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1. 野菊の如き君なりき(1955)
《ネタバレ》 これは男にとっては、鬼のような映画。
今、一緒にいる女性が果たして正解なのか、とかそんなことを
考えずにはいられなくなる恐ろしい映画。
この感動の涙はなにか、ずっとこの映画に涙できるのか、
そんなことを考えたら、仕事一途に生きた方が気楽だわぁとか考えてしまう(笑)
まぁでも木下映画は泣けるよね。
素敵な台詞があった。
恋する少年の気持ち「民さんを想うと神さまに抱かれて雲に乗ったようだ」
二人の悲恋を予言したおばあちゃんの台詞
「一番幸せだったことは、おじいさんと一緒になってよかったこと」
泣けます・・
p.s.あんな小さな子があんなストレートなラブレターを書くとは思えない(汗)[ビデオ(邦画)] 9点(2022-01-11 02:07:08)《改行有》
2. 暖簾
《ネタバレ》 川島雄三にぞっこんである。飽きさせない話のテンポ、きれいな絵作り、人情の機微をきれいに織り込んだセリフの妙。そして観終わった後には、何やら人に優しくなってしまう、そんな映画である。最近、何本か続けて観たが、こんな監督が日本にいたのか!という気持ちである。もっともっと観たい。どんどんDVD化してほしい。[DVD(邦画)] 7点(2014-03-03 08:32:33)
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