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1. おもひでぽろぽろ
熱海や「せーり」、ひょうたん島にシケモク、最後、五年生の自分と決別してまた田舎に帰って行くタエ子の気持ち。点で繋がっていた記憶が時を経て線になる感覚が心地よく、ようやく自分にも分かる年になったんだなぁとしみじみと感じてしまいました。どこかで田舎を卑下し、綺麗ごとを並べてはその場を取り繕う人生を(五年生から)歩んできたタエ子と、それに気づかされて初めて自分に欠けていたものを埋めてくれるトシオとの出会はリアルで、とても美しく感じました。風景や心理描写が細かく、農家の苦しみもさらっと忍ばせているあたりは勉強にもなりました。[地上波(邦画)] 8点(2013-12-28 00:13:49)
2. 踊る大捜査線 THE MOVIE
《ネタバレ》 羊たちの沈黙?天国と地獄?バカなんじゃなかろか。もう見ているこっちが恥ずかしくて鳥肌が引かなかった。無知な若者を利用して堂々と大金を巻き上げる市場を開拓した点は誉めるに値するとは思う。面白くなくちゃテレビじゃないの局制作、日本映画崩壊の原点はここにあるのでは。おお寒い寒い。[DVD(邦画)] 1点(2009-07-04 22:30:24)(良:1票)
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