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1. ノルウェイの森
《ネタバレ》 原作が出たのが17歳の時でした。その年に初めて読んで感銘を受け、今まで何十回と読み返した一番好きな小説です。頭の中には自分バージョンのノルウェイの森が住み着いているのです。映画化は嬉しかったものの、余りにも思い入れが強いこともあり、おそるおそる映画館に足を運びました。結果はほとんどが失望に終わりました。菊地凛子の直子は透明感なくごつい感じで、これならワタナベはわざわざ遠い阿美寮まで行かないで、ずっと緑と一緒にいればいいじゃないか、と思ってしまいました。その時点でこの物語の核である微妙なバランスが崩れてしまい、物語へ感情移入することができなくなりました。ただ唯一よかったのがハツミさんのレストランのシーンで、そこだけは自分の想像を超える素晴らしいできでした。そこに2点を入れます。
[映画館(邦画)] 2点(2010-12-14 01:11:50)《改行有》
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