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プロフィール
コメント数 86
性別 男性
自己紹介 日本人なので邦画好き!
淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。
不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・

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評価順1
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1.  日本のいちばん長い日(2015) 《ネタバレ》 この監督は多くの登場人物を実に手際よく捌き、細かいカットの積み重ねからモザイクのように核心が見えてくるテクニックが以前から素晴らしいと思っていた。 この作品においてもその腕前は、現在の日本映画で稀有な存在だと思う。 それゆえに、社会派監督というイメージもついてしまったのかもしれないが、この監督の作品の登場人物は表層的で単純化された「キャラクター」ではなく、人間の多面性を感じさせる。 他の作品でも感じたことだが、この監督は「事件」に対してイデオロギーを語らず、あくまで、その渦中にいる人間のドラマを描いていると思う。監督自身が戦後世代なのだから今回も当然のことだと思う。 今回は天皇さえも他の登場人物と対等な描写(登場人物の中で浮いていない)で、一人の人間として描いていることは、この国の映画で初の快挙だと思う。 海外での経験に長けているこの監督独特の客観的視点があり、海外にも理解されやすいと思うし、自分を含めた戦争を知らない世代にも理解しやすい。 映画で描かれるのは緊迫感のある部分だけではなく、生活をしている人間ならば誰しもあるささいなやりとりや、外から見れば滑稽なやりとりなど、建前だけでは生きていられない人間の描写に注目する。 阿南陸相が自決前に飲酒している姿など、どんな立場の人間でも、伝聞で作られた「キャラクター」ではなく、「人間」として描かれていることに注目したい。 実際に被害を受けている民衆の描写が少ないことは、この映画の主旨では無いと思われるので自分はあまり気にならず(そういう映画は山ほどあるのでそれを見ればよい)、むしろそういう描写が少ないことで、大本営の密室性が出ていると思うし、現代に通じるこの密室性こそ危険なのだと思う。危急存亡の事態に延々議論を重ね、互いのメンツに配慮しつついちいち手順を踏んでいる描写は滑稽に感じる。 これは原発事故の際も電力会社の中で同じだったように想像できる。 また、この映画で初めて認識したのだが、時期を外せば国家が分断され朝鮮半島のようになっていたかもしれないというのは衝撃であった。(事実、北方の島は分断されている)終戦が数日遅れれば今現在の日本とは全く違った社会になっていたかもしれない。 こういう客観的視点が、過去のいわゆる戦争映画と一線を画しているように思う。[映画館(邦画)] 7点(2015-08-18 00:41:14)《改行有》

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