みんなのシネマレビュー |
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21. 百万円と苦虫女 《ネタバレ》 なんかこう、雑で浅いんですよね。桃娘のシークエンスとか、一昔前の農村ならいざ知らず。ラストシーン。ドーナツくわえて階段昇る主人公。いや、ないって。それは。21世紀の映画とは思えない。「自分探し」を否定したシーンのみに2点です。[DVD(邦画)] 2点(2012-12-16 00:11:59) 22. 101日 これはめっけもんでした。なんか古くさい感じのする画面がまたいい味をだしていています。ぜひネタバレなしで見て欲しいので、これ以上何も書きたくないのですが、①原題は「The show must go on」です、②DVDジャケとはまるで違った映画です、とだけ言わせて欲しい。見てください。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-12 21:14:57) 23. ヒミズ 《ネタバレ》 主演の役者が、憑かれたように120%の演技を見せる園子温監督の現場は、居心地が悪そうじゃのう。でも、相変わらず見始めたら止まらない。本作について。ラストは微妙なんだ。あれだけ否定していた「世界に一つだけの花」。大きな喜びもないかわり、絶望もない人生を取り戻すために、自首をするんだろう。これから起こることを考えれば「住田、がんばれ!」は、あり。でも「一つだけの花!夢を持て!」は、ない。[DVD(邦画)] 7点(2012-10-07 23:23:59) 24. 127時間 《ネタバレ》 これは、見ごたえのある主人公でした。このめんどくさいアウトドア野郎が、きっとみっともない姿をさらすに違いない、と意地悪な予想をしていましたが、最後まで正気を保ち続けました。清々しかったです。ただ、後日談の部分で、「奇跡体験!アンビリバボー」みたいになったところが、少し惜しい。あそこまで説明してくれなくても。映像でわからせて欲しかった。(追記)懐かしい映画「砂漠の冒険」を少し思い出しました。ワタシだけ?[DVD(字幕)] 8点(2012-08-18 23:29:52) 25. 評決 《ネタバレ》 なんか、思ってたのとずいぶん違うなあ…、というのが鑑賞直後の感想でした。でも、これ、やっぱりいいですね。いつ、この飲んだくれのダメ弁護士がヒトが変わったように活躍しはじめるのだろう、と思って観てましたが、結局、クズのまんま終わるのですね。かなり無茶な手段で、最後の切り札を手に入れますが、そのカードの切り方もまずく、法廷のルール破りをし、あげく大事な証言は証拠不採用。ダメなわけです。最終弁論は、陪審員に向かって行われているのではなく、クズな自分を赤裸々に言いつのってるようにも見えました。クズの純情が、陪審員の心を動かしたかに見える。鳴っている電話を取らずに、もう何もかもめんどくさそうに眼をつむるラストシーンは、見直してみると結構胸にしみます。クズでもいいじゃん。例え、人生1勝10敗でも。のたうち回ってりゃ、いつか勝つ日も来る。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-14 19:05:10)(良:4票) 26. PVC-1 余命85分 《ネタバレ》 強力接着剤ではめられる、小汚い便座のような時限爆弾。ほぼ丸ゴシの国家警察の爆弾処理班が、家族連れでやってくる。それだけは言っちゃいけないと思う「奥さん、私に何かして欲しいことはありますか?」。処理班(一人だけど)の上司である大佐の行動と言動のすべて。ワンカット撮影で繰り広げられる緊張感。いくらなんでも、それはないだろうというくらいかわいそうなこの状況。笑っていいのか、天を仰げばいいのか。[DVD(字幕)] 6点(2010-03-13 21:17:29) 27. ビッグ・フィッシュ 見終わった後、「もとの話は面白かったんだろうになあ」と、読んでもいない原作に同情してしまいました。[DVD(字幕)] 3点(2010-02-21 02:25:37) 28. HERO(2007) 《ネタバレ》 いろんな意味で、キムタクが勝ち過ぎ!映画だからこそ、八島智人と小日向文世のエピソードをもっと見せるべきでしょう。[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2008-05-01 14:15:40)
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