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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. パスト ライブス/再会 好き嫌いや相性って人それぞれなのは理解していますが… 自分には魅力的なヒロイン像として感じ取れなかったので、なんでそんなに彼女に未練タラタラなのっていう思いが先行してしまいます。 このような理性的で寛容な人生とは無縁と自覚していますが、観終わってしばらく抑制的な緊張感と切なさの余韻に浸っている自分が意外でした。[映画館(字幕)] 7点(2024-04-23 16:52:54)《改行有》 2. PERFECT DAYS 《ネタバレ》 ちょっと開き直ったようなミステリアスな主人公、住み家の古びたアパートにディープな飲み屋、しょぼいコインランドリーに古本屋、そして対照的な仕事場のおしゃれなトイレ。 そんな無理やり作り出したような孤独感漂う主人公のキャラクターが、彼が持っているカセットからしか流れてこないBGMと後半からの周囲の人間関係の演出で味わい深くなってきます。 以前観た同監督の「パリ、テキサス」を彷彿とさせます。 何故この仕事に身を投じているのか?彼のミステリアスな経歴が知りたくなります。続編どうでしょうか…[映画館(邦画)] 7点(2024-02-20 21:34:38)《改行有》 3. パリタクシー 《ネタバレ》 「殺さなかったのは愛が無かったから」にそんなもんなのかなぁとちょっと引っかかりますが… 物語はあっと驚くような展開もなく予定調和に進んでいきますが、観終わって気持ちが穏やかになる映画です。 ラストは不覚にも思わずウルッ… 殆ど実年齢で演じていた女優さんに敬意を表します。[映画館(字幕)] 8点(2023-04-26 17:28:31)(良:1票) 《改行有》 4. パワー・オブ・ザ・ドッグ 《ネタバレ》 謎めいたタイトル(聖書からの引用らしい)から始まり淡々と緩慢に展開していく物語、 手袋やLGBTを伏線に兄弟母子の複雑で微妙な人間関係、 そして偶然と策略から生まれた衝撃のラスト… 観賞後しばらく余韻に浸れるなかなか味わい深い映画でした。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 19:55:46)《改行有》
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