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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ハッド 《ネタバレ》 倫理観の希薄な酒と女浸りの主人公を挟んで一代で牧場を築き上げた道徳意識の高い父親と主人公に憧れながらも素直で健気な祖父思いの甥っこ。そんな男三代のカウボーイ一家に男の苦労を知りつくしたデキる家政婦が加わって織りなすウエスタン。ひなびた哀愁の中に四人それぞれに共感できてしまう所があって結構心に残ります。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-19 23:45:21) 2. バラバ 多神教時代のローマ帝国に好感を抱いている者としては、殺せコール一色のコロセウムを見ていると、「コンスタンティヌス帝より前のローマ帝国=悪」の構図が透けているようで、なんかなあという気分になります。キリスト教国家が幅を利かせている今の世の中、歴史映画とはこんなもんなんでしょうけど。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-01 21:38:30) 3. バルタザールどこへ行く 人間の本性を追い求めているのかもしれないですが随分独善的で偏っていませんか?こんな人たちもなかにはいるんでしょうけど、思わず「違うだろ」って言いたくなるような映画でした。[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-03-31 22:48:38) 4. バルジ大作戦 戦車が活躍するような見せ場もなかったし、数の迫力だけで見るには3時間弱はちょっと長過ぎました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-04-08 23:21:12) 5. 馬鹿が戦車(タンク)でやって来る バカバカしさの中にも人間の本性が見えてくる。製作後半世紀が過ぎているが、物質的には豊かになっても心は少しも変っていないかも。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-08 20:57:42) 6. 拝啓天皇陛下様 貧しさの時代、主人公のように軍隊を真逆にとらえる人も多かったのでしょうね。渥美清が寅さんよりもいい味を出していて、可笑しさの中にも共感できるところがたくさん入っているいい映画でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-11 20:48:17)(良:1票) 7. パリで一緒に コメディとして見ても内容が雑であまりコメントする気にならない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2014-08-07 18:27:37) 8. 馬鹿まるだし 山田洋二監督は自分の作品も日本の喜劇映画100に推薦していました。馬鹿でも阿呆でもある種の純粋さは心の琴線に触れるものがありますね。寅さんより素朴でがむしゃらな人物をハナ肇がいい感じで演じていました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-05 18:26:58) 9. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 人類滅亡がかかったブラックコメディです。思わず吹き出してしまう箇所満載の中でここまで緊張感に満ちた作品はなかなか無いです。50年も前の冷戦時の映画とはいえ、リアルに描かれているので過ぎ去った危機とは思えません。想定外の原発事故を思い起こすと、核保有国が増える一方の現在の方がかえって不気味です。キューブリックのセンスと一人三役と気付かせないセラーズの演技に拍手。[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-04 21:46:03)
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