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1. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 キャラクターが全員それなりにバカでとぼけててイイ。しかしキャスティングが派手だな~。クリストファーウォーケンやらハーヴィーカイテルやら、スゴイ役者が、細かく出てる。みんなカッコイイが、一番好きなキャラはブルースウイルスのエピソードのくだりに登場してきた「覆面」こんなバカバカしいこと、コントでも考えつかない(当時)映画史に残るバカキャラだと思う。トラボルタはやっぱり素晴らしい役者だったのねと世間が認識できてよかった。もし彼がこの映画に出演してなかったら…と思うとぞっとする。キャスティングの素晴らしさ、役者の素材を活かすその眼力に圧倒された。にしてもみんなよくこんなバカバカしい映画に参加したよ(イイ意味で)[DVD(吹替)] 8点(2008-10-03 03:49:04)
2. ハプニング
《ネタバレ》 鑑賞中、得体のしれない恐怖感は常にあった。が、どうしてもそれが持続していかないのはストーリーの甘ったるさだと思う。設定も面白くなりそうなのに生かされてない気がする。エイリアン2じゃないんだから子供とか出す必要あるのか?
こういった映画では子供は絶対に死なないから逆にサメる。中途半端という意見が多いようですが、まったく同感。いっそのこと、リプリーのように立ち向かってはどうか?まるっきり無力のまま丸腰で外に出て、あげくに助かるなんてどうなの?リプリーみたいになったらそれはそれでまた全然違う映画になっちゃったんだろうけど、どう消費していいかわからない映画。でかいテーマと小さいテーマを同じレベルで考えたら風呂敷はでかいけど、中身は小さくて、でもまとまってもいない映画になったってことなのか?「自然はわからない」なら、最後にダメ押しで説明オチつけんな。[DVD(吹替)] 5点(2008-10-03 02:13:44)《改行有》
3. バベル
チエコに不快感。
なんとかチエコの感情を理解しようと努めたが、全編、体を通してのコミニュケーションに走りすぎ。心の隙間をカラダで埋めようとしすぎ。
聾唖者はセックスしないと通じ合うことは無理なのか?
この監督の手法は「21g」で完結しているし、いつまでも同じやり方で似た雰囲気の映画ばっかり撮らずに違うことをやって欲しい。もう半分飽きた。
日本人の描き方にも違和感を感じないでもないが、きっとリアルモロッコ人も「おれたちこんなじゃねえ」ってのがありそう(家族相手に自慰しちゃうとか)
唯一評価できるのはチエコが刑事に書いた手紙の内容を観客にまったく公開しなかったこと。何が書かれてあっても陳腐だし、説得力ナシ。
聾唖者がキレイな存在とは思わないが、過剰に汚く描くのも問題だと思う。
スカートの中を見せれば男が喜ぶという図式は男を馬鹿にしていると思うが、そういった文法でしか男を理解できない悲しい女というのも、同時に馬鹿にしていると思う。
他国ではあまり直接的なセックス表現がなかったが、なんで日本ではこうセックスのてんこ盛りなんだろ?わかりやすいエロ天国といえば日本なのか?[DVD(字幕)] 4点(2007-11-10 13:41:20)《改行有》
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