|
1. 幕末太陽傳
《ネタバレ》 かつての華やかな遊郭を舞台に、グランドホテル形式で、今みても華やかなスターたちがきらびやかに出てくる、人を喰った味のある喜劇。
建物の意匠のおもしろさ(実在した相模屋に忠実だそうで)、遊郭の風俗、女優のきれいさ、男優のスターっぷりなど、まさに娯楽映画感がいっぱい。
監督の初期構想通りに、ラストシーンを現代(昭和32年)につなげていたら、最初の赤線廃止前の北品川の紹介シーンとキレイにつながったのに、とすこし残念に思う。
この映画公開の翌年は、東京タワーができて、皇太子ご成婚があって、などなど、あきらかに日本が変わる年。その前に、すでに滅んだもの、まもなく滅び行くもの、そしてこれからも変わらないもの、をカメラにおさめた監督の感性に、共感をおぼえる。[レーザーディスク(邦画)] 8点(2012-06-26 00:30:35)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 1 | 5.26% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 2 | 10.53% |
|
5 | 1 | 5.26% |
|
6 | 2 | 10.53% |
|
7 | 4 | 21.05% |
|
8 | 7 | 36.84% |
|
9 | 2 | 10.53% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|