みんなのシネマレビュー
かたゆきさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1885
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ノクターナル・アニマルズ 《ネタバレ》 現代美術家として成功を収め、実業家として名を馳せた夫と何不自由ない生活を送ってきたスーザン。ある日、そんな彼女の元に一冊の本が届く。タイトルは『夜の獣たち』。作者の名を見て彼女は思わず息を呑んでしまう。その名は二十年前に破局を迎えたきり、ほとんど音沙汰のなかった元夫エドワード・シェフィールドだったのだ。資金繰りに息詰まっている今の夫を出張へと送り出したスーザンはソファに横たわり、その元夫が書いたという本に目を通してゆく――。物語はその後、彼女の現実世界と小説内のフィクションの世界、そしてスーザンが二十年前に作者である元夫と過ごした若き日々を複雑に行き交いながら、暴力と不条理に満ちたミステリアスで濃厚な世界を形作ってゆく。劇中劇として語られる小説の世界は、テキサスの夜の路上で偶然出会ってしまった荒くれ者たちによって妻子を凌辱される一人の男の物語。そして二十年前の若き日のスーザンと元夫との物語は、情熱的な恋に落ちた二人が悲劇的な結末を迎えるまでを描いている。ポイントは、この小説の主人公とスーザンの元夫役を同じ、ジェイク・ギレンホールが演じているところ。本来は何の関係もないはずの二人が、主人公であるスーザンの想像の中では同一人物と認識されることで、この元夫の本書を書いた意図が透けて見えてくるという非常に高度で深い心理劇を形成することに成功している。とても考え抜かれた優れた脚本であると言えるだろう。また、人生の曲がり角を迎えた中年女性を演じたエイミー・アダムス、凄みのある犯罪者をリアルに演じたアーロン・テイラー・ジョンソンもこの作品の不穏に満ちた空気を醸成させることに貢献している。特に癌に犯された刑事役を演じたマイケル・シャノンの存在感は際立っていた。果たして、このような小説を書きさらには二十年も前に別れた元妻へと送り届けた、この元夫の真の意図とはなんであったのか。復讐?懺悔?未練?そして最後に彼が取った行動の本当の意味とはまで、見る人それぞれにいかようにも解釈できる、とても優れた心理ドラマの秀作であった。[DVD(字幕)] 7点(2018-12-30 00:04:48)(良:1票)

2.  ノック・ノック 《ネタバレ》 愛する家族とともに順風満帆な生活を送っていたエンジニア、エヴァン。ある静かな夜、彼の家に雨でずぶ濡れになった二人の若い女の子が訪ねてくる。「あたしたち、どうやら道に迷ったみたいなの。すぐに出ていくので電話を貸してくれません?」。妻や子供は泊りがけで出かけていて帰ってくるのは二日後の朝だ。そう、家には自分一人しか居ない。多少の下心もあって、エヴァンは思わず彼女たちを家へと招き入れる。すると、彼女たちは明らかに思わせぶりな言動でエヴァンを翻弄し始めるのだった。当初は断り続けていた彼もとうとう理性の壁が崩れ、思わず男一人女二人のセックスへと雪崩れ込む。だが、彼はまだ知らなかった。そこから悪夢のようなゲームが開始されたことを――。悪魔の如き二人の訪問者によって巻き起こされるとある男の地獄のような二日間をノンストップで描いたサスペンス・スリラー。キアヌ・リーヴス主演ということで今回鑑賞してみたのですが、まあこの題材だけで最後まで突っ走ったところはなかなか潔いと思います。けっこうどぎついエロ&暴力描写が延々と続くのに最後までそこそこ観ていられるのは監督のセンスがなせる業なんでしょう。とはいえ一本の映画として観れば、さすがに脚本に捻りがなさすぎます!普通プロが創った映画って、こういう単純なストーリーでも最後は観客を唸らせるような一捻りをくわえてくるものなのに(優れた脚本家ならさらに二つも三つもひねってきて観客を圧倒させるものです!)、なんなんですか、このテキトーに考えたようなぬるいストーリーは。「そんなモン知らねーよ。とにかく客はエロと刺激がありゃ満足なんだろ!」とでも言わんばかりの監督の開き直りっぷりが僕はとにかく不愉快千万でした。そして、胸糞悪いだけの悪趣味なあのラストなんてもう…。女の子二人組のなかなか男のツボを心得たエロっぷり(僕もこの二人と3Pしてみたい!笑)に+1点。[DVD(字幕)] 4点(2017-03-21 23:31:50)

3.  ノア 約束の舟 《ネタバレ》 ダーレン・アロノフスキー監督が巨額の予算を投入して描き出す、旧約聖書中のノアの箱舟の物語を元にした壮大なるスペクタクル巨編。現代ハリウッドの第一線で活躍する監督たちの中でも、僕がその次作を心待ちにする数少ない傑出した才能の持ち主であるアロノフスキー監督。彼のそんな待望の最新作なのですが、これがこれまでの素晴らしいフィルモグラフィーの中で僕が唯一「これはさすがに失敗作やろ~」と言わざるをえない『ファウンテン』という作品を髣髴とさせる問題作でありました。うーん、確かに唯一無二の壮大なる世界観や哲学的で難解なストーリーなどはまぁある一定の水準に達してはいるのだけど、観終わってすぐの率直な感想は、「とはいえ、さして面白くはないよね、これ」でした。旧約聖書はずっと昔に所謂「モーセ五書」だけは読んだのだけど、ノアの箱舟ってこんな話でしたっけ?なんだか神の意思なら我が子をも殺すアブラハム(確かそんな名前だったと思うけど自信なしッッ)の物語とごちゃ混ぜにしているような印象が?まあ、そんなことはどうでもよくなるくらい映画としてみれば普通に退屈でした。特に、画的にも地味な前半1時間はまだ箱舟出来ていないのに、僕の意識が睡魔という名の荒波に漕ぎ出しそうになっちゃったし(ZzzZzz…)。大洪水が起きてからの後半はちょっぴり盛り返したものの、その結末があらかじめ分かっている展開にやはりのめり込めず…。監督、世間では失敗作と評される『ファウンテン』のリベンジをしたかったのかも知れないけど、完全に返り討ちでしたね、これ。うーん、こういうのはこれでもう終わりにして、次は『レスラー』や『ブラックスワン』といった、人間の心の闇や弱さを鮮やかに照射してみせる傑作をまた撮っちゃってください!期待して待ってるよ~ん☆追記・この後、監督はやはり聖書をテーマとした問題作『マザー!』を撮って無事撃沈(笑)。世間からどれだけ悪評を得ようとそれでもやりたいんだったら、僕はもう止めません……。[DVD(字幕)] 5点(2014-12-11 19:52:35)

4.  ノルウェイの森 《ネタバレ》 あぁ、やっぱりこうなっちゃうんですよね~。この日本人なら誰もが知ってる世界的ベストセラーで映画化したら一定の興行収入が確実に見込めるはずなのに、日本人映画監督が誰も手を出さなかったのはこうなるのが分かってたからだろうね。村上春樹の、あの気取った主人公とオシャレな会話文は小説のなかだから成立する世界観なのであって、これをそのまま映像化しちゃったら、もう見てられないくらい気取った気持ち悪い主人公になっちゃうという典型的な例。監督は、ベトナム系フランス人らしいからこういう日本語的微妙なニュアンスとかあまり分からなかったんだろうなー。やっぱり、村上作品は映像化に不向きってことが改めて分かりました。それに、「人間は皆、いずれ死ぬために生きている。愛したり愛されたりという人の想いもいつかは記憶という暗い井戸の底で朽ち果てて消滅してしまう。そんな残酷な現実の前に打ち震える恋人たち」という、原作の切ないテーマも巧く映像化できていたとは到底言い難かったです。あと、療養所で主人公が直子に手で抜いてもらう原作でも白眉といえる美しいシーンは、やっぱり原作通り草原のなかで二人で横たわった姿で描いて欲しかった。というわけで、原作ファンとしてはいろいろと不満の残る作品でありました。生きることの切なさから次第に狂気へと捉われるヒロイン、直子を演じた菊池凛子はまさにはまり役でなかなか良かったけどね。[DVD(字幕)] 4点(2013-04-24 20:20:20)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS