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1. 21グラム
誰にでも起こりうる話を重厚で巧みな演出で社会派芸術作品に纏め上げています。単純な善悪ではなく、それぞれの立場での正義・哀しみ・葛藤を抱えながら人生は続いていくというテーマを、鑑賞後深く感じ入ることが出来ました。メイキングにおいて、「人生の夢と希望を見直すことのできる映画」と謳っているが、それだけではなく同じくらいに人生の無常感を見つめなおすことができる。ある意味そもこと自体も表裏一体の悟りを投げかけています。ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロの存在感と演技は圧巻でした。キャラクターの感情移入という点においては、2人に比べてショーン・ペンは地味であいまいな立ち位置だったかもしれない。それについても、自分の限られた余命にもがくどうしようもない虚無感を表現していると捉えれば納得できる。[DVD(字幕)] 8点(2012-02-20 01:10:32)
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