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プロフィール |
コメント数 |
202 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
閲覧&良票を入れて頂いた皆様ありがとうございます(*^-^*) 良票を頂けると励みになります!作品に対する意外なヨミと、読んでいて楽しいレビューを心がけています。楽しんでいただければ幸いです☆
ジャンルを問わず鑑賞していますが、ホラーを観るときは手で目を覆って指の隙間から観ますw
★好きな俳優★ M.ファスベンダー、E.マクレガー、J.ロウ、D.クレイグ、O.ブルーム、ジョナサン・リース=マイヤーズ・・・・・はい、そうです。イギリス俳優好きですw さらには、ドナルド・サザーランド、S.ブシェミ、M.フリーマン、フランコ・ネロ、B.ウィリス、H.ジャックマン、C.イーストウッド、女性では、ユマ・サーマン、M.ジョヴォビッチ、C.セロン、A.セイフライド・・・などが好きです。 |
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21. 遥かなる大地へ
《ネタバレ》 「Far and Away」というタイトルはまさにこの映画にふさわしい。
まず、アイルランド移民のジョセフとシャノンが、船でアメリカに着けば簡単に土地ゲットできるとおもいきや、そこからあれやこれやスッタモンダで、ずっとずっとはるか彼方西へ行くとになる。このアメリカ横断なスケールが実に”far away"(ずっと遠く)だからだ。
さらに彼らが「土地ゲットは簡単だ!」と思い込んでいたのが、現実は厳しかったこともまた”far and away”(思ったよりもはるかに)難しかったという話にもマッチする。
でも何よりも一番マッチしていた理由は
天国にいるジョセフの父親が、旗を立てる直前で死んだトムを生き返らせたという奇跡を物語る上で、"far away”(はるか遠く)空の上にいる死んだ父親の存在をこの映画の重要なものにしているからだ。
序盤でジョセフの父親が地主の手下のせいで事故にあうが、いったん死を迎えたのに、「なにがあっても土地こそすべてだ。おまえは私が叶えられなかった夢をかなえてくれ。土地が手に入ったら天国から祝福するから」と言い残すためにわざわざいったん生き返るというちょっとビックリなシーンがある。
なんだか奇妙な場面ではあったが、ラストの場面でジョセフが頭を打って血だらけで死んだにもかかわらず、父親の神パワーで彼が息を吹き返すミラクルが、コントでもなくジョークでもご都合主義でもなく、”必然”、”自然”に感じさせてくれるのである。
「ノーノー!あなたなしで土地なんていらない・・・(I don't want this without you・・・)」と、ツンデレお嬢様が彼が死んでようやくすすり泣きながらホンネを告白するという、こっちまでもらい泣きしそうな訴えをする場面では、カメラが次第に彼らを上から俯瞰するカタチでどんどん離れていき二人がどんどん小さくなっていく。
大きな大地に、死んだ彼と彼にすがりつく彼女。
あたりは暗く、ヒュ~ヒュ~~~という虚しい響きの木枯らしの音に、ジョン・ウィリアムスの切ない音楽が重なりながら、カメラはさらにどんどん二人から俯瞰のまま遠ざかる。
ロンハワードはきっと、これを、天国の父親目線だとしたのだろう。
天国の父が「おぉおぉ息子よ。せっかく土地とさらにそこで繁栄していくための嫁まで同時に手に入りそうだったところを。よしワシが生き返らせよう」という彼の言葉が聞こえるようである。
次の瞬間、カメラはまるで遊園地のフリーフォールの高速落下のようにトムのところに急降下。
そしてトムが目を覚ます。
どう考えてもこれは、天国の父から彼へ、命が、落とされた瞬間の描写だ。
救援用の飛行機が食糧の支援物資を空からストーンと落としていくように、父親は命を空から彼に落としたのである。
喜び抱き合うジョセフとシャノンに夕日を逆光にして優しく輝く髪の毛が美しく、この場面でこちらまで心からの幸せに満たされる。
そして彼らの後から追ってきて土地に旗をたてようと馬を駆る人達に気づいた二人は、落としたままだった緑の旗を一緒に掲げ、いっせーのせでブスっと土地にそれをブッ刺すところでは、夫婦の初めての共同作業であるケーキ入刀のようで、まるでほほえましかった。
そして私のハートに的があるなら、二人がブスっと旗を大地に刺した瞬間、的のド真ん中にこの作品がストライクしたのを感じた。
爽快なのは、そのブスっとしたあとバっと場面が暗くなり、その後に出てくるのが、”流れ始めるエンドロール”でもなく”タイトルの題字”でもなく、”The End”というクラシカルな文字だったことだ。
いきなりエンドロール開始だと味気なく、タイトル題字ならちょとドヤ顔な感じで引いていただろう。
それが、昔の映画ならよくあったが最近の映画ではとんと見なくなった”The End”を、クラシカルな題材を扱ったこの映画で用いたのは正しい選択である。
・・・ということで、このラストのシークエンス数分だけで、ごはん3杯はいけちゃうんじゃないかというくらいの素晴らしいラストであった。
もちろんこの二人だけでなく、シャノンのオバカな両親や、クラブの踊り子、娼婦宿の女将と娼婦たち、ボクシング賭博のドン、スノッブなスティーブン・・・にくめないサブキャラや脇役も、無駄の無い脚本に支えられたストーリーの中で魅力にあふれていた。
若かりしトム・クルーズが、アクションや男くさい映画ではなく、このようなデキのいい壮大なロマン活劇で、無学なシャイで頑張り屋さんというとびきりキュートな役の作品を残してくれたことは、誠にラッキーで貴重なことである。[DVD(字幕)] 10点(2016-11-30 10:11:40)《改行有》
22. ハイスクール・ミュージカル2<TVM>
《ネタバレ》 小学生の娘がお気に入りのディズニーチャンネルではハイスクールミュージカルもそうだし、現在だとティーンビーチムービー、新エピソードはもう出なったがシェキラ!とか天才学級アントファームとか、とにもかくにもティーンの男女が歌って踊る作品がテンコモリである。 で、私てきには、年齢的に、若者のそういった底抜けに明るいハイスクールライフとか軽くて耐えられないジャンルで、「ザックエフロン!?顔がよけりゃいいってもんじゃないよ!高校生役?ティーンとか生理的にムリ!」と思っていた。しかししばらく前に「ヘアスプレー」を見て、「歌って踊るザックええやん!」と、いやほんと、食わずもの嫌いはだめだねと、反省して、ていうかすっかりザックのファンになってしまって、数年前には「ちまたでウワサのハイスクールミュージカル、あれだけは一生絶対に見ることはないだろう」と思っていた作品をいそいそと鑑賞した。はっきりいって、ハイスクールのティーンどもが歌って踊るディズニー映画は、物語の中身についてあーだこーだ言う必要はないのではないかと思った。直感で、そう、右脳でもって、本能的に「イイイイィィィ~!!」って、楽しんだもの勝ちだ。(ということは、歌とか踊りに興味がない人はもうすでにアウトということになるが。) 歌、踊り、私てきには100点満点である。しかしほんとに、ディズニーってアニメでも実写でも、どうしてこうも、音楽がすんばらしいの!?今までほとんどのディズニー映画は見てきたけど、ハズレってのがないのだよね。お気に入りの歌の数の多い少ないの差はあれ、「このディズニー映画の音楽は、どれをとってもいいものが1つもなかった」っていうことは皆無だった。ディズニーおそるべし。 思うのだが、ディズニーのミュージカル映画って、1回見たら、あとはもう、歌って踊る場面だけ見たくてそれ以外の場面は飛ばして見るとか、そういう人多いのではないのか?少なくとも自分はそうなのだけど。 そう思えば、ディズニーのミュージカル映画っていうのは、歌って踊るシーンを盛り込んだミュージックビデオが、ストーリーでつながれたものだと言える気がする。つまり、中身とかはどうでもいい、感動とかそういうのもどうでもいい、とにかく見て聴いてココチいいミュージックビデオ集なのだ。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-09-06 19:33:49)
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2 | 21 | 10.40% |
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4 | 15 | 7.43% |
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5 | 17 | 8.42% |
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6 | 23 | 11.39% |
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7 | 19 | 9.41% |
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8 | 18 | 8.91% |
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10 | 30 | 14.85% |
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