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プロフィール |
コメント数 |
176 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
DVDボックスセット売りしかされてなかった「未知への飛行」が遂に単品発売されたぞ!しかも廉価版だ!期間限定!絶対買いだ! 期間限定でオリジナル公開版が収録されているスターウォーズシリーズも発売中。「エピソードⅣ A NEW HOPE」は特別版で最も変更点が多かっただけに、オリジナル作はある意味貴重だ。82年に日本語版のみで公開された時の音声が収録されており、特にC-3POとダースベイダーの吹き替えは、今の吹き替えの声優よりも、アンソニー・ダニエルスのしゃべり口調やジェームズ・アール・ジョーンズのトーンにより近い。 |
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1. 狼男アメリカン
「狼男、水で割ったらアメリカン」。ブランデーのCMかなんかと掛けて、
映画パンフレットにもそんなイラストが描かれていた。
当時、ホラーは突き詰めるとコメディになってしまうという事に気づいていたのは、
おそらく、「死霊のはらわた」で仕掛けて「キャプテン・スーパーマーケット」で実証したサム・ライミ監督と
「ケンタッキー・フライド・ムービー」や「ブルース・ブラザース」等のコメディ作品を撮っていた
ジョン・ランディスくらいなものではないだろうか?
だから、「狼男」をジョン・ランディスが撮るとこういう風になるのも自然だし、作品のアプローチとしてもとても面白い。
狼に食い殺された友達が夜な夜な主人公の所にやってくる度、体の腐敗度が進行していくなんて、
ブラックジョーク以外の何物でもない。
この作品は要所要所でバージョン違いの「ブルームーン」という曲を効果的に使っているのだが、
エンディングではスパッと終わったと同時に雰囲気にそぐわない能天気なバージョンの「ブルームーン」
が流れるというアンバランスさが巧みである。
彼にかかると全て予定調和なのだ。
やはり、名作です。[映画館(字幕)] 10点(2020-06-09 17:10:20)(良:1票) 《改行有》
2. ALWAYS 三丁目の夕日
初監督作品「ジュブナイル」で内容の評価よりもヴィジュアルエフェクトで注目された
山崎貴の「リターナー」に次ぐ映画監督作品第三弾は、これまでのSF路線から一変し、
昭和中期の下町人情を描いたコミックの実写映画化。
得意のVFXを最大限に駆使し、昭和の町並みをファンタジックに現出させている。
極めてキメの細かい映像シチュエーションやカメラワークが随所に見られ、
映像技術的には文句なしだ。
子供の飛ばした模型飛行機を追うようにカメラが移動し、昭和の町並み、そしてタイトル
という見せ方。
飛ばしたCGをカメラが追うという見せ方としては、ゼメキスの「フォレストガンプ」でのオープニングの”羽”の手法を想起させる。
どことは言わないが、微妙な一瞬をスローモーションに切り替えて、表現にインパクトを
与える手法。
鈴木家にやって来たテレビで力道山の試合に見入る三丁目の面々をリング観客と同化させる表現方法。…と挙げて行けばキリがない。
ストーリーテリングとしても三丁目の面々のコネタをうまく絡めては、まとまりのある編集を行って帰結させて行く。
それをクッキリと引き締めているのが流れのチャプターアクセントとして使われている東京タワー。
そして六子と汽車がトップラインとボトムラインを構成しているのだ。
「指輪」も悪くないが、「お守り」のエピソードや「六子の親」のエピソードあたりでホロっと来る。淳之介へのプレゼントのエピソードも良い。
難を言えば、サンタクロースのネタ晴らしがあるため、子供には見せられない作品という点か。
ところで「茶川竜之介と古行淳之介」って「芥川龍之介と吉行淳之介」の文学作家ネタなんですね。[DVD(字幕)] 9点(2006-09-17 21:34:28)(良:1票) 《改行有》
3. 陰陽師
夢枕獏の原作は出版されるたびに全て読んでいる。
なるほど、夢枕氏が自分が設定したイメージに合うのは野村萬斎しかいないと言って
自ら出演依頼しただけあり、晴明は全くのはまり役だ。
源博雅は身体的にもう少し、骨太な感じがあるとピッタリなのだが、長身であること、無骨であることなど、あれはあれでそれなりの感じが出ている。
だが・・・・。蜜虫、あら何なんだ?
そんなにチャラチャラしない。
そんなにしゃべらない。
そんなに笑わない。
それでも式神か。
後、晴明と博雅の関係を急接近させるのに少し無理矢理なところがあった。
「博正!」、「晴明!」と互いに呼び合い「ササを酌み交わす」無二の親友同士なのだが、巡り会いのところから描いているので劇中では、最初は敬語で呼び合っている。
二時間ほどのうちに二人に固い結びつきをさせて、「『行こう!』『行こう!』そういうことになった」という独特の二人の雰囲気を描き出すには、少し辛いものがあったと思うぞ。
それから、「陰陽師」はアクション小説じゃないので、余計なアクションシーンは不要だ。晴明は陰陽道の術は使うが全くと言っていいほど、立ち回りはやらない。立ち回りは全て、博雅の役目なのだ。5点(2004-06-26 18:43:00)《改行有》
4. オーシャンズ11
これはお祭り映画ですね。実は誰一人として思い入れのある好きな俳優さんが出ていない(というかブラピやジョージ・クルーニーなどは苦手な方で、強いて挙げれば、アンディ・ガルシアくらい)のだが、その点と全く期待していなかった事が返って良かったようで、意外にも楽しめた。この作品であまり好きではなかったブラッド・ピットがわりかし魅力的に感じたし。立て板に水的なストーリーの運びは脚本(原作?)の細かいアラを隠すのにも貢献しているようで、その点はソーダーバーグのうまいとこなのではないでしょうか?深く考えないでシーンとストーリー運びを楽しむためのお祭り映画として、私は楽しんだのでこの評価。(無料で劇場鑑賞してるので、「得」点が付加されてます。自腹切ってたらもっと低い)6点(2004-06-13 21:10:20)
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1 | 4 | 2.27% |
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2 | 6 | 3.41% |
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3 | 7 | 3.98% |
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4 | 14 | 7.95% |
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5 | 15 | 8.52% |
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6 | 19 | 10.80% |
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7 | 39 | 22.16% |
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8 | 35 | 19.89% |
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9 | 16 | 9.09% |
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10 | 16 | 9.09% |
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