部に続いて完成度の高い作品という証拠だろう。この第2部では梶の妻・美千子の悲しみがよく描かれており、また演じる新珠三千代もその悲しみをうまく表現する名演を見せており、素晴らしい。以前、小林正樹監督が男性的な作風の監督であると何かで読んだことがあるが、この作品の美千子を見ていると、やっぱり脚本担当の松山善三共々木下組出身ゆえか女性の描き方もうまいと感じる。[DVD(邦画)] 8点(2008-06-04 20:34:47)

44.  人間の條件 第一部 純愛篇 小林正樹監督が五味川純平の戦争文学を映画化した6部作、上映時間の合計が9時間半という超大作の第1部。本当にこれは日本映画なのかと思うくらいに日本人による中国人捕虜に対する迫害がリアルに描かれていてビックリ。捕虜たちに対し非道な扱いをする現場監督 岡崎役の小沢栄太郎や所長役の三島雅夫の演技も憎々しく、「シンドラーのリスト」ほどではないが、それに近いものを感じてとても重苦しく辛かった。でも、普通、日本の戦争映画ではまず取り上げないような日本人の負の歴史を目を背けずに真正面から堂々と描いているところは感心させられる。下にも書いておられる方がいらっしゃるが、この第1部だけでもじゅうぶんに見ごたえがあるし、傑作だと思う。あと5作、たぶん回が進むにつれて重苦しさが増して来るんだと思うけどぜひ最後の第6部まで見てみよう。[DVD(邦画)] 8点(2008-05-27 14:29:23)(良:1票)

45.  ニッポン無責任時代 東宝のすべてのクレージー映画の原点となるこの作品。現実には絶対に有り得ないようなサクセスストーリーだけど、植木等演じる平均の能天気で調子がよくてプラス思考のかたまりのようなキャラクターを見ているとついついこちらも徐々に感化されていって、映画を見終えた後にはなんだかすごく元気が出た。上司役の谷啓とのやりとりは同じく谷啓が上司役の「釣りバカ日誌」シリーズの浜ちゃんと佐々木課長のやりとり見てるみたいだったけど、これを参考にしたのかも。[DVD(邦画)] 8点(2007-08-21 12:54:21)

46.  日本沈没(1973) 橋本忍にしてはやや物足りない脚本だが、やっぱり作り手の気合いが違うのか、去年見たリメイク版よりもこちらのほうが何倍も面白かった。田所博士や山本総理を中心に話が進むため、リメイク版とはだいぶ印象が異なるが、演じる小林桂樹や丹波哲郎の渋い演技もあってか(特に丹波哲郎演じる総理大臣がすごく良い。)とても重厚で見ごたえのある作品になっていたのがとても良かった。リメイク版でやや唐突に感じた小野寺と玲子の恋愛もこれなら一応納得がいく。渡老人を演じた島田正吾も印象的だった。中野照慶による特撮(とくに爆破シーン)が派手すぎるのはちょっと気になるけど、見たあとじゅうぶんに満足できる映画だった。[DVD(邦画)] 7点(2007-05-08 21:11:59)

47.  二階の他人 山田洋次監督のデビュー作。同時期に松竹に所属していた新人監督だった大島渚監督や吉田喜重監督のデビュー作のような衝撃的な映画ではなく、新居のローン返済の為にその二階を貸間にしている若夫婦の話という庶民的なテーマなのが山田監督らしい。デビュー作ということもあってか山田監督らしさはそれ以外あまり感じられないが、上京した母親のことで兄弟が口論を始めるシーンは「男はつらいよ」シリーズでの諏訪三兄弟の口論シーンを彷彿とさせていた。その母親を演じる高橋とよがいい味を出している。[DVD(邦画)] 6点(2006-12-07 00:20:16)

48.  ニッポン無責任野郎 このシリーズ初めて見たけど、植木等のキャラがなんとも強烈ですごく面白かった。今ではこのタイプの映画は松竹の「釣りバカ日誌」シリーズくらいしかないけど、それよりも面白いと思う。「ニッポン無責任時代」もいつか見てみよう。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-05 12:53:08)

49.  肉弾(1968) 今まで見た日本の戦争映画でいちばん感動した作品。暗いストーリーでありながら、ところどころに笑えるシーンもあり、見終わってもあまり気が沈むようなことはなかった。つぶやくような仲代達矢のナレーションも印象的だった。[CS・衛星(邦画)] 9点(2006-04-12 02:47:21)(良:1票)

50.  虹をつかむ男(1996) 渥美清の死去により、「男はつらいよ」シリーズが突然打ち切られ、急遽代わりに作られた映画。主演はこの年も作られるはずだった新作「寅次郎花遍路」に出演予定だった西田敏行、ヒロイン役も同作でマドンナを演じる予定だった田中裕子。そのほかのキャスティングもかなり寅さんと被る。倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆の三人に至ってはこの映画でも親子役であり、製作決定から公開まで日がなかったことをうかがわせる。肝心の出来はというと、やはり急いで作られたが故にあまりよくない。が、ラストはちょっと感動した。しかしこういうのを見ると、巨匠と呼ばれながらも「男はつらいよ」という国民的映画シリーズを30年近くにわたって作り続け、それが終焉を迎えた後もこうやってお仕着せのプログラム・ピクチャーを作らされる山田監督がちょっと哀れに思えてくるのだ。[地上波(邦画)] 5点(2006-02-17 22:07:38)(良:1票)

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