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プロフィール |
コメント数 |
2254 |
性別 |
男性 |
年齢 |
77歳 |
自己紹介 |
団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?
1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。
ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。 |
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1. にんじん(1932)
子どもの頃読んだ小説(絵本?) その時は子どもの目線でしか見ることができなかったが、今見るとどうしてこのような家族になったのかわかるような気がする。外での仕事ばかり一生懸命で家庭に無関心になった父親、思い通りに成長しなかった子どもに愛情を注げなくなった母親、親の顔色を伺って育った子どもたち、それぞれがどこにもあるようなどこの家庭でも起こりうるようなことだと思う。子役がすばらしかったし、幼い少女マチルドが出てきたときは「禁じられた遊び」を思い出してしまった。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-06 21:30:48)
2. ニノチカ
コチコチ頭の女性軍曹のニノチカにまずびっくり、レオンと会って大笑いをするのにまたびっくり、そしてその後の変わりっぷりにまたまたびっくりさせられた。ストーリーもおもしろく資本主義国では良い映画だろう。だけどソ連では上映禁止になるのももっともだ。映画はお互いの国の良さを認め合うものであってほしい。[DVD(字幕)] 5点(2014-06-22 07:15:28)
3. 人情紙風船
《ネタバレ》 長屋での首つりに始まり心中で終わる「人情紙風船」、昔ビデオで見たときはさほど良さが感じられなかったが、改めてDVDで見ると、これほどまでの名作であったのかと痛烈に感じられずにいられなかった。
この映画は天才と呼ばれた山中貞雄監督の遺作として名高い。わずか28歳にしてこれだけの作品を撮り、封切りを見ることなく戦地に赴き病死したという。映画には一分の隙や無駄がなく(映画の途中は音楽すらない)、90分足らずの映像ですべてを見せてくれる。
その最たるものがラストシーン、水に落ちた紙風船がただ流れて行くだけ・・・、それだけで十分である。映画に元々説明は不要なのだ。[ビデオ(邦画)] 10点(2011-04-15 10:52:03)《改行有》
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