|
1. ニック・オブ・タイム
緊迫感は凄かったのよ、緊迫感は。でも、既に記載されまくっている通り、ドキドキバクバクするような緊迫感と一緒に、「なんで、わざわざ素人にやらせるんだろ?」と思っていれば、暗殺計画は組織ぐるみになってくるし、なんだかスケールの大きそうな黒幕は出てくるし、意欲のない素人を脅してもやらせる理由は出てこなし、途中からずっと、「おまえがやれよ、おまえが!!」と、理不尽な怒りも伴うという、変な作品だった。ウォーケンもデップも、出演したなぁ。って、もしかしたら、最初の台本は、もっと違う異色サスペンスだったのかもね。とはいえ、これだけ間抜けなストーリー展開の中で、あれだけの緊迫感を感じることが出来たのは、やはりウォーケンとデップの演技の賜物でしょう。ちょっと気になったのは、デップと服を交換して、トイレで隠れてたホテルマンの人。この人の緊迫感も、見逃せない。全体として、役者の演技はいいんだけどねぇ。プロットがねぇ、なんじゃ、こりゃ、なんだよねぇ。 5点(2004-10-29 01:12:48)(良:1票)
2. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 以前、確かに見た。けど、正直、この作品で覚えていたのは、映画の冒頭で猿が投げた棒切れが宇宙船になるんだよね。黒い石版がデンと立ってて、で、ラストは、宇宙に胎児が浮かんでたんだよね。って、それだけだった。久し振りに見て、改めて、それしか覚えていないことに納得してしまった。一番緊張するはずのハルの叛乱のシーンさえ、アニメのボトムズのラスト込みで覚えていたようなものだし。いえ、今見れば、それなりに分かる。それなりに知識も増えたし、人生経験も積んだし。でも、今、改めて見ても、やっぱりストーリーは悲しいくらいダイジェストだし、さあ、貴方の知性を試そうってなくらい、抽象的だし。だから、何なの?って、終わり方だし。今は分からないとは言わないけど、ある意味、傲慢な作品だなぁ。ま、ここまで抽象的だと、理解出来ない貴方は無能って言われる気がして、反発する気力も起きないかもね。殆ど、ムンクの叫び的映画。でも、これが68年作っていうのは、やはり凄い。でもって、その後の、日本のSFアニメに及ぼした影響力ったら、ジャパニメーションがマトリックスに及ぼした影響力に勝るとも劣らない。本作無くして、今日の日本のSFアニメはなかったかも。ただ、見る人を選ぶ作品ではあるよね。6点(2004-10-04 23:58:51)(良:1票)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 3 | 1.84% |
|
3 | 6 | 3.68% |
|
4 | 12 | 7.36% |
|
5 | 17 | 10.43% |
|
6 | 32 | 19.63% |
|
7 | 26 | 15.95% |
|
8 | 39 | 23.93% |
|
9 | 13 | 7.98% |
|
10 | 15 | 9.20% |
|
|
|