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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 日本列島 《ネタバレ》 オープニングクレジットの後景で紙の上に乗せられた蟻の集団が映し出されるんですが、その紙の端から火の手が上がり、蟻の集団にジワジワと迫りくるんですが、さて蟻たちはどう逃げ惑うのだろうと凝視してみる だが、蟻たちは火に対して鈍感なのか、逃げ惑うことがあまりなく、一匹二匹とまるで自然の結果であるかの如く、高温接触で焼け縮まり、その姿全体が火の手に呑まれてく。結果、両端から迫りくる火の手に一匹残らず焼け尽くす。 このオープニングを見た瞬間にこの蟻たちを我ら日本人に例えて見るべしという事なのだろうか、だとしたなら、迫りくる火の手は仮想アメリカなのかという目線で見ましたが、なんや、話はかなり複雑、ロシアだドイツだ中国だ、それにも増して北朝鮮だのキューバだのベトナムだの全世界参加型の話へと突飛してしまい、残念ながら集中力下落。 だが、宇野重吉さんと、分かりやすく落ち着いたスローな展開、モノクロでありながら、色がしっかりと見易く取れる優秀な照明と未だ全く色褪せていない撮影フィルム、そこに対して敬意を評したく思えます。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-10-28 18:01:40)《改行有》 2. 日本の戦争 《ネタバレ》 日露戦争から大平洋戦争にいたる記録でかなり古めかしい映像。ただ実弾が派手に飛び交う様を記録した戦時中のドキュメンタリーなだけに かなりハードなもので生々しい。その上でこの映像に映る爆弾やらミサイルやらが特撮ではなくもちろんCGでもなく実弾なんだという事を冷静になって考えてみると末恐ろしく感じてしまう ただ必要無かったと思えてしまったのが音楽・伴奏でしたね。現実、ここに映り込みここで撃ち放たれている実弾・爆弾の一発一発がその見えない先で確実に複数の人間を死亡させている事などを考えるとそれはそれで相当末恐ろしく感じてしまうわけだし、そしてさらにあのキノコ雲、だからしてここにエンターテイメント性など要らなく感じた。初っ端の軍艦マーチには相当面食らってしまった。1963年当時の日本人先輩の皆々様方はこのような形で演出された戦争記録映画を一体どのような心境で見つめられていたのだろうか そこが気になるとこであったりいたします。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-11-02 23:59:11) 3. 日本のいちばん長い日(1967) 何について触れるべきか。正直、難しいとこですね。さしあたって、陸軍大臣を演ずる三船敏郎、鈴木内閣総理大臣を演じる 笠智衆さん この御二方の貫禄、演技魂によって 内容に値する重みが ずんと増してる事は間違いありませんね。その他、横浜警備隊長の天本英世さん、記憶に残る演技です。 あと、どうでもいい事ではありましょうが、外来語をあまり取り入れていない時代にあって、 マイクはマイクなん だ・・ と思ってしまった。あとラジオもラジオ。気になった ^^; 記憶の上でカタカナ発言及びカタカナ混じりの台詞は、ポツダム宣言、ミッドウェー海戦敗北、その他、国名にてイギリス、アメリカ、ソ連、と数えるほどしかなかったのですが。 しかしながらというか、なんちゅうか、意外なところで出てきたんが、その・・、マイクなのでした だからナニって言われてしまえばそれまでなんですが。 とにかく気になってしまったんです マイクという単語。[DVD(邦画)] 9点(2010-02-02 23:58:20)《改行有》 4. 2000人の狂人 2000人っつっても実際のところは4~50人なわけでして、つまりは4~50人の狂人ってところでしょうか、しかし実際のところは本当に狂人らしかったのは村長も含めてせいぜい4~5人だったわけでして ほんとのところは4~5人の狂人ってところでしょうか、以上。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-12 22:04:09)《改行有》 5. 2001年宇宙の旅 いろんな解釈を出来る事は素晴らしいと思うのだが、私だったら何も、答えが無いものには時間をかけたくない。追求したくない。それよりもっと自分なりに楽しめる映画の世界へと。1点(2004-02-03 13:28:48)(良:2票)
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