|
1. ノー・マンズ・ランド(2001)
迫力ある戦闘シーンが売り物の昨今のハリウッド製戦場映画とはがらりと趣の違う作品。むしろ戦闘シーンなどは皆無で、しかも決して反戦を声高に叫んでいないにも拘わらず、そのメッセージ性は強烈で、言わんとするところは十分理解するに足り得るものがある。一度は心を通わせかかった二人だったのに、なんとも呆気ない結末を迎えてしまうが、国家レベルでの争いも個人レベルでの諍いも所詮人間の愚かさ故、いや人間とはむしろ本来そういうものなのだと作者は言いたげだ。そして寝返りすらうてないまま、ただ地面に横たわっていなければならないという残酷で象徴的なラストに、この作品のすべてが集約されている。8点(2002-07-28 14:30:02)
2. ノートルダムの鐘
「美女と野獣」も「アラジン」も観なかったディズニー・アニメでなぜかこの作品だけに接したんですが、ストーリーにもキャラクターにもそして映像にも十分満足できました。中でも醜く描かれているはずの主人公のカジモドには、愛らしさ・いとおしさというものを感じざるをえませんでした。8点(2000-10-10 10:28:24)
3. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
あんまり期待しないで観たせいか、拾い物の一作でした。ドイツ映画っぽくなくて、むしろハリウッド映画に近い感覚で作られているせいか、テンポもノリもそしてエンディングも実にアメリカ的。8点(2000-09-30 23:19:19)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 4 | 0.44% |
|
3 | 2 | 0.22% |
|
4 | 13 | 1.44% |
|
5 | 28 | 3.10% |
|
6 | 105 | 11.63% |
|
7 | 195 | 21.59% |
|
8 | 326 | 36.10% |
|
9 | 160 | 17.72% |
|
10 | 70 | 7.75% |
|
|
|