みんなのシネマレビュー |
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2. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 相性の悪いキューブリック作品の中では比較的分かり易い作品である。 全般を通して、強烈なブラックユーモアで包まれている。 うーん、この点数、ちょっと甘いかな?7点(2004-06-14 01:03:11)《改行有》 3. バックドラフト 親子愛と兄弟愛を主軸に脚本もしっかりとした物となっているが、それに加えて、火をモンスターのように見たてた技術と編集は素晴らしいの一言。 激しく猛威を振るったり、不気味に忍び寄ったりと炎をまるで生き物のように擬人化することに成功している点が本作の面白みを倍化させている。 この手の試みはパニック映画、モンスター映画等で以前から行われており、代表的な所では、「霧」が人々を襲うと言うジョン・カーペンターの「ザ・フォッグ」という作品が思い出される。 「霧」の擬人化にかなり成功している好例ではあったが、この「バック・ドラフト」ほど見事に成功しているモノは皆無かもしれない。7点(2004-06-13 21:28:39)(良:1票) 《改行有》 4. バイオハザード(2001) ゲームを自分でプレイしたことがある人はきっと、ゲームの背景にあたるエピソードと その雰囲気を味わうだけでも充分に楽しめるのではないだろうか。 同じくゲームをベースとして映画化された作品でも「ファイナル・ファンタジー」などとは比べ物にならないくらい、オリジナルの世界観を忠実に再現しているように思われる。6点(2004-06-06 18:32:07)《改行有》 5. パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー 実話を元に描かれた感動作品である。 作りとしては笑いあり涙ありといった、定石を踏んでいるのだが、ただ1箇所、どうにもショッキングなエピソードが描かれていて、その辺りが少し重い。 フィクションでこのエピソードを挿入していたとしたら、それは禁じ手である。 しかしながら、本作がノンフィクションであるが故、いたしかた無いと言った所か。まさか脚色ではなかろう…。7点(2004-05-04 19:50:59)《改行有》 6. 八甲田山 《ネタバレ》 第一次世界大戦下の日本で、実際に起こった陸軍の八甲田山での遭難事件をモチーフにしているため大筋は遭難パニック映画なのだが、新田次郎の脚色により、ゴーストストーリーが加味されている。 子供の頃、これを観た時はその不思議話を理解できずに、ただの遭難モノとして観てしまった。 それでも尚、壮絶でショッキングな作品である。 そこにゴーストストーリーを加えて何とも、切ない味付けを施している。 今尚、名作である。8点(2004-05-04 19:49:15)《改行有》 7. パール・ハーバー 作品としては、全体的に長すぎるのが致命的であるのと、真珠湾攻撃の見せ方撮り方が凡庸で冗長で飽きが来る。この辺りは、「トラ・トラ・トラ」とか旧「スターウォーズ」シリーズなどをもっと研究すべきである。次に、真珠湾攻撃とそれまでの話がリンクしておらず、無理やり経緯をつけて、こじつけたメロドラマになってしまっている点が、既に作品の存在価値すらを疑わせてしまう。一体何を目指して何を作りたかったのかがさっぱりわからない。次に、「真珠湾攻撃」という史実面から見てしまうと、もう論外です。評価する点が見当たりません。0点(2004-01-28 16:04:39)
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