|
1. NY検事局
派手なのは序盤だけで、あとはずっと静かに進行します。中盤で多少の含みを持たせつつあっさり裁判が終わり、さあこれからどうするんだろうと思っていたら、なるほどそういう展開かと。たしかに地味だし、汚職警官云々の話にもカタルシスはありませんが、それなりに面白いんじゃないでしょうか。今風に言えばプライオリティの問題というか、きれいごとだけでは済まないというか、清濁併せ呑む覚悟が必要というか。これはどんな仕事にも当てはまることでしょう。
最後のアンディ・ガルシアの講義も、なかなかカッコよかった。〝仕留めろ〟だそうですよ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-08 23:34:20)《改行有》
2. ニック・オブ・タイム
《ネタバレ》 「ER」をはじめ、グッと耐える役どころの多い印象のグロリア・ルーベン。この作品では颯爽としたキャリア・ウーマンとして活躍するのかと思いきや、あまりにもあっさりと退場してしまいました。残念。私にとってその後のストーリーは、もうどうでもいい感じ。どう転んでも結果は見えているし。[CS・衛星(吹替)] 3点(2019-12-19 00:56:56)
3. ニキータ
《ネタバレ》 さすが、ハラハラドキドキがいい感じ。あまりにもあっさり終わるのも、好感が持てます。
しかし、フィクションだから別にいいのですが、かなり無理のある展開でした。なぜ政府(警察?)はジャンキーをスナイパーに育てる必要があったのか? マルコはいつ、どうやってニキータの過去を知ったのか? そして何より、もしニキータが裏切ったら、例えば司令電話を録音して週刊誌にでも垂れ込んだら、どうするつもりだったのか? セクハラで辞任・減給どころでは済まされない、大スキャンダルになると思うのですが…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-27 22:24:42)《改行有》
|