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プロフィール |
コメント数 |
92 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
深作、デパルマ、タランティーノ、ビリーワイルダーがお気に入りです。 |
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1. 日本のいちばん長い日(1967)
《ネタバレ》 この映画は凄い。熱量というかエネルギーが半端ない。
映画のルックは重厚、濃厚。軽ーい感じの登場人物は一人もいない。
恥ずかしながら、玉音放送の強制阻止事件、クーデター未遂事件が、誰もが知っている終戦記念日に起こっていたとは知らなかった。
戦争当時を知っている岡本監督が描いた二日間、実際にこのような混乱の状況であったんだろうと思えるのも、演出力の賜物に違いない。
天皇の終戦詔勅が録音されたテープの捜索シーンは、結末を知っていても手に汗握る。
しかし、尊重すべき天皇の意向を踏みつぶすような行動をした将校たちの真意というのはいったいどういうものだったのだろうか。統帥権というものの悪用の典型なのだろうか。
二二六事件の際も昭和天皇は激怒したというが、彼らははたして国の為だけを思い行動していたのか。
当時の日本人、とりわけ軍の中枢にいて戦局を動かしていた人々の、考えかた、価値観、行動基準、さらには国を思う気持ちがどれほどであったのか、今の日本人は考えても考えすぎることはないのではないか。[CS・衛星(邦画)] 10点(2012-04-28 01:17:05)《改行有》
2. 二百三高地
旅順攻撃を題材にした作品は映画ドラマと数あれど、本作は乃木大将の描き方が最も魅力的に感じられた。
親の顔、現場総責任者の顔、一武人としての顔を含有した実に魅力的な人物として自分には写った。
仲代達也は、ほんとにいろいろな役を演じ分ける凄い役者だなーと思う。
その点、三船敏郎は何の役をやっても、全部オーラ出まくりの三船敏郎。
さすがに、明治天皇役でもそのまま三船敏郎なのにはびっくりした笑。大好きだけど。
誰かも書いていたが、インターミッション直前の歌詞だけを延々と映す珍シーンには、正直苦笑い・・・[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-26 00:36:26)《改行有》
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