|
1. 2012(2009)
《ネタバレ》 さすがに映像はすごい。
この大迫力の映像だけのためだけでも映画館のスクリーンと、音響でみる価値はある。
きっと映画通の人は最初からストーリーなんか期待していないだろうし、
映画通でない人も娯楽作として十分楽しめるのではないだろうか?と思ったのだが、
でも、やっぱり後半の展開がイマイチなのは否めない。
主人公グループがいつも都合よくピンチを切り抜けるのは想定内だが、
無辜の民が何の救いも無く災害で命を落とし、一部の特権階級と金持ちだけが
最終的優遇されるというストーリーはいかがなものかと・・・。
一般の人々は大津波にあってほぼ全滅という状況なので、
同じ立場であろう大多数の観客にとっては箱舟でのドタバタはもう人事でしかない。
それでいて、最後まで人のために協力するのが人間みたいなことを言われても
説得力がないですから。
ノアの箱舟では「神に従う無垢な人」が選ばれた訳だが、この映画はそれを全否定しているとも言える。
まぁ、この手の映画にストーリーを求めるのも無理な話だとは思いつつも
後半はあんまりな話だなぁと思えてしまうのは、やはり駄作なんだろうな。
[映画館(字幕)] 6点(2009-11-25 03:59:45)《改行有》
2. 20世紀少年
《ネタバレ》 原作未読。S・キングの小説にありそうな内容で、少年時代の友人が大人になってから少年時代の出来事がきっかけで再会、結束し、悪と退治する内容。前半は常盤貴子登場までダラダラと平坦な展開。少年時代は全てセピア色で表現し、1969年当時の懐かしアイテムを小ネタに出してくるのだが、これは今の若い世代には今一解らないだろう。
中盤にさしかかり、コンビニが焼けたあたりからやっと話が加速して行くのだが、ケンヂが「友達」と命をかけてまで対峙する動機付けがあまり理解できず、また、前半では同級生のことなどほとんど覚えておらず、軽薄そうだったケンヂが急に仲間思いになってしまったり薄っぺらい内容。クライマックスも一見派手に見えるが、無防備な警官や陸自の歩兵は登場しても、戦車や戦闘機等の出撃は無く盛り上がりに欠ける。
それにしても無駄に芸人出したり、変な間のギャグを入れるのそろそろ止めてくれませんかかね?[映画館(邦画)] 3点(2008-09-02 01:47:05)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 3 | 12.50% |
|
4 | 6 | 25.00% |
|
5 | 2 | 8.33% |
|
6 | 4 | 16.67% |
|
7 | 6 | 25.00% |
|
8 | 2 | 8.33% |
|
9 | 1 | 4.17% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|