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プロフィール |
コメント数 |
1885 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
自分なりの評価の基準は、 10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。 9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。 8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。 7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。 6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。 5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。 4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。 3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。 2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。 1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。 0・死霊の盆踊り。 |
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1. 大いなる遺産(1998)
《ネタバレ》 チャールズ・ディケンズの古典的な小説を現代のニューヨークに置き換えて描いた大河ドラマ。画家志望の青年の半生を、個性豊かな人々との様々な繋がりを通して描いていきます。昔の小説を現代に現代に置き換えているのでやはり多少の違和感があるのですが、本作のポイントはその違和感をこれも味だと受け入れられるかどうか。うーん、僕はそこまで嵌まらなかったですかね。面白かったですけど、そこまでって感じでした。とはいえロバート・デ・ニーロの謎めいた脱獄囚役とか、主人公の少年時代の噴水場でのエロティックなキスシーンだとかはとても印象に残りました。[DVD(字幕)] 6点(2019-03-29 22:25:19)
2. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 女手一つで育てあげた一人息子を、その17歳の誕生日の日に事故で亡くしてしまったマヌエラ。深い絶望から逃れるようにマドリードを去り、彼女はたった一人、思い出の地でもあるバルセロナへと辿り着く。そこで当時の親友だったオカマのアグラードと再会を果たすと、マヌエラは共に息子の父親を捜し始めるのだった。あなたにはちゃんと息子が居たということを伝えるために――。ヘビースモーカーの舞台女優、彼女から同性愛的寵愛を受ける麻薬中毒の若手女優、エイズを患う男の子供を身篭ってしまうシスター…、そんな個性豊かな女たちが織り成す、母親やこれから母親になる予定のそして誰しもが女優でもある全ての女性たちへと捧げられたアルモドバル監督の賛美歌。のちに耽美的変態路線を突き進むことになる同監督の世界的な名声を得るきっかけとなった今作ですが、これは女性たちのユートピアを描いたある種のファンタジーですね。オカマが男に襲われているところを主人公が救ったところから、もうこの映画には男の性欲が一切出てこなくなります。ただ、男は精子を提供するだけの存在になってしまうのです(その象徴がオカマなのに男性器だけはある、あのお父さんでしょう)。女をねじ伏せようとする男たちの性欲が微塵もない世界で、実に活き活きと人生を謳歌する彼女たちの力強い友情物語に静かな感動を覚えます。そして、これはあくまでも変態監督アルモドバルの作品です。丹念に読み解くと、ここには女性の美しさを礼賛するあまり、彼女たちを汚してしまうだろう自らの性欲を去勢してしまいたいという究極のM願望を見出してしまうのは僕だけでしょうか。とにかく、多くの女性の皆さんに堪能してもらいたい美しい作品でありました。「何言ってんの?こいつ」という苦情は受け付けません(笑)。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-23 21:08:09)
3. オープン・ユア・アイズ
《ネタバレ》 これは文句なしに面白い。冒頭の誰も人が居なくなった都会の交差点から始まり、徐々に狂っていく主人公を取り巻く世界、ペネロペ・クロスのダークで怪しげな美しさ、そして完全に崩壊してしまった世界で自分の弱さを知り、そしてそれと向き直ろうとする主人公に囁かれる最後の言葉。最高にかっこいいラストでした。[DVD(字幕)] 9点(2012-04-25 22:28:49)
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