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1. バベル
《ネタバレ》 1丁の銃の存在。それにかかわった人やその家族、周りの人達の「現在」が赤裸々に展開されていく。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれが直面している事態は、凄くもどかしく、ままならない。人は何とかその事態を好転しようと、悩んで行動しているけど、自分の思いがなかなか他人には伝わらず、さらに悪い事態へと展開してしまう所なんかは、実にリアルな感情表現で表わされていると思います。時にはその事態は最悪の結果を迎えてしまうこともあり、時には乗り越えられる場合もあり、まだまだ結論のでない場合もありで、実に深いです。このタイトルにしたことも含め、色々と考えさせられる映画だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2008-02-20 10:29:46)
2. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 最初に囚われていたので、最後の殺人は未遂に終わり捕まると思っていた。ところが、あっさり殺害は成功し目的のパフュームが完成してしまう。たんたんと進むストーリー。最後の処刑シーンで、香をふりまくと人々が全裸になり乱交シーンになる。なんだーこれはって感じ。しかも最後は食べられてしまう。所詮、映画で人の嗅覚まで魅了するのは無理があり、これほどに究極のパフュームだと主張するも、観てる方としては引きまくった。冒頭の出産シーンから、やけにグロくて汚くて不快感があったけど、それと対比するいい臭いは実際はしないので、不快な気持ち悪さだけが残った。[DVD(字幕)] 5点(2008-02-14 14:19:50)(良:1票)
3. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 ビデオで鑑賞。原作は観てないし、ストーリーもまったく知らなかったので衝撃的だった。“夢オチ”には違いないとしても、観る人によっていろんな解釈があるものだなぁ。『オープン ユア アイズ』の言葉で始まり、最後もその言葉で終る。「すべてがトムの夢で、あれはアラームの声」説とか、「すべて冷凍睡眠中の夢」「現実で事故にあい、それからは冷凍睡眠中の夢」「事故までは現実で、事故からは病院に運ばれたトムの夢。ラストは看護婦の声。」「事故後マスク姿となり、酔っぱらって道端で寝てしまってからが夢」説などなど。ヒントや伏線もいっぱい張ってあったらしいけど、結局どの解釈が正しいのか私には?だけど、面白かった。主人公の孤独や不安や恐怖、愛や願望が、脇役の魅力的なキャラに引き立てられている。7点(2003-11-27 15:21:46)
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