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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  パリは燃えているか 乱暴な感想ですが、こういう映画、やっぱりこの「約3時間」という長さが、いいなあ、と思っちゃいます。描いても描いても描き切れない、という、この長さ。 で、また、この「市街戦」というやつに、惹かれてしまう。日常であるはずの街の風景が、戦場と化す。大規模な破壊シーンなどは出てきませんけど、パリでのロケ撮影をこれだけやったのだから、やっぱり大したもの。かつて戦場となったこの街、あわや灰燼となり果てかねなかったこの街で、その戦いを描いて見せる。街の歴史、歴史を抱えた街。その歴史があってこそ、今の街がある。 不足を言えばキリがないだろうけれど、充分に堪能させられる、約3時間でした。 とは言えやっぱり、セリフは各国語でやって欲しかったなあ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-29 20:40:04)《改行有》

2.  博徒解散式 『解散式』(67年)とは一応、直接の繋がりは無い、ということになってるんでしょうけれど、博徒シリーズの名を借りた「解散式シリーズ続編」と言ってもよさそうな。昔気質のヤクザが、新しい勢力に押し潰されていく姿を描いている点は共通しており、丹波哲郎が何のために出てきたのかワカランところまで、同じ。いや、何のためであろうと、こういうサブストーリーが活きてるところが、深作欣二らしいと言ってよいかどうか、とにかく作品の魅力の一つとなってます。 それに比べると、死んでも放置されて誰も構ってくれない室田日出男の扱いの悪さ。 かつて連想ゲームとかのテレビ番組に渡辺文雄が張り切って出演してるのを見てた時には、まさかこんなワルい人だとは思わなかったのですが、いやはや今回もあくどいのなんの、意地悪いのなんの(←あくまで役の上の話)。そんな彼に、時代遅れの鶴田浩二とその舎弟たちが、次第に追い込まれていく、無力さ。 終盤の殴り込みの場面も、過去に行われた派手な殴り込みシーンを回想として交えつつ、それと対比するように地味な描かれ方となってます。鶴田浩二と渡辺文雄との間に交わされる長い会話は、殴り込みというイメージには程遠く、もはや男と男が意地や名誉を賭けて対決するような時代ではなくなった、ということか。 虚しさだけが、残ります。[インターネット(邦画)] 7点(2022-06-07 23:10:49)《改行有》

3.  花と嵐とギャング ギャング、というよりは、チンピラども、が集まって銀行強盗をはたらく前半。何とか大金を強奪するも、その金を持ち逃げされてしまい、後半はその大金の行方を追って、チンピラどもそれぞれが好き勝手に動き始める。 いや、もはや勝手バラバラに行動する様子を描くのが目的で、お金のことなんか、もうどうでもよさそうな。 洒落てるというのか、テキトーというのか。 前半の強盗のシーン、直前にパラパラと雨が降り出す場面がやたらカッコいい。雨はやがて雷雨となり、雷鳴が響く中での強盗。いいねえ。 後半の争奪戦は、緊迫感を孕みつつも、なんとなくユーモラスでもありますが、「緊迫感+ユーモア」の最たるモノは、やはり、「清川虹子の顔」につきますかねえ。コワいけど面白い、ってか。失礼![インターネット(邦画)] 6点(2022-05-26 22:26:27)《改行有》

4.  ハワイの若大将 正しくは「サライの若大将」。んなアホな。 ハワイと言いながら、どうせそんなシーンはごく一部でしょ、どうせ最初の30分以上はハワイなんか出てこないんでしょ、とタカをくくってたら、開始からギリギリ30分弱で、若大将はサライの空、じゃなかったハワイの空へと旅立ちます。 その理由というのが、カンニング騒動で青大将ともども大学を停学になり、それに合わせてハワイに渡った青大将が現地で悪行三昧、というほどでは無いにしても、とにかく彼を日本に連れ帰るべく若大将もハワイへ。 海外でも臆せず堂々としているのが、さすが若大将、といったところですが、早速パスポートと財布を無くしてしまい・・・という、全くヒネリも何もないありきたりな展開。とか言っちゃいけないのかな。海外旅行の珍しい時代、まさにベタネタの最先端といったところでしょうか。 あとはもう、別にハワイでなくてもいいやんか、という極めてどうでもいい展開。ただ、ワイキキの光景が今と本当に異なっていて、あの高層ホテル群がまだ殆ど建っておらず、日本の鄙びた海水浴場と大差無いように見える。なかなか貴重な光景です。ただダイヤモンドヘッドだけが、今も昔も変わらない。 で、早めにハワイへ来たと思ったら帰るのも早く、早々に帰国後、終盤はヨットレースを延々と見せられ、これがまたちっとも面白くない。 その面白く無さこそが、加山雄三そのもの、という気もするんですが、それを言っては身も蓋もないので。[インターネット(邦画)] 4点(2021-08-26 22:17:57)《改行有》

5.  バニー・レークは行方不明 地球上でボーマン船長の姿が拝める、貴重な映画。ってのはどうでもいいんですけどね。 映画の4分の3くらい、大して何も起こらない、というより、そもそも何かが起こったのかどうか自体がよくわからないんですけれども、にも拘らず、スリリングでぐいぐいと引きこまれます。 何しろ、どのシーンを見ても登場人物が画面内を動き回り、カメラも登場人物たちを追いかけて、とにかく動きのある映像が展開されまくります。その計算された構図に息をのみ、あれよあれよという内に物語が進んでいく。 終盤、物語の展開に動きがあり、ほとんど物語が破綻するかしないかの瀬戸際になって、そうなるとカメラも一層、不安を煽って見せる。もうハラハラもの。 という訳で、まさに出色のサスペンスです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-01-04 17:07:01)(良:2票) 《改行有》

6.  博奕打ち 総長賭博 若山富三郎演じる松田の単細胞ぶりが、もう素晴らしくって(笑)。 いや彼に限らず、登場人物みなそれぞれが素朴な信念のもとに行動し、見事なまでにスレ違い、ボタンの掛け違いを繰り返して、物語を織りなしていく。破滅という名の悲劇へ、悲劇という名のパラダイスへと、否応なく突き進み、観始めたらもうやめられません。 各自の行動が次々に皮肉を生み出していく流れは、出来過ぎと言えば出来過ぎで、危ういバランスの上に立っているとも言えるのですが、その流れをしっかりと支えているのはやはり、役者それぞれが持ち味として発揮している、芸、ですね。鶴田浩二しかり、若山富三郎しかり、名和宏しかり。しかし何と言っても桜町弘子ですね、ホント。藤純子は少しワリを食っちゃったかもしれません。それぞれが演技を通じて、自分の信念を体現して見せることで、物語は、単なる図式的なものではない、血肉の通ったものとなりました。金子信雄の独特の顔芸は、さておき・・・。[CS・衛星(邦画)] 9点(2018-09-29 16:34:04)《改行有》

7.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 世間の評判が妙に高くって、実際観て見りゃそれなりに楽しめて、でもどうしてこんなに評判が高いのかよくわからず、多分それは私が悪いんだろうもう一度観てみようと思って観てみるとやっぱりそれなりに楽しめる、結局何度見ても、楽しめつつも何でここまで評判が高いのかよくわからない、そんな作品なのです。間違いなくハチャメチャなんだけど、どこか理屈っぽさが鼻についてしまう。こういうブラックな笑いを理解できないなんてダサいよね、という無言の圧力を感じつつ、でも笑えんもんは笑えんのです。 変に長回ししてみたかと思えば変にカット割りしてみたりする気まぐれさが、なんだか気持ち悪い。一方でペンタゴンのシーン、えらく気合いを入れて撮影しているようですが、そのせいかアングルが変に固定されてしまった感もあり、これも妙な気分にさせられます。また一方、リッパー将軍立てこもりの場面の戦闘シーンの、まるで実戦映像のような描写、プライベート・ライアンなんかもここから影響受けたのかな、とも思わせるリアルさが、これまた唐突な感じがして。ピーター・セラーズの一人三役、特にストレンジラヴ博士のテンションにもついていけないものがあるけれど、ジョージ・C・スコットの一人一役の方がさらに激しく暴走している。 要するに、なーんとも、観てて居心地が悪いんですな。で、きっと、こういう居心地の悪さを感じさせた段階で、この作品はきっと成功した作品なんだろうし、私は今後もまた何度か観直しては、わずかずつながらも新しい魅力を見つけ出し、でもやっぱりどうしてこんなに世評が高いんだろうかねえ、と言い続けるんでしょうなあ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-28 22:29:59)《改行有》

8.  バファロー大隊 主人公は、黒人を中心に構成された騎兵隊の中尉。部下の黒人軍曹が強姦・殺人の容疑をかけられ、中尉自身が彼を逮捕するが、軍法会議では彼の弁護を買って出る。という訳で、西部劇ですが、法廷ミステリーでもあります。いや、この“法廷ミステリー”というのはあくまで形式上のことであって、やはりこれは“西部劇”なんでしょう、強固な意志たちと、その意志に挟まれ苦闘する主人公の姿を描いた作品なのだから。法廷での証言から過去が徐々に明らかにされていく形式、法廷での証拠のやりとり、意外な結末などは、いかにもミステリーらしい構成ではあります。しかし、証言から始まる回想シーンは、真相究明という点から見ればしばしば脱線もするし、証言者の主観に止まらず客観的な描写(証言者が実際には見ていない場面の描写)もあり、言ってみればこれらの証言で描かれているのは、謎ときゲームのための単なる手がかり、というよりもむしろ、登場人物たちの人物像、彼らの意志そのもの、とも言えるでしょう。信じるべき部下の軍曹、しかし主人公を容易には受け付けない強固な意志。軍曹の無実を信じ主人公を批難する、主人公の恋人の意志。時に人種差別をむき出しにする検察側の攻撃。そしてこれらに挟まれつつ、最後まで真相究明にもがき続ける主人公の姿こそが、本作の大きな魅力となっています(要するに、主人公がイマイチ頼りないから、盛り上がるんですな)。頑固者で強敵と思われていた判事が、意外にもグダグダになり、ユーモアをふりまいて物語の下支えをしているのも見逃せません。ラストはいささか唐突ですが、このあたりはミステリーとしてのサービス、ということで。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-11-04 10:02:04)

9.  馬上の二人 『捜索者』と同じく、先住民族に誘拐された人々を巡るオハナシで、類似した辛辣さを含んでいる部分もありますが、映画全体の趣きはいくぶん異なってます。そしてこちらも傑作だと思うのです。何かといい加減で調子のよいところのある保安官をジェームズ・スチュアート、彼の友人で、武骨でやや堅物な軍人をリチャード・ウィドマーク。この二人の絶妙なコンビぶりが、まずもって作品にユーモラスな色合いを添えています。二人だけのやりとりの場面では長廻しのカットが適用され、川べりで葉巻をくゆらすシーンが4分弱、リングル氏との会話の後のシーンが2分弱。二人の独特の関係が象徴づけられますが、二人の関係の描写に止まらず、この映画全体のテーマが、「人と人との絆」というところにあるように思われます。登場する数々の脇役たちがみな特徴的に活き活きと描かれ、主人公二人とこれらの人々のやりとり一つ一つがまた、「絆」でもあるのですが、その一方で、これらの人々は、かつて先住民に誘拐された身内を取り戻すこと、「失われた絆」の回復を望んでおり、その任務を主人公二人が請け負うことになります。しかし歳月によって失われてしまった「絆」は、もはやそう簡単に取り戻せるものではない、という厳しい現実。いやそれ以上に、この作品では、過去の「失われた絆」に対比して、「誘拐されていた女性に対する人々の冷たい視線」という、現在進行形の「絆の不在」をこそ、糾弾しているように思えます。そしてとどめを刺すように描かれる、「失われた絆」の象徴としてのオルゴール。そのオルゴールは今、目の前にあり、実は「絆」は失われていないかも知れないのに、人々の不寛容がその目前の「絆」を拒絶する、という現実。ラストではまたユーモアを取り戻した締めくくりとなっており、ホッとさせてくれるのが、本作の本作らしいところ、ではあるのですが、なかなかに手厳しい作品でもあります。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-06 09:45:17)

10.  反逆児(1961) 徳川家康の息子にして織田信長の娘婿、切腹により若くして命を絶った悲劇の武将・信康を主人公にした時代劇。名前も「信」「康」なんて、実に憶えやすく、憶えやすいだけに存在感が薄く、(真実がどうだったかは知りませんけど)どっちかっていうと、信長の冷血横暴ぶりの一例として、歴史の脇役みたいにしか名前の上がらないヒトのような気がするのですが(日本史における、ローゼンクランツとギルデンスターンみたいな存在ですな)。それだけに、彼をどういうカラーで描くのかが注目されるところですが、残念ながらやっぱりこの映画の中でも特徴が薄い。妙な呪術にハマる妖怪のような母親など、ソレっぽい人々をソレっぽく配置して、東映時代劇らしくそれなりに豪華に仕上げて。手堅くはあっても、特色がもうひとつ感じられず、ただそんな「ソレっぽさ」で押し切られても、ピンとこないんですな。そんなボケボケのまま“同意”を求めてないで欲しい。。。むしろ、もっと明確に“理不尽”でなきゃいけないのではなかろうか。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-29 08:06:36)

11.  裸の島(1960) 《ネタバレ》 こういう映画が当時外国で評価されてしまったというのは、要するにこれが極東のナントカいう国の“真実”の姿だと思われちゃったのかな、と。映画の中で描かれる「貧しさ」というものは、とかく意味を持って受け止められやすい。ホントはこんな夫婦いないんですけどね、とか言いながら上映しても同じくらいの評価を受けたのかな、と。我々も馴染みの薄い国の映画を観る時には、何でもかんでも真に受け過ぎぬように気をつけましょう。むしろこの映画、今の目で見ると、「この生活、何年やってるんだろう。奥さんまだまだ華奢だけど」とか思っちゃうのだけどダメですかねえ。きっとこの二人、ホントの夫婦じゃなくて、男は妻子持ち、女は元OLで、不倫関係、都会から逃げてきてこの島でひっそり慣れない生活をしているんだろう、とか想像しちゃダメですかねえ。罪滅ぼしに孤児二人を引き取って暮らすも後悔の日々、今や食事中も会話が無い(=やっぱりセリフ無しで家族を描く、という手法自体に無理があるんだよ)。重い水の桶を運ぶ妻。観てて「コケるなよコケるなよ」と念じてしまうのは、ひとつには大変な作業であることがヒシヒシと感じられるから。またひとつには「ここで水をひっくり返すなんて演出、はっきり言ってベタだよね」と思っちゃうから。念じた甲斐もなく、水をひっくり返してしまい、駆け寄る夫に大して今度は、「暴力だけはふるうなよ」と念じるのだけど、理由はふたつ、上に書いたのと同じです、ハイ。で、念じた甲斐もなく、あーあビンタしちゃったよ。この生活何年やってて、どのくらいの頻度でこういう事件が起こるのか。起こるべくして起きた失敗だと思うのだけど、いちいち立腹して、いちいちビンタするのか。ベタな演出で描かれる「部分」は、なかなか「全体」へと繋がらないもんです。麦をまく⇒麦踏みをする⇒収穫、という一直線の描写も安直で、多層性を欠き、かえってこの島の暮らし全体が見えない。ホントの生活ってのはそんな因果関係の明確なもんじゃなくて、いろいろ仕込んで、いろいろ苦労があって、それらを乗り切った先にようやくささやかな幸せがある、そういうもんじゃないですかねえ。とか思っちゃうんですけど。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-13 14:56:44)(良:1票)

12.  ハタリ! 仔象の行進、どうやったらこんなメロディ思いつくんでしょうね、わたしゃここ数年、ケータイの着メロにこの曲使ってますよ(とは言え万年マナーモードなので鳴ったためしがない。ははは)。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』にほぼ引用された(パクられた)捕獲シーンがまさに見所、これで久米明のナレーションが付いたら、まるで「すばらしき世界旅行」ですな。しかし、ジョン・ウェインの登場シーンはスタジオ撮影と思しきものが多く、「彼は本当にアフリカロケに参加したのだろうか?」との疑惑が・・・・(なんちゃって)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-18 23:18:21)

13.  ハッド 『シェーン』のブランドン・デ・ワイルドの成長した姿が見られるということで、どの人が彼か判るかな~とドキドキして見始めたら、ははは、一発で判るこの顔、時に少年っぽく、時におっさんクサい。変わらんのう。この映画、現代のBSEや鳥インフルエンザ問題にもつながるものがありますね(ポール・ニューマン演じるハッド、シャレにならんほど的確な問題発言!)。牛を「処分」するシーンは凄まじくも切ない、印象的なシーン。いつまでも止まない銃声が、リアルな描写で、心に迫ります。そしてその背景に描かれる、噛みあわぬ人間関係。映画自体がとても丁寧に作られており、好感が持てます。7点(2004-06-06 00:55:55)(良:1票)

14.  バルジ大作戦 へ~あの戦車はインチキだったんですか。そら知らなんだ。とりあえず戦車がいっぱいでてきて、壮絶な戦闘シーン、スゲーぞスゲーぞと単純に興奮しておりました。ヘンリー・フォンダ vs ロバート・ショウの関係が、いかにもベビーフェイス vs ヒールの構図で、私はもちろん、断然ショウ派。観てるとフォンダが憎たらしくなってくる。8点(2003-10-13 14:47:14)

15.  バルタザールどこへ行く うーん。シューベルトの引用といい、どうも感傷的すぎるような・・・。この曲を聴くと何とも気が滅入ってくるのですが、どうやら、この映画がトラウマになってるらしい!でも真に強い感銘を呼び起こすには、もう少し何がしかのバランス感覚があっていいと思うのですが。光あっての陰、希望あっての絶望、ではないでしょうか。6点(2003-06-07 01:07:52)

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