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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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1.  お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方 《ネタバレ》 橋爪さんが主人公で、橋爪さんのための映画かと思っていたらもう一人の主人公がいたんですね。水野勝くん演じる菅野涼太くん。母の死が原因で疎遠になっていた父と和解するという流れはとても良かったと思います。大原家と出会い、なんだかんだで50年も連れ添ってきた夫婦を見て、愛とは寛容であることを学び、そこから父と和解するという流れはとてもスムーズに感じられました。 失礼ながら、剛力彩芽さんが思いのほか良かった。 葬儀屋が遺族にたいして、ご愁傷様でした、ではなく、大変でございました、て言っているのが印象深く、この映画でそういう言い方もあることを知りました。お恥ずかしい...。でもためになりました。 金婚式のスピーチで石橋蓮司さんの言った、夫婦とは人生という名の舞台の共演者である、がめっちゃ刺さりました。 アジフライの伏線回収がお見事で、味があってすごく好きなシーンでした(*⌒―⌒*) 観る年代によって捉え方の変わる映画だと思います。人生折り返した私にはスーっと入ってきて心地よかったです。ただ映画としては可もなく不可もない印象、かな。 でも続編もとても楽しみです。[インターネット(邦画)] 5点(2025-06-15 19:46:51)
《新規》
《改行有》

2.  お母さんが一緒 《ネタバレ》 原作者のペヤンヌマキさんの舞台劇を、監督の橋口亮輔さんが脚色して映画にした作品。母親への誕生日プレゼントととして三姉妹が温泉へとやってくる。現在は三女の清美だけが今も母親と暮らし、長女の弥生と次女の愛美は独身でそれぞれ一人暮らし。なのでこの温泉旅行が三姉妹が久しぶりに会うこととなる。母親への誕生プレゼントの温泉旅行で楽しくなるはずだったが、日頃から溜まりに溜まったストレスと、過去からの因縁などが引き金となり、とにかく口喧嘩が止まらなくなる。映画が始まって終わるまでほぼずーーーーっと喧嘩。本当ならそこまでやられると飽きるし疲れてもいいのに、全くそんなこともなく、この口喧嘩についつい引き込まれていってしまう。というのも、その口喧嘩が次から次へと手を変え品を変えでよくまあこれだけネタを思いついたもんだと感心もし、なおかつ兄弟・姉妹のある人なら分かるあるあるもあって共感も出来てしまう。本当に見事な脚本。また三姉妹の、江口のりこさん(長女)、内田滋さん(次女)、古川琴音さん(三女)の演技がずば抜けて素晴らしくって、怒ったり泣いたり笑ったり喜んだりとその喜怒哀楽の変化をこの作品で全てさらけ出して、それもめっちゃ自然体なのが本当に素晴らしかったです。また唯一の部外者であり三女の恋人役のタカヒロを演じたお笑い芸人の青山フォール勝ちさんも、役にピッタリ当てはまっていてとても良かったです。彼がまたこの作品のキーマンにもなるので、そんな大役をナチュラルな感じで演じられてて、失礼なが驚いちゃいました。ほんと、とても良かったです。 とにかく終始喧嘩をしているので最後どうやって終わるんだろう、とエンディングを迎えた時にあ!そっか!それか!ととあるアイテムの伏線回収がお見事すぎて感動しちゃいました。 もしかしたら人を選ぶ映画かもしれないけれど私にはめっちゃ刺さりました。[インターネット(邦画)] 6点(2025-05-14 05:05:41)(良:1票) 《改行有》

3.  溺れるナイフ 《ネタバレ》 原作は未読。最初の火祭での強姦未遂事件までの流れはテンポもよく、この先の展開に期待しながら観れた。けれどもその後からちょっと失速気味に...。大友とのやりとりは見ていてほのぼのする反面、主人公夏芽の本心(本性)ではないんだろうな~、を感じ取れてなんか痛々しさもあった。夏芽、コウ、大友の三人を演じた、小松菜奈さん菅田将暉さん重岡大毅さんはみな芸達者で、作品の世界観にどっぷりと入り込めた。特に大友役の重岡大毅さんは初見でしたがとても素晴らしかったです。特に別れ話からの「俺ら東京さ行くだ」は、大友というキャラの良さが見事に昇華されてたと思います。 ただ気になったのは彼ら、死体遺棄、しちゃっている点。いくら相手が勝手に自殺したとはいえやっぱりそれは立派な犯罪。どんなに青春しようが、どんなに夢を語ろうが、その罪を精算しないままでは素直に喜べないし拍手を送れない。まあ結局は破滅の道しかない...ということでいいのかな?原作というか監督の意図は? 総評すると、役者さんの演技力に助けられた作品。ですね。はい。[インターネット(邦画)] 5点(2023-12-23 08:30:55)《改行有》

4.  オールド 《ネタバレ》 一度も一時停止をせずに一気に最後まで観れたことにプラス1点。まあそれだけの吸引力があったということは評価したいです。ただ単に年を取っていくということをどう見せていくのか?最終的なオチはどうなるのか?要約すればこの二つに注目して鑑賞することとなる。でもって、年の取り方をビジュアル的に一番わかりやすく見せるために子供を入れる。これはなかなかナイスでした。時間の異常な早さを一目瞭然にしてくれます。そしてのアッという間に成長してしまった精神的に未熟な男女が性行為を行い、これまたアッという間に妊娠出産してしまう。本当に「時間」というか「時」の概念をまざまざと見せつけられます。またこの超スピードの時間のせいで次々と人が死んでいくのですが、まずは老死から始まって、精神疾患が抑えられなくなり殺害、崖を登って脱出を試みるが途中で気を失い転落、持病のてんかんが薬切れで発作し死亡、と色々な死に方が出てきますが、極めつけはラスト近くのシーンで、洞窟に逃げた兄妹に襲いかかってくるカルシウムを常に摂取しないといけない女性が、カルシウム不足によってありとあらゆる関節があらぬ方向にねじ曲がっていき、まるでホラー映画のようなおぞましい姿で朽ち果てるシーンと、もう一つは、精神疾患で気が変になってしまった男性から旦那を守ろうとして錆びたナイフで切りつけ、その錆が血管に入り込み猛スピードで全身を侵食してくシーン。この二つのシーンは本当にゾッとしました。なかなかのアイデアだなと。で最後にオチですが、製薬会社が薬の効能を長期治験でする手間を省くために実験場として使っていた、というものでしたが、オチ的には驚くようなことはない反面、妙にリアリティがあって無理のないオチだったな~と思いました。 シャマラン監督の作品は当たり外れが多いけれど、この作品は良かったです。 次作も良い作品、期待しています。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-28 18:43:37)《改行有》

5.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 「男はつらいよ」が大好きです。シリーズは全部観てます。この作品は過去の作品を、単につなぎ合わせたものだとばかり思っていたら、どうやらほぼほぼ新作撮りおろしだということを知り、かなりの期待を抱いて鑑賞しました。 桑田佳祐のOPは、すでに承知していたので特に不快はなかった。23年ぶりにスクリーン復帰したゴクミは、吉岡くんよりも随分と老けて見えて驚いたけれど、その美貌には磨きがかかっていて、二度驚かされた。まあ吉岡くんがあまりに変わらなさ過ぎるだけなのかも(笑) 満男が結婚して子供がいて、奥さんは6年前に他界している設定になっていたけど、長いことこのシリーズを観てきた私にとっては、満男は寅さんと同じくらいその不器用さが愛おしく、恋の行方だって気になるくらいだったのに、肝心の奥さんがまったくもってシリーズとは無関係などこの誰だかわからないって、なんかね、ちょっとショックでした。もうちょっとなんとかならなかったのかなって。 でもやっぱり一番ショックだったのは泉ちゃんのお父さんでしょ。正直、橋爪さんが登場した瞬間、え!?ってなってあれ?俺の記憶が間違ってるのか?て何度も自問自答してしまい、作品に集中できなくなってしまいましたよ。でもやっぱ記憶は間違っていない。橋爪さんじゃない。なのに普通に話が進んでいく。もう違和感しかない。なんで?どうして?寺尾さんがもしオファーを断ったのなら、泉の父親を出すシーンをカットしてほしかった。それに、昔の恋人からお金を巻き上げるような人物ではなかったはず。もうこの橋爪さんの登場でせっかくの、寅さん完結、を台無しにされた気がして、とてもじゃないけど感動なんて出来ませんでした。ほんとうにどうしちゃったんですか、山田監督!御前様の笹野さんだって本当は嫌だったけれど、一瞬で終わったからまあなんとか耐えられたけど、泉の父親とのやりとりは重要なシーンになっちゃってるから、見るに耐えられなかったです。別に橋爪さんが悪いわけではないので、そこは勘違いしないでもらいたいです。 にしても佐藤蛾次郎さんは、クローン人間かよ!て言いたくなるくらい、変わらんな~・・・w[ブルーレイ(邦画)] 5点(2020-08-21 18:56:24)(良:1票) 《改行有》

6.  オーヴァーロード 《ネタバレ》 大衆向け娯楽作品というよりは、マニア向けな作品。ただマニア向けなわりには、CGや爆薬や特殊メイクや音響やら、とにかくめっちゃ気合入っているから、そういった点では大衆娯楽に片足くらいは突っ込んでいるかも(笑) 中盤がややダレるのがもったいない。 主人公の設定が、出来ることなら殺さずに、というものなのだから、せめて実験の実行者である博士との対決は、もう少し工夫して欲しかったな。ちょっと呆気なかったし、殺したあとも特に何のリアクションもないから、それまでの主人公の性格付けは何だったのか、疑問に感じちゃいました。 飯食った後に観るんじゃなかった。[DVD(字幕)] 5点(2019-09-24 22:44:26)《改行有》

7.  オーシャンズ8 《ネタバレ》 特に言うことはないです。普通ですね。あ!一つあった。偽物と入れ替わってたってなったらまず最初に、消えたネックレスを水の中から見つけた人物(お仲間)を疑いますよね。スルーしちゃうから違和感ありまくりでした。だいたい特殊な磁石じゃなきゃ外れないんだから、首から外れて落ちるわけないのにね。ははは。あ!特に言うことないっていっておいてしっかり言ってしまった。反省。[インターネット(字幕)] 5点(2019-05-09 21:02:31)

8.  オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 古い映画の方は観ておらず、原作も読んでいないので、この作品が初めての「オリエント急行殺人事件」になります。観終わった直後はテンポが早くあっけなく感じ、高度な推理力を楽しみにしていた私には物足りませんでした。ところが!時間が経つにつれ、おや?とあることに気付き始めたんです。それはつまり、この映画は推理を楽しむというより、結末に様々な思いを巡らせる映画なんだと。この世には善と悪しかないと決めつけていた主人公が、悪を裁く善人たちと出会うことで、この世の不条理を思い知ることとなる。その不条理さがこの映画の本質であり、推理を楽しむこと以上に大きなものなんだと気付いたんです。 人生をレールの上を走る汽車と例えるなら、彼等のとった行動はまさに、脱線、とは言えないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2018-05-17 18:30:52)(良:1票) 《改行有》

9.  おとなのけんか いわゆる「グランドホテル形式」の映画。こういうのって結構脚本練るの大変だろうな~、ていつも感心しちゃいます。ほんと、よくまぁ~矢継ぎ早に言葉が出てくるもんだ。たいしたもんです。ジョディの変貌していく様は流石! ちなみに、劇中に出てきた黄色いチューリップの花言葉は「実らぬ恋・正直」です。正直なのに実らない・・・でこの映画の場合、正直になればなるほどお互いの関係がうまくいかなくなるという、実に的を得ていますね(笑)[DVD(字幕)] 7点(2018-01-23 22:28:21)《改行有》

10.  オデッセイ(2015) リドリー・スッコト監督久々の宇宙ものということで、それなりに楽しみにしていた。宇宙の恐怖、孤独の恐怖、様々な試練と困難が襲い掛かり、どれだけ主人公を追い詰めていくのか。そしてそれらをどう乗り越えていくのか。その辺が見所かなと予想していた。ところがドッコイ違っていた。たしかに試練は訪れるんだが、なんか上手いことクリアしてっちゃうんだよね。必死というよりは楽勝といった感じ。あの手この手ではなく、一つの選択肢で難を逃れていくわけなんですよ。主人公がめっちゃ頭良すぎで精神的にも安定していて、全くもって彼にエールを送れんのです。むしろこっちが、ほらこうすればいいのさ、て指南を受けてるみたいで、まるでこれって何かの番組ですか?て時々勘違いしそうになりました(笑)最終的には助かるんだろうと分かっているから、もっと主人公やクルーや地球のスタッフたちの葛藤を泥臭く描いて欲しかったな。「エイリアン」や「ブレードランナー」と比べちゃうとどうしてもポップで軽い印象を受けちゃうんです。悪い映画ではないとは思うんですが、自分なりに足りないものもあったので平均点止まりにしました。てか「プロメテウス」の続編はどうなってるだ?そこが気になるぜ。[映画館(字幕)] 5点(2016-02-07 00:16:47)(良:1票)

11.  王妃の館 純金の額縁に三流画家の描いた絵がハマってる感じ。取ってつけたような設定ばかりで、登場人物の誰一人として際立つ存在が全くいない。仰々しいミュージカルはもはや、どうだ凄いだろう、を前面に押し出しているようで観ていて辛い。ただ唯一この作品で褒めるところがあるとしたらそれは、かなり掛かったであろう製作費をサラリと流しているところ。よく日本の映画で海外ロケなんかに行くと、観光名所や街の外観なんかをじーっくりと見せ、正直意味のないシーンが多かったりする。でもこの作品はルーブルや王妃の館をあくまでも「一部」として扱っており、嫌味になっていない。ま、そこくらいでしょう。[DVD(邦画)] 2点(2015-10-18 12:50:27)

12.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 多感な思春期の少女の心情が、とにかく丁寧に描かれていてとても好感が持てた。少女に限らずこの年頃って、世界に自分だけが一人ぼっちになっているって、一丁前に悟った気になりますよねw この映画のヒロインも半ば自分の世界に閉じこもり、他と関わる事を避けようとします。そんな自分を責めたりもします。痛々しいです。やがて母や祖母も同じように孤独で辛い思いをしたことを知り、自分だけが特別でないことを受け止め、そして少しずつ前向きになっていきます。まさに成長物語ですね。ただね、誰も彼もが死んでいくっていう演出はどうにかならないですかね。「死」=「悲劇」この定義を安直に使いすぎでは?そこら辺の工夫があれば良かったかな。あと、トマトがめっちゃ美味しそうだったw[DVD(邦画)] 6点(2015-03-22 17:00:50)

13.  大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 非常にゆる~い映画です。なので、どこがどうとか生真面目に批評するのも違うかなと。結果的に好き嫌いでバッサリと別れるタイプですね。と言いつつも個人的には好きな部類なんですが、何日か経った後にどの程度記憶に残っているかを考えると、ん~・・・正直そうでもないかと。はい。なので点数的には辛めにしました。だたくどいようですが、嫌いじゃないんです、こういうの。もうちょっとコンパクトにまとめたほうが良かったかもね。[インターネット(字幕)] 4点(2015-02-21 20:29:49)

14.  想いのこし 《ネタバレ》 Huluの会員特別先行試写会にて視聴。ざっくり言って日本映画お得意のお涙頂戴もの。死んだことを感動の道具として使うお決まりパターンである。とは言っても観ればやっぱり感動してしまう。そして、そんな素直な自分を再確認出来たことも、また嬉し。これからのXmasシーズンにはちょうどいい映画かも。 前半部分のポールダンスとダフ屋のカットバック、ちょ~と長いかな。ややだらけてしまう。勿体無いですね。岡田くんのチャラ男はいい味出てた。衣装もいい。自動車事故。正直言って、あの程度の事故で搭乗者4人とも死ぬって考えられないな。運転手と助手席はシートベルトもしてたし、ちょっと大げさかな。岡田くんがポールダンスを始め出すところ、強引すぎる気も。もうちょっと、あともうちょっと何かが・・・。まぁ全体的にはゆる~い作りにはなっていますが、肩の力を抜いて気楽に観れば、そこそこの感動は味わえると思います。悪い映画ではないけど、登場人物たちの心境の変化にもう少し工夫があれば、いい映画になっていたかもしれません。[インターネット(字幕)] 4点(2014-11-18 23:13:21)

15.  オール・ユー・ニード・イズ・キル タイムパラドックス。もっともポピュラーなSF設定の一つ。この設定を利用し、数々の作品が誕生した。しかし、この設定には宿命的なアキレスがある。それはタイムトラベルしたことによって生じる多重時間軸である。これこそが、タイムパラドックス設定の避けては通れぬ、一番の難問でしょう。そしてもっともツッコまれやすいところでもある。だが私はあえて声を大にして言いたい。夢物語、なんだと。ありえないお話なんだと。あーだこーだと論争しても結局は、非現実のおとぎ話でしかないんだと。個人差はあると思いますが、そこんとこをどれだけ許容出来るかによって、楽しみ方が変わってくるでしょう。で今回のこの作品、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」である。いや~まあ時間軸のオンパレードである。あの時間とこの時間が・・・などと言い出したらキリがない!もう好きなだけ言い合いをして下さい。と、まるで挑戦状を叩きつけられているようにさえ思えてくる。実に挑発的な作品です。実際私も観賞後に連れと、あそこはさ~、いやいやあれはさ、などと大いに盛り上がったクチです。まんまとハマってしまいましたよ。それほどまでに魅力的な作品でした。日本人が原作ということもあり、細かな配慮を随所に感じられました。大味なハリウッド作品とは明らかに一線を画しています。監督の手腕も見事でした。繰り返される時間の見せ方が非常に丁寧で、主人公の内面と上手くリンクしていました。トム・クルーズもそんな監督に応えるかのように、実にイキイキと演じてました。ヒロインのエミリー・ブラント。一本調子な表現で終始押し通していたので、もうちょっと色んな表情も見てみたかったかな。とまあ色々と述べてはきましたが、とにかく観ておいて損のない映画でしょう。そして、あれこれと考えを思いめぐらせてください。きっと迷宮にハマってしまいますから・・・。[映画館(字幕)] 8点(2014-07-06 07:16:02)

16.  俺はまだ本気出してないだけ 《ネタバレ》 漫画をベースにしたコメディ映画というのはたいがいが、悪ノリや監督の自己満足で完結しているケースが多い。そんな中で本作は、漫画的演出はしていても、ちゃんと訴えかけてくる奥深いメッセージを感じ取ることができた。大人の観賞に充分耐えうる仕上がりと言えよう。ただどうしても気になる点があった。サラリーマンに対する解釈である。いわゆるサラリーマン=面白味のない職種、みたいな風潮を、何の捻りもなく取り入れていてガッカリしました。自由奔放に生きる主人公に憧れながらも、幼馴染の宮田氏には最後、サラリーマンとして勝ち組になって欲しかったです。だってそうでしょ、サラリーマンが何一つ報われないんじゃ、あんまりじゃないですか。それに別れた奥さん。あんた勝手すぎ!自分なら信用出来ずにヨリなんて戻さないな。子供は別だけど。そうそう子供で思い出しました。この子供が淡々とパンを食べているシーン。めっちゃシュールですよね。この作品の隠れた名シーンでしょう![DVD(邦画)] 5点(2013-12-15 01:48:33)

17.  オズ/はじまりの戦い サム・ライミ監督が好きなように作れたのか、とても疑問に思える仕上がりでした。ハラハラドキドキも、奇想天外な仕掛けもなく、それなりの制作費とそれなりのスタッフ・キャストが揃っていれば、誰でも作れそうな映画、そんな印象しか残らなかったです。サム・ライミ監督の持ち味はどこにいってしまったのやら・・・。 主役のジェームズ・フランコは作品次第で大化けする可能性がある!いい役者なのにもったいないなぁ~。[DVD(吹替)] 4点(2013-08-11 20:09:29)

18.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 衝撃の結末!何度この言葉に騙されてきたことか。悪い意味で。ご多分に洩れずこの作品もそうでした。主人公はクローンでした。ビックリしましたか?いいえ、全然ビックリしません。ああそうなんですか、て程度。といいますか、なんでクローンを作ったのかが意味不明。敵側にはドローンというめっちゃ強力な兵器があるんですよ。実際に地球上の海水を回収している機械の警備もこいつらがやっているし、反乱軍を探知したら速攻飛んできて壊滅させちゃうし、クローンはただの整備屋さんなんですね。でもさ、正体不明のなんだか訳分からん敵さんの科学力って相当なものみたいなんだから、ドローンの修理機能ぐらいなんとか出来そう、だからクローンなんていらないて思っちゃうんですよ。それからクローンが記憶を取り戻すんだけど、オイオイちょっとちょっと、幾多のサイエンス物を見聞きしてきたけれども、記憶のコピーなんて神の領域を軽くオーバーしてますよ。つうかさ、出来るんなら最初からわざわざ記憶までコピーすんなって!もうね、この時点でこの脚本が崩壊しちゃってるんですね。ありゃりゃですよ。他にもツッコミどころはあるけれども、長くなるので最後に一つだけ。フライトレコーダーって操縦席にあるはずなのに、どうして切り離した宇宙船の後部側にあったの?不思議?これも脚本の凡ミスか?ほんと悪い意味で、衝撃的な映画でしたよ(笑)[映画館(字幕)] 4点(2013-06-02 23:20:44)

19.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 自分の愛した人の亡骸が、ゴミとして清掃車に放り捨てられる・・・これほどまでに胸をえぐられるほど残酷なシーンが、映画史上あっただろうか。それでも主人公の「花」は、親が名付けた通りに、いつでも笑顔を絶やさずに前向きに生きていきます。些細なことで子育てを投げ出してしまう親が多い現代において、彼女の姿は眩しいほど輝きを放っています。ただそれがある種の「そこ止まり」の要因になっているのが残念。結局いいお母さんの、ちょっと変わった子育て奮闘記、で終わってしまっている。もっとこう葛藤が欲しかったかな。親子間もそうだし、他人との関わりもそう。何だかんだでうまいこといっちゃてるのが都合良く見えてしまうんですよ。期待していたのは「北の国から」的な感じだったんだよな~。監督もあれですかね、ジブリと北の国を合わせて2で割ったようなイメージで作ったんですかね?まぁでも、意欲作だし斬新なアイデアを風刺と上手いこと関連付させたテクニックは素晴らしいの一言。それと、アニメだからこその表現方法にも拍手を送りたいです。次回作も期待しますよ。[DVD(邦画)] 6点(2013-02-23 12:51:03)

20.  鬼神伝 《ネタバレ》 60年代、70年代のアニメを思い出させてくれるような内容。ラストは怪獣大決戦で、なんじゃこりゃ~状態に。 ものすごい妖術使いの僧侶が、現代にいる、唯一ヤマタノオロチを復活させることのできる少年を平安時代に連れてきて、共に鬼たちと戦おうて話なんだけど、まぁこの僧侶、強い強い。正直ヤマタノオロチがいなくたって、十分一人で鬼たちを倒せるくらい強い。 だからもう話に説得力が全然なくてダメダメです。 もののけ姫的なものを期待していましたが、ただの子供だまし映画でした。[DVD(邦画)] 2点(2012-07-12 13:06:52)《改行有》

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