みんなのシネマレビュー |
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2. 二百三高地 日本の近代史を知る素材としては大変貴重だし素晴らしい。3時間余りにわたって様々なエピソードが積み重ねられた重厚な構成になっている。ただし、この時代の水準と今を比べるのは酷だが、紋切り型の人物設定にオーバーアクションな演技、取って付けたような恋物語、貧弱な音響と雑な編集、細部まで神経の行き届かない戦闘シーンなどを我慢する必要がある。本作を観て重なったのが「男達の大和」だ。撮影技術の多少の進歩はあれど、四半世紀何も新しいスタイルや思想を生み出していないということが逆にわかってしまった。[DVD(邦画)] 5点(2006-12-29 10:59:22) 3. ニコラス・ケイジの ウェザーマン 仕事ではそこそこ成功していても、家庭では何か歯車がずれていてうまく行かない、それでも進んでいかなければならない人生の辛さ、空しさみたいなものは伝わってきました。そういう部分では自分の人生に重ね合わせて共感する人も多いのではないでしょうか。ただ、最終的にデビッドには一連の出来事を通じてどんな変化が起きたのかが、どうにも薄味というか。あまりに淡々としていて遠慮がちに感じました。それから音楽がハンス・ジマーですが、いつものダイナミックな曲調とは正反対で「パンチドランク・ラブ」のジョン・ブライオンを彷彿とさせるものでした。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-27 09:46:10)(良:1票) 4. N.Y.式ハッピー・セラピー 《ネタバレ》 アダム・サンドラー、ジャック・ニコルソンとくれば外れは無いだろうとかなり期待したが、久しぶりにつまらない映画を観たなというのが正直な感想。そもそもアダムの彼女が彼の鬱屈した怒りを感じてセラピーを頼んだという落ちだが、その割には彼の怒りなんて伝わってこなかった。しかもその為にあれだけの大仕掛けをするというのもおかしな話。ギャグの舞台装置をこしらえたいが為の無理やりな理由にしか見えない。荒唐無稽なコメディでもそれなりのリアリティはあってしかるべき。ギャグも下品で全然おもしろくない。これ、英語がわかればおもしろいのかな。ジュリアーニ市長や、ヤンキーススター選手のカメオ出演もなんだかなぁ。3点(2004-11-12 17:15:49) 5. 21グラム 《ネタバレ》 迷える子羊3人が神の手の中で運命に翻弄される。いったい神は何ゆえ彼らにこのような過酷な運命をお与えになるのか。刑務所で繰り広げられる牧師とジャックの言い争いはなんとも皮肉で空しい。どんなに問い掛けても呪っても神は答えをくれないのに。クリスティーナに宿った子、家族の下へ戻るジャック、そのラストシーンでわずかな光が見えるような気もする。それでも人生は続いていくのだろう。9点(2004-11-11 23:46:56) 6. 28日後... 「ゾンビ」を見てるからなあ。どうしても似た設定だと比べてしまう。6点(2004-04-08 08:21:54) 7. ニューヨーク1997 スーパーB級SF!8点(2003-12-12 15:50:57) 8. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 こういうセンチな感覚って日本人ならすんなり受け入れられたのだが、欧州人にも通じるものだったのかというのが、最初の印象。この映画には悪人がひとりも出てこない。皆それぞれの小さな人生を精一杯生きている。観た後ちょっと切なくて嬉しくなる作品です。8点(2003-12-12 15:50:38) 9. 日本沈没(1973) 脚本に無理がありすぎるよな・・・物語の進行に気をとられたのか、登場人物の心情が雑に描かれすぎ。特撮も当時としては水準か。まあ2時間で収まる話じゃないけど。同じ日本沈没ならテレビシリーズのほうが面白かったです。 <<追記>>ああっこれ橋本忍氏が脚本なのか・・・[地上波(吹替)] 5点(2003-12-12 15:49:12) 10. ニック・オブ・タイム わわわわ・・評判悪いなあ。これ、WOWOWかなんかでやってたのを、ほんとに偶然何の予備知識もなしに観たんですよ。結局最後まで観てしまって、かなりハラハラさせられましたね。面白かったです。でもあとでよく考えてみると、素人にそこまでしてやらせる理由ってかなり希薄というか、無理がありますよね。でも初見ではそこまで気が回らなかった(いや、頭の片隅に疑問符はついてたかも)、勢いで最後まで見せられてしまったなと。なので、初回の印象を大事にして8点献上致します。8点(2003-12-12 15:48:51) 11. 2010年 何がダメかって、折角2001年で無音の宇宙にしたのに、なんでスターウォーズばりに音入れちゃうのさ6点(2003-12-12 15:48:32) 12. 2001年宇宙の旅 1968年の時点でここまでの映像が作られたこと自体驚異という他無い。今観ても全く遜色ないではないか。同時代の宇宙SFを見よ。宇宙の書き割りの前を糸で吊った宇宙船が花火を吐き出しながら飛んでいた時代なのだ。キューブリックはもちろんだが、特技監督のダグラス・トランブルに拍手を送りたい。ひとつ残念だったのは、ステーションから見る地球の大気の層が無かったこと。ま、些末な事ではあるが。10点(2003-12-12 15:48:05) 13. ニキータ ベッソンの暴力描写って凶暴、冷酷、スタイリッシュ。ハリウッドの予定調和な暴力とは異質。役者もクセ者揃いでした。ただ、結構重いので、何度も観たい気にはならないかな。9点(2003-12-12 15:47:46)
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