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1.  二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 嗚呼高峰秀子、高峰秀子! どれだけ涙を絞り取るつもりなのか。例えば大阪に奉公に出された筈のかつての教え子松江に、修学旅行先の高松の丼飯屋で偶然にも再会した大石先生。積もる話もあるのだろうに、店の女主人の浪花千栄子(上手い!)の手前、ほんの挨拶しか出来ずに後ろ髪を引かれる思いで店を出る先生。離れた場所で俯きながら佇んでいた松江は、咄嗟にか意を決してか直ぐに追いかける。しかし通りで、嘗ては一緒に机を並べた、本当なら今日も一緒に旅行しているはずのクラスメートが、屈託なくはしゃぎながら先生を囲んでいるのを路地から見つけた松江。どうして顔見せが出来よう。流れる涙を必死に拭う松江とかつてクラスメートのはしゃぐ声との対比! これに泣かぬ者があろうか。 終戦後、先生の末っ子の一人娘が柿の木から落ちて死ぬ。二人の息子と墓参りをする大石先生の台詞「お腹をすかした小さい子供が柿の木に登って何の罪がありましょうか。お腹すいていたんだね。青い柿握って・・・」嗚呼、この時の高峰秀子の表情、台詞回しの、優しさに満ちた母性がこぼれんばかりの美しさよ。これに泣かぬ者があろうか。 日本的情緒、優しさに満ちた叙情性を完璧に表現した高峰秀子に感嘆する。 「何もしてあげられないけど、一緒に泣いてあげる」貧しさや、戦争や、病気や、挫折に遭遇したとき、涙を流すことで癒し、慰めてくれる母親や教師が今どれだけいるだろうか。又それをこれだけの演技で表現できる女優がいるだろうか。 高峰秀子はフィルムの中で永遠に輝き、生き続けるだろう。日本国民必見の作品。[DVD(邦画)] 9点(2011-01-22 02:09:19)(良:2票) 《改行有》

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