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1. ニンジャバットマン
《ネタバレ》 開始早々アーカムアサイラムは時空転移装置とかなんとかで丸ごとタイムリープ!時は戦国!大体の連中はバットマンより一足早くこの地に馴染んでる。
そして始まるのは恒例のバットマンvsジョーカー!
…そんなストーリーにはあまり惹かれなったけれどアニメを製作するのがあの「神風動画」なら話は別だ。あのアニメ版ジョジョで濃すぎるオープニングを作った連中が作り出す長編アニメは劇場で見なきゃ損だ!
そして仕上がったものは終始ハイテンションであらゆる日本的な要素をぶち込み、闇鍋の如くチャンポンした、カッコいいけどかなりヘンテコなバットマンだった。おもちゃ箱をひっくり返したような展開がノリと勢いで爆走し、リアリティそっちのけで派手さを取った演出にビックリ。それでもバットマンになってるから不思議だ。そしてキャットウーマンもハーレイも可愛い。
見所はバッドモービルからのジョーカーの城への突撃。次々と変化して行く装備にビックリ。そしてクライマックスのジョーカーとの迫力の一騎打ち。そこからのニンジャバットマンとして覚醒!(理屈は知らん!)これが現代日本最高クオリティのアニメーションよ!と言わんばかりの迫力!さすが天下の神風動画!妥協は死!
そして並ぶ声優達はとにかく豪華!名だたる名優の数々にビックリ。しかも子安はゴリラだ!
全体的に満足ですがまぁ一言あるとしたら中盤のアニメパートのナイトウィングの暴力描写がちょっとキツいのが苦手でした。
そんなこんなで日本製の超密度トンデモクオリティの超展開トンデモバットマン。濃密すぎる85分を堪能できました。凄いぞ!
[映画館(邦画)] 7点(2018-06-20 00:01:56)(良:1票) 《改行有》
2. ニード・フォー・スピード
《ネタバレ》 「どうせワイルドスピードと似たような作品だろう…。」と思うとこれが大違い。友情と車でニューヨークからカリフォルニアまで行くロードムービーでした。
最近のレースゲームに良くあるEDM的な音楽も控えめ、レース時は響き渡るエンジン音がその代わりを務めます。カッコいいというより素直に「頑張れ!」と思う演出が光ります。それでいて原作ゲームおなじみのストリートレースから警察とのカーチェイス、アウトローな連中とのマッドマックス的バトルまで二時間詰め込みまくりで盛りだくさん。しかも恐ろしいと思うくらい息の詰まるレースに圧倒されっぱなし。クラッシュも結構エグい感じにボロボロになるのでビビりました。ラストのスーパーカーが次々と廃車になって行くシーンは言葉になりません。警察も容赦ないです。
若干その長さにダレてしまう所や、先が見えてしまう所もありましたが、「映画館で見れば良かった…。」と素直に後悔する、丁寧に作られた良い作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-03-04 09:20:38)《改行有》
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