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81.  男はつらいよ 寅次郎の休日 《ネタバレ》 山田監督という人は、中年以上とか老人とかを描かせると天才である反面、若者に関してはまるで陳腐な描写しかできないのだが、そのことがよく分かってしまう作品。吉岡君の演技力の低さも足を引っ張っているが、さくらと博も、「夫婦」とか「姪(妹)とその夫」とかだと何をやっても面白いのに、「満男の両親」の立場になった瞬間に、つまらなくなる。●中盤で夏木マリが登場してやっとまともな作品の雰囲気になってきますし、サブが寺尾聰に宮崎美子(ほかの作品でマドンナでも全然おかしくない)なんてのも、実に贅沢です。というか、宮崎さんは上手すぎる割に登場時間が少ないので、かえって浮いているくらいです。●夏木マリのマドンナは水商売という設定で、とすると芸者マドンナだった太地喜和子や松坂慶子の洋風版みたいなのも期待してしまいますが、寝台列車と旅館で両方とも半泥酔状態というのは、ちょっと工夫がありませんでした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-02-04 00:59:11)

82.  男はつらいよ 寅次郎心の旅路 《ネタバレ》 竹下景子が3作ぶり3回目のマドンナというのはあまりにも安直だろとか、それに伴って淡路恵子姐さんをまた引っ張り出すというのもさらに安直だろとか、寅さんをウィーンに連れてったって、何もできずに引きこもるのは目に見えているし、異文化交流的な面白さも出てこないだろ、ほらやっぱりとか、前半はほとんど面白みがありませんでした。●柄本明の関係も、あそこまでベクトルを向けたのだったら、むしろ「そのままダンス相手の姉ちゃんとうまいこといって現地に居着いちゃいました」くらいはしてほしかったと思いますが。●ただしこの作品はラスト5分に大きく救われており、いざ柴又の喧噪の中にいると「あれは夢だったのかなあ」と自分でも振り返ってしまう儚さの描写。オランダからの葉書と、それと対比される寅のいつもの街中の啖呵バイ。今までだったら、寅とマドンナが別離に終わっても、「いつかどこかの空の下で再会するかも」みたいな余韻もあったのですが、この絶望的な距離は、このマドンナとは寅は二度と会うことがないということを強烈に暗示し、切なさを増幅しています。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-22 00:44:33)

83.  男はつらいよ 柴又より愛をこめて 《ネタバレ》 確かこれ当時は、「恋愛指南や相談相手役が続いていた寅さんが、久々に自ら恋患い!」みたいな売り出し方をされていたと思いますが、改めて見てみても、何か消化不良感が残るのですね。それは、栗原小巻が落ち着きすぎていてどうも寅さんとかみ合っておらず(これは第4作もそうでしたが)、したがって寅さんがボルテージを上げるきっかけに乏しいということ以上に、そもそも作品世界の設定が単純に二十四の瞳に寄りかかりすぎというのが大きいと思う。それを揺さぶろうとしてあけみのフューチャー度を高めたのでしょうが、どうもこのあけみというキャラ、出番が増えれば増えるほど、わがままでがさつな部分ばかりが目についてしまう。田中隆三との別れのシーンなどは、最小限の言葉でいろいろな想いを表現していて、良かったんだけど。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-17 02:07:13)

84.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 《ネタバレ》 蘭ちゃんはキャンディーズでもしっかり者のお姉様リーダーだったわけなので、こういう純朴娘役にはやっぱり合わんよなあ。加えて、人と喋るのも苦手っぽい感じながら、初対面の警官にもいきなり食ってかかるなど、制作側の人格設定もどうしたかったのか分からない。さらに、元恋人との関係も脚本上上手く処理されておらず(朝帰りしてしまうってのも唐突だな~)、寅の旅立ちのあたりはグシャグシャな展開になっています。と、内容的には良いところが見当たらないのですが、これは蘭ちゃんの女優スタート時期の作品であり、その後の女優・伊藤蘭の誕生の礎となった功績は大きい。●再見して気づいたのですが、この作品って、いつもの「女性に惚れてフラれる寅さん」ではなく、「娘が彼氏とくっついたときにフラれたような気分になる父親」がやりたかったんですね。ただ、監督が手応えを感じなかったのか、以後の作品ではこの路線は影を潜めることになります。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-05 03:03:19)(良:1票)

85.  男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 《ネタバレ》 導入部ですでに、おいちゃんの病気(それもそこそこの重さっぽい)がネタになっており、そのため何か暗い雰囲気で幕を開けてしまう。で、SKDを作品世界に取り込んでしまうという野心については評価したいのだが、やはり料理しきれなかったというか、その部分だけ別世界になっている。そのため、あちこちで、ほかの作品では見ないような突っ込みすぎの台詞が目立ってしまっている。最後に寅さんが舞台を見てしまうのも無粋。あと、武田鉄矢が結局触媒役として機能していない(むしろ、僅かな出番の杉山とく子小母さんの方がよほど重みがある。ちなみに杉山さん、熊本弁も上手い。)。●ただし、キャスティングとしては、レビューショーの主役女優としての木の実ナナは的確であり、ステージ上でも照明負け・衣装負けしていない。その結果、シリーズ唯一といってもよいスポーティ筋肉質系マドンナを創出したという点においては意味があると思う。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-03 01:15:07)

86.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》 寅が赤ん坊を背負ってとらやに帰ってくる!というシーンのインパクトが撮りたいために作られた作品、といえなくもなさそうですが・・・。やっぱり、赤ちゃんが両親から捨てられて通りすがりの人に押しつけられるというのは、ネタとして重すぎかなあ。それと、八方さんはダメ父親がはまりすぎなんですが(引取のシーンの経過説明で、ちょっとだけ落語っぽい台詞回しになるのは、あれはやっぱりサービスだったのかな)、寅母のミヤコ蝶々と一緒で、(あれだけの出番でも)強烈すぎて浮いています。●今回、寅さんは、意外にあまりのめり込んでないですよね。いつもの作品だったら、病気か怪我のふりをして病院に押しかけ、そこでお医者さんも巻き込んで一幕、とか絶対にありそうなんですが。むしろ、ガード下で遠くから十朱さんを見て考え込む表情に、何ともいえない奥の深さがあります。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-07-13 01:17:30)

87.  男はつらいよ 私の寅さん 《ネタバレ》 シナリオは無難にまとまっているはずなのですが、何か突き抜けてくるものがない。なぜかと考えたら、やはり岸恵子と作品の雰囲気の噛み合わなさなんですね。この人の場合、バリバリの存在感を発しながら、周りとの衝突によって作品世界を高めていくという演技タイプだと思うのですが、このシリーズのようにある程度枠組が定まっていると、どうも何というか、別人格が演技をしているように見えてしまうのです。よって最後には、友達でいましょう云々という、このシリーズには無粋ともいえる直接的な台詞を出さざるをえなくなっています。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-30 01:01:55)

88.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 《ネタバレ》 いやー、こんなじめじめした陰気な寅さん作品があったとはねー。冒頭の雨の降り方からしてすでに陰鬱だし、旅芸人の一座とのやりとりも明るさが皆無。恒例のとらや騒動も、オチも笑いもないまま次に行ってしまう。さらに博母の葬儀関係の描写が延々と続いて、じめじめに追い打ちをかける。ラストの旅立ちも不吉な嵐の中。この変な一貫性は、何かを狙ってたのか?また、見ていて妙に尺が長いなあと思っていたらやはりそのとおりで、その長さがじめじめをさらに増幅している。●池内淳子はもともと落ち着きと風格がありすぎて、こういう純真無垢な役には合わないでしょ。喫茶店の電話のシーンなんかも、なかなか無理があります。●ただし、「逆にマドンナから迫られる形になって、そこで引いてしまう寅さん」の様式をシリーズで初めて提示した功績は大きい。この拡がりが、さらなるシリーズの発展を生み出しました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-05-28 00:09:02)

89.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 この作品の最大の功績は、ビル・パクストン先生に最後の一花を咲かせてあげたことです。一応の前置きが終わって、いよいよ本題に入ったところで、ジャーン!とばかりにアップで登場。よっ!パク先生!その後、世界的スターのトム・クルーズを、いかにも小役人的に上から目線で馬鹿にしまくる描写。よっ!パク先生!で、何か意外に出番多いな、とか、まさかこのままチームトップとして活躍を!?とか思っていたら、トムがタイムリープに突入して以降は、加速度的に出番が減っていく。挙げ句、中盤以降は、「あいつは本当に新入りなのか?」とか、「小隊はどこへ行った!」とか、何とも情けないシーンがごく一部にあるだけ。これぞまさにパク先生。この作品の3年後に彼は天に召されますが、あなたは最後まで偉大でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-22 21:13:45)

90.  男はつらいよ ぼくの伯父さん 《ネタバレ》 マドンナも世代交代で満男君が恋の主役というのは聞いていたのですが、思ったほどゴクミフューチャーが強いわけではなかった点にはほっとしました。ゴクミや檀ふみはもちろん、この作品では寅さんですら添え物でしかなく、肝はあくまでも満男君の青春成長譚、そして両親の成長。ただそれだったら、「僕は全然美しくなくて、醜いんだ!」と悶えるあたりとか、告白に失敗して「俺の馬鹿馬鹿~!」のあたりとかはもっと突っ込んで見たかった気はするけど、その辺もあっさり風味なのが、やはりこのシリーズなんだな。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-10-13 02:31:07)

91.  男はつらいよ 柴又慕情 《ネタバレ》 どうも、吉永小百合ととらやの面々はあまり演技の相性がよくないような感じで、演出も脚本も切れが悪いというか、あちこちでエンストを起こしてるんだよなあ。そもそも、いくつかの台詞で「幸薄そうな人」という表現が出てきますが、吉永さんは全然そうは見えません。この人がマドンナなのであれば、むしろ、びっくりするような王女様か令嬢タイプの人が出てきて、寅さんとのギャップを楽しむ、というパターンで見てみたいところでした。●ただし、「旅の道中でマドンナが寅と出会って変化する」→「柴又にてそれがさらに発展」という様式を初めて確立したという点では、シリーズ中重要作かもしれません。そしてそれが、「旅先では頼もしいけど家の中では頼りない」という後の寅の人格発展の起点にもなっています。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-21 01:37:34)

92.  大いなる勇者 《ネタバレ》 ショーン・ペンは、「イントゥ・ザ・ワイルド」を撮るときには、大分この作品を参考にしたのかなあ、とか楽しい想像もよぎる作品。導入部の静謐さがもたらす迫力はなかなかなのだが、話が進むほど、クロウ族との戦いに特化するような感じになって、主人公のスタートの立ち位置はどこに行ったの?と思ってしまう。最後の方で、主人公を何か伝説の存在っぽく持って行こうとしているのも、やや違和感。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-06 23:57:31)

93.  狼の挽歌 《ネタバレ》 導入部の、背景の説明一切なしのカーチェイスはなかなか。バックミラーの多用、狭い道のうねうね感がスリルを高めている。なんだけど、中盤は何となくだれてしまい、敵ボスも格好良く見えないのだが、結局これはラスト10分の鑑賞に行き着くための作品だったのだな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-04 02:36:29)

94.  大いなる西部 《ネタバレ》 ウエスタンでありながら主人公が銃を抜かず、逆に丸腰すら武器にしてしまうのは、新鮮であるとはいえる。ただ、全体に漂う教訓的というか優等生的雰囲気が、どうも逸脱性をなくしている気がして、面白みに欠けるのだな。尺ももっと短くできたと思う。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-03-25 02:07:06)

95.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 日本にもこの頃からラブコメという表現が存在したことを示すという意味において貴重な作品。ラストの一言をヒロインに言わせたいための脚本ですね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-09-25 02:28:00)

96.  王将(1948) 《ネタバレ》 前半は何が描きたいのかよく分からない感じで、主人公のキャラクターに寄りかかっているだけではないかという気がしていたのですが、関根との決戦以降はきちんと物語になっていました。本当は、将棋そのもののディテールも踏まえてほしかったのですが、さすがにそれは無理でしょうね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-08-23 00:39:18)

97.  狼よ落日を斬れ これだけ魅力的なキャスティングでありながら、どうも生かされてないんだよなあ。各登場人物がエピソードごとにその立場にはめ込まれているだけで、どういう思考や発想でその行動をとっているのか、というところまでのつくり込みがないのです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-27 23:42:42)

98.  想い出の微笑 設定からして、どんな濃厚な人間ドラマかとかなり期待したんですが・・・時間軸的なバランスも中途半端だし、各人物の心理描写もあまり浮き彫りになっていない。何となくいろんなやりとりをしているうちに終わってしまったという感じです。監督業としてこういった難易度の高い領域に挑戦したダイアン・キートンの心意気は買いたいのですが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-26 03:17:43)

99.  おとうと(1960) 《ネタバレ》 岸恵子は、芯の強さや細やかな愛情を頑張って表現していると思うのだが、全体の筋が何とも後ろ向きで暗すぎる。それならそれで現実の生活の厳しさを実感させる方向でまとめればよいと思うのだが、その辺も中途半端。結局、病気の部分のファクターによりかかってしまっている。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-25 02:34:45)

100.  オール・ザ・キングスメン(2006) ただ単に「ある人が頑張って当選しましたが、その後はダメになりました」ということをそのまんま提示されても、面白くも何ともないわけです。ショーン・ペンも勢いだけで演技してるし、ジュード・ロウは右往左往しているだけだし、ウィンスレットやホプキンスまで投入していながら、全然活用されていません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-28 00:45:31)

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