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1. ネバーセイ・ネバーアゲイン
番外編だそうですが、それなりに楽しめました。やたら大仰なストーリー展開、どんな状況でも万能な007など、そろそろ見飽きた感もありますが、「水戸黄門」的にそういう定番を安心しつつ楽しむのが、このシリーズの醍醐味なのでしょう。
見せ場はやはり、ローワン・アトキンソンかなと。この出演が後の傑作「ジョニー・イングリッシュ」の起点になったのかなと思うと(実際はどうか知りませんが)、感慨深いものがあります。というわけで、そろそろ「ジョニー・イングリッシュ」の新作を見たいなと気づかせてくれたという意味で、なかなかいい作品でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-15 02:41:44)《改行有》
2. ネイビーシールズ(2012)
ふつうの映画は役者がさまざまな専門職を演じるわけですが、この作品は専門職が役者をやるという逆転の発想らしい。しかし特に大根という感じもなく、むしろアクションはプロそのもの。またストーリーもありきたりとはいえ似たようなレベルの映画は多々あります。では役者とは何なのか、桁違いに高いギャラを支払う理由はどこにあるのか、ちょっと興味を覚えました。それはちょうど、ユーチューバーがテレビのバラエティ番組を凌駕しつつある現状と似ているかもしれません。
それはともかく、軍隊の活躍を無邪気に礼賛できる国はいいですね(イヤミではなく)。そのたびに噛ませ犬として登場し、さんざんな描き方をされる「イスラム」や「テロ組織」や「メキシコ」、ときどき「アジア人」が少々気の毒でもありますが。[インターネット(字幕)] 4点(2020-03-30 02:55:25)《改行有》
3. 眠れぬ夜のために
フュージョンなBGMといい、やたらとデカいアメ車といい、いかにも80年代の作品。途中からシーンが次々と変わり、登場人物がいろいろ出てきてゴチャついていますが、まあそれなりに楽しめました。それにしても容赦なくバンバン殺すものです。不況にあえぐ当時の世相を反映していたのでしょうか。
デビッド・ボウイの端役ぶりに驚きましたが、この作品が「ザ・フライ」より古いことにも驚き。ジェフ・ゴールドブラムって「ハエ男」で一躍世に出たイメージが強かったのですが、それ以前から主役級の役者だったのかと。それからミシェル・ファイファーがこんなに美人だったとは知りませんでした。こちらは常に「オバサン」のイメージが強かったので。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-14 01:23:40)《改行有》
4. ネットワーク
《ネタバレ》 大物役者揃い踏みによるブラック・ジョーク作品という感じ。やや冗長か。かなり昔に見た「トゥルーマン・ショー」を思い出しました。しかし70年代ならいざ知らず、今のテレビを前提にすると、ずいぶん違和感があります。キャスターと呼ばれる人が生半可な知識で何をわめこうがほざこうが、あるいはリアルタイムで射殺されようが、視聴者は「『怖いね』と言ってディナーを続ける」(「ホテル・ルワンダ」より)だけでしょう。それもテレビ画面ではなく、誰かがupしたYoutubeの画面を見ながら。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-24 18:13:00)
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