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プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 某BS局で昨年から放映された全作品をコンプリートした後に鑑賞。 まさに50周年だからこそ企画製作された作品だろう。 他のレビューアーもご指摘のとおり、内容については気になる点は少なくない(ゴクミの棒読み、泉の父役の改変など)が、諏訪家とそれを取り巻く人々の「その後」を見たい、懐かしい寅さんの映像も見たい、という欲求にはきちんと応えてくれたと思う。 スター・ウォーズのジョージ・ルーカスではないが、多くのファンをもつ作品ほど、皆が納得できる続編を作るのは難しい。 でも、これは他でもない山田組による続編なのだからと納得するしかない…… 「男はつらいよ」は、極端に一言にまとめてしまうと、フーテンの寅さんが故郷・柴又にふらりと帰ってくるお話だ。 なぜか間の悪いタイミングで帰ってくる寅さんに、とらやの面々はいつも慌てふためいてしまい、なかなか普通に「お帰り」と迎えることができなかった。 だから、今回は観客も含め、みんなで「お帰り、寅さん」と迎えてやろうじゃないか、というのが本作の魂ではないだろうか。 その時、寅さんの横にはきっと「女房」が伴われているに違いない。さくらはどれほど嬉し泣きをするだろうか…… ラスト、歴代マドンナの回想シーンが流れ、合間にあの懐かしい寅さんの笑顔が挿入される。 そうしているうちに、あのテーマ曲が聴こえてきて、渥美清さんの歌声と共にエンドクレジットが流れる。 私はこれでやっとこのシリーズが完結したのだと、瞼を熱くしながら思った。[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-03-23 11:20:59)(良:3票) 《改行有》

2.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 ストーリー自体は予告編から推測できる範囲を決して超えてはいないが、よくあるパニックアクションというよりも、最近はやりのサイエンスヒューマンドラマといったテイスト。宇宙飛行士の訓練というのは、想定されるあらゆるアクシデントに備える目的が大半と聞いたことがあるが、本作の主人公は出来過ぎなほどポジティブでどんな時もユーモアを忘れない、ある意味で苦難に挑戦する人間として理想の人物像であるところが本作の魅力のひとつだろう。また、主人公が植物学者というご都合主義はご愛敬としても、火星で生き延びるための科学的知見に基づくアイデアの数々(水の生成やプルトニウムを利用した暖房、16進法を活用した通信など)は、観る者の科学的好奇心を刺激せずにはおかない。そして、それらにも増して本作が最も魅力的なのは、火星に取り残された「たった1人」のために、予算やリスクを顧みず、あらゆる手立てを尽くそうとするNASAを始めとした人間達の奮闘である。こういった作品には珍しく主人公の家族は登場せず、地球で彼を待ちわびる群衆の表現も最小限であるにもかかわらず、鑑賞後に爽やかな印象が残るのは、終始流れる明るいオールディーズによるものだけではなく、1人の救出のために多くの人が力を合わせる「地球という素晴らしい星に私たちも住んでいる」という希望と一体感をわずかでも感じられるからかもしれない。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-06-13 17:55:29)(良:1票)

3.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 原作は知らなかったが「戦場で死んでも必ず前日に戻ってしまう」というユニークな発想を見事に娯楽作品として仕上げており、最後まできっちり楽しめた。まさしくゲーム感覚でリセットして次のステージを目指すという、TVゲーム世代の既知感をうまく素材にすることに成功している。トム・クルーズという俳優は映画を通して観客にエンターテイメイトを提供するという映画人としての使命をよほど自覚しているのだろう。最近は選ぶ題材もよく考えて出演していることがよくわかる。そもそもタイムループものはアラ探しをすればキリがないので、この作品も物語世界にどっぷりつかって画面展開を楽しむのが正しい作法といえる。最後に見せたスマイル、あれはトム以外の誰もまねのできない笑顔だろう。ただし邦題はもう少しなんとかならなかったかな……。[DVD(字幕)] 8点(2014-11-24 09:51:39)

4.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 これまでの作品が「CDアルバム」とするならば、本作は「THE FINAL」と銘打つだけあって「ベスト盤」のようなテイスト。とにかく脇役から小ネタからBGMを含め、最後だからもう全部ぶっ込んでやろう、というくらいの製作者の勢いを感じた。このお祭り感も「踊る」らしさのひとつなのだろう。特にタイトルバックの総集編感、疾走感はたまらなく、これを見て胸躍らないファンは皆無なはず。本作をみてから前作「3」を思い出すと、このための前振り的作品のようで、今になって妙に納得した次第。今回起こる犯罪には、他の方と同じくその動機面に違和感を感じないわけではないが、「今の日本の組織は全く機能していない」との鳥飼の言葉に凝縮される一つの「正義」を通して、警察だけではなく、政治をはじめとした日本の既成システムに対する製作者サイドの批判も含みつつ、「そんな正義は胸にしまっておけ」という青島の価値観に「踊る」としての方向性を与えているように感じた。また、FINALとして、青島と室井、そして青島とすみれの関係にも一つの方向性(答えではない)が示されたことには十分納得できた。そして今日も湾岸署では青島やすみれがいつものように事件と対峙している。室井は上層部で警察改革に戦っている。それぞれの「正義」を胸に秘めながら…。そう観客に思わせる終わり方だった。その意味では今回示された「方向性」こそが観客にとっての「新たなる希望」なのだ。私はいい終わらせ方だったと思う。[映画館(邦画)] 7点(2012-09-18 11:38:15)

5.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 シリーズ3作目にして、ほぼ安定軌道に入ってきたようだ。正直感動のレベルは1・2作目には届かないものの、適度な家族愛がしっかりと描かれ、安心して作品世界に浸れるレベルは維持されている。本シリーズは今の時代の「北の国から」的なシリーズとして、今後しばらく続いていくのだろう。CGの粗さはまだ目に付くとしても、ここまでの作品ではカラー映像がほとんど存在しない時代の街を「総天然色」で見せてくれており、当時を知る人にとっては懐かしいことこの上ないだろう。お店の何気ない看板や商品、瓶コーラの販売機、パーラーの内装、たばこの煙こもる事務所など細かいところまで、しっかりと考証されて製作されていることには好感がもてる。ただし、昭和40年代以降はカラー映像が豊富に残されている時代に突入することになるので、こういったノスタルジー感が薄れることは避けがたいだろう。東京オリンピックを境に日本は高度経済成長期の後半にさしかかり、庶民の生活にも効率や便利さが浸透しはじめ、近隣との助け合いがなくても生活できる時代に入ってくる。そしてその先に現在がある。あの時代が放つメッセージは、まさしく私たちの未来に問いかけているのだろう。[DVD(邦画)] 7点(2012-07-26 10:09:12)(良:1票)

6.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 場内、非常に和やかな雰囲気の中で鑑賞。コメディタッチは部分は健在で高評価。サラリーマン刑事の喜怒哀楽という路線は踏襲しつつ、おなじみの連中の「その後」が見られるのは前作からのファンには嬉しいけれど、本来人事異動の激しい警察組織を舞台に、同じキャラクターを登場させ続けるのは、無理になってきた感がある。その上で感じた点①今回は「現場に血が流れ」ない分、カタルシスも抑え気味だった。事件や主犯者などは、今の湾岸エリアを象徴するような全く新しい構図に挑戦してほしかった。おそらく第1作からのファンを意識したのだろうが、ファンが本当に見たいものは、今から未来へと向かう「踊る~」ではなかったか。②和久さんの甥なる人物を登場させているが、不必要だったように思う。どうも必要以上に和久さんの亡霊に囚われすぎている感があった。和久さんが残した手帳だけでも(かえってその方が)十分に伝わるのに。③結論としては、本作は第3作を製作する前振りのテレビ特番としての位置づけの方がしっくりくる内容だ。[映画館(邦画)] 6点(2010-07-20 13:26:12)

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