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1.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》  地球最後の日でも大切な人が一緒なら怖くない  第二章から失恋までは面白かった。上野樹理の芝居はうまいと思う。主人公を押した後の所在なげにしてる仕草が好きだ。歩道橋での激昂から屋上での会話までの流れがこの映画の中で一番いいシーンだと思うし、映画の核だと思う。激昂した理由は、その時それぞれが抱えているものが違ったから。あおいは自ら選んだ渡米という不安を抱えていた。対して智也はちゃらんぽらんで何も抱えていなかった。酔っていた智也にすればなんでもない一言だったんだと思う。しかし切羽詰まったあおいにとっては密かに心待ちにしていた重い一言だった。このとき彼女は揺れた。が、切迫していない智也は失言を重ねた。彼女は失望し、激昂した。  屋上で彼女は渡米するのは失恋したから日本にはいたくないと告白する。この理由は後付である。「その人にそばにいろといわれれば全部放り出してずっとそばにいると思う」彼女は言った。日本にいろ、という智也は誰に失恋したのかと、問う。「いいたくない」「日本にいればいいじゃん」「…日本なんだ。そばじゃないんだ。」意を決した彼女の言葉に、智也はその真意に気付く。動揺し、困惑する。顔を背けた彼の返答は拒絶だった。「会社辞めようと思ってたんだけど、俺頑張るよ。だからお前も頑張れ」彼は暗に渡米を勧めた。彼女は顔をしかめ涙をこらえる。ここが一番好きだ。解説するとあおいは勝手だ。自分で切迫する状況を創り、彼に重い選択を委ねた。重い責任を背負う準備もない彼は避けた。あおいも智也も不器用すぎる。人間なんてどこまでいったって未熟なんだよ。未熟な人間の象徴としてこの二人は描かれていて、この映画は未熟な人間の失恋物語なんだと考えている。だから物語はここで終結する。この後、虹と声を届け、フィルムを映し、終章へと繋がる。それらはエピローグに過ぎない。飛行機事故も映画的な演出で主題とは関係ない。   地球最後の日でも、大切な人が一緒なら怖くない これは現実となる。 ただ、フィルムの夢では大切な人がそばにいたが、現実には{地球最後の日に}智也はあおいの手の中にしかいなかった。そう考えると、とてつもなく悲しい。だから智也は泣いた。そばにいてやれなかったから、行ってやることすらできなかったから(かなの懇願を断った)。それはいささか現実的ではない、フィルムや夢の中で流される涙だ。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-12 18:13:21)(良:1票) 《改行有》

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