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1. オーストラリア(2008)
《ネタバレ》 予定調和な映画なんだろうな~と思いつつ、予告編を見てニコマンさんの活躍や、壮大そうなロケに期待を寄せ、見に行きました。
レディースディだったので映画館は女性でいっぱい。最後は、あちこちで泣いてる人も。私の感想は...
「ハーレクインロマンス」が好きな人にはとっても楽しめる映画かなぁ~。
都合よすぎるストーリーと、流れに従って都合よく動く人物たち。
前後の思考や、感情は???
スクリーン映えする絵をたくさん撮っていて、それをちりばめた予告編を見るとつい期待してしまうんですが、絵と絵をつなぐ物語があまりにも大味すぎて...それもまたオーストラリア風なんですかね。
本編より予告編の方が断然よかったという印象です。
ヒュー・ジャックマン、いい俳優なのに単なるセクシー俳優の役どころでとても残念。あとちょっと、体鍛えすぎじゃない?劇中、「カメになって~」っていうシーンがあるんですが、ホントにミュータントタートルズみたいな感じでした。
ニコマンさんは、とってもカワイイけど、やっぱり線が細い、声が細い...人形のようなかよわい貴婦人が、堂々たるオーストラリアの農場の女主人になったという変化をあまり感じられなかったです。95年の「誘う女」が彼女の出色じゃないかなぁ。
なぜか微妙に&常にニコマンさんの目が充血してたのも気になりました。
アボリジニの二人は最高!でした。最近、映画見ててこんなに存在感のある俳優っていただろうかと思います。それぞれ、壮大なオーストラリアの自然とマッチしたシーンや、ファンタジックなシーンが素晴らしかった!目ヂカラも凄かったです。
でも、それも同じようなシーンを繰り返しやるのには閉口しました。。。
日本軍のダーウィン攻撃は史実に基づくのでしょうが、ご都合主義的な物語を動かすコマとして気軽に描くことなのか、あまり良い感じではありませんでした。[映画館(字幕)] 2点(2009-04-30 18:39:18)《改行有》
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