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1.  ピカソ-天才の秘密 正直に言ってしまえば、キュービズムに走って以降のパブロ・ピカソの前衛絵画は全く理解出来ないし好きでも何でもなかった。しかし、本作の撮影に対し鷹揚な態度で全面協力したピカソの旺盛なサービス精神にはほとほと敬服した。と同時に好感度が一気に急上昇した。撮るのが鬼才クルーゾーなればこその全面協力と持ち上げたいところだが、矢張りここは創作現場にズカズカ乗り込んで来た本作スタッフの挑戦を余裕綽々で受けて立ったピカソの度量を褒めるべきだろう。具象から抽象への変移が刻一刻とフィルムに込められていくプロセスは、並みのフィクション映画なんぞ比較にならないくらいスリリングで面白い、余りに面白過ぎる。本物の映画監督が撮影した本物の芸術家ドキュメンタリーのマスターピースへ限りない敬意を込めて10点満点しかありえない![CS・衛星(字幕)] 10点(2007-05-25 04:09:59)

2.  必死の逃亡者  ワイラーが演出すれば犯罪サスペンスもココまでのハイレベルとなる!という格好のお手本が本作。原作はジョゼフ・ヘイズのベストセラーでシナリオもヘイズ自身の手による。先ずコノ脚本が秀逸だが、それでもワイラーのズバ抜けた演出力なくしてコレ程の傑作となったかは甚だ疑問だ。並みのカントクだったなら本作では語られるのみで姿も見せなかったボガート扮するグレン・グリフィンの情婦を登場させて水増ししたり、ボガートを煮え切らない中途半端な悪役にしたりしてそうで身の毛も弥立つ。流石ワイラー、グレンを徹頭徹尾”極悪人”として描き切るコトで、ボギーの持つ凄みをより一層増幅させている。また本作でもワイラー作品名物の”階段”は遺憾なく絶大な効果を発揮して見事!ダン役のフレドリック・マーチも天晴れな渋さで絶品の演技だった。「手に汗握るスリル&サスペンス」って煽り文句は本作やクルーゾーの「恐怖の報酬」、ワイルダーの「熱砂の秘密」レベルに至ってこそ相応しいと思って止まない。正に文句ナシの10点満点!! 10点(2003-09-25 16:47:56)(良:3票)

3.  ひとりぼっちの青春 《ネタバレ》 1932年の世界恐慌が吹き荒れる中、1500ドルの賞金と期間中に無料支給される食事目当てに集まった場末のカップル達によって行われる壮絶な耐久ダンス・マラソン!!何と言っても先ず、この他に類を見ない絶妙なシチュエーション設定が勝因だろう。要所にインサートされる過去と未来のフラッシュバックもタイミングの上手さに思わず唸らされる。また、参加者の人物描写も類型的なグランドホテル型とは一線を画す、酷薄無残で容赦の無いモノとなっており、正に”鬼気迫る”迫力である。殊にダンス以前に既に人生に絶望し疲れ果てたヒロインのグロリアを見事に演じきったジェーン・フォンダはお色気専門の殻を打ち破るインパクトで見応えがあり実に優秀。もし、彼女がグロリアを演じていなければ、ラストのマイケル・サラザンの台詞「廃馬は撃つものでしょう?」が全く説得力を欠き、陳腐になってしまったハズ。他にもコンテストの司会でしらじらしいMCを連発するギグ・ヤング、心臓発作で死亡する老水兵役レッド・バトンズ、遂には発狂してしまう無名女優役スザンナ・ヨークも凄まじい熱演だった。シドニー・ポラックという監督は作品の出来にムラが多く、個人的にはどうも今イチ信頼のおけない監督だが、本作では”当たり”といって差し支えない力技の演出を見せてくれたので、ご祝儀で9点進呈。ただ…余りの救いの無さと後味の悪さで1点マイナス。9点(2005-02-21 01:04:34)(良:1票)

4.  ピクニック(1955) 流石はピューリッツァー賞を受賞したウィリアム・インジの原作戯曲を忠実に映画化しただけあって素晴らしい出来。ジョシュア・ローガンのベストワークと言って差し支えあるまい。主役のホールデンとキム・ノヴァクも勿論良いが、スーザン・ストラスバーグやロザリンド・ラッセル、アーサー・オコンネル、ベティ・フィールド、クリフ・ロバートソンら脇役に至るまで見事に人物造形が的確なのが凡百の作品と一線を画す最大のポイント。殊にダンスパーティの場面はシネマスコープの横長画面をフルに活かして圧巻。これぞ正に映画ならでは。舞台では絶対に出せない味でウットリさせられた。同じインジ原作でも「バス停留所」よりも格段の完成度に9点。行かず後家役のロザリンド・ラッセル、イイ味出しまくってて好っきやわぁ~!!9点(2004-01-14 03:31:22)(良:1票)

5.  陽のあたる場所  モンゴメリー・クリフト扮するジョージ・イーストマンは何故シェリー・ウィンタース演じるアリスに殺意を抱いたのか?明白である。芳紀19歳のエリザベス・テイラー演ずる令嬢アンジェラに魅せられたから。二人を比べてどっちを取る?どう考えてもアンジェラに決まっているじゃないか!!しかし、この美少女と結ばれるにはアリスが邪魔だ。だが、妊娠させてしまったからには簡単には別れてくれそうもないし、何より関係をアンジェラにバラされては元も子も無い。こうなったら…アリスを殺すしか…。ジョージの思考回路を台詞ナシで観客のヴィジュアルに直に訴えて実に抜群の説得力!!それ程までに本作でのテイラーの美貌は溢れんばかりの輝きを放っているというコト。シオドア・ドライサーの原作「アメリカの悲劇」はジョセフ・フォン・スタンバーグ監督によって1931年に同名で映画化されており、コレ又傑作だが、本作も名匠ジョージ・スティーブンスの手により、勝るとも劣らぬ名作の風格を備えていると言えよう。強いて言えば、レイモンド・バー演じる検事のオーヴァー・アクトは本作の静謐さをブチ壊しており、何とも目障りなのが玉に瑕。よって1点マイナス。9点(2003-02-24 04:24:25)(良:1票)

6.  ピラミッド(1955) 《ネタバレ》 やべっ!自分で登録しておいてスッカリ忘れちまってたよ~。何か取り憑かれたように作品&人物新規登録要望しまくって貧弱な脳が消化不良を起こしたみたい。皆さん、私みたいな悪しき例に陥らないよう気をつけませう。ところで本作は歴史劇ですが、ホークス作品だけにキリスト教的な説教臭さが無く、純粋に娯楽として面白い!のが何よりです。野望を成就して得意の絶頂にいたジョーン・コリンズを襲う皮肉などんでん返しを堪能して下さい。8点(2003-12-28 20:11:26)

7.  評決  確かにコレはルメット監督のお家芸ですね。うらぶれたニューマンのダメダメっぷりを丹念に描出した前半の溜めが、後半の法廷シーンでの最終弁論で一気に爆発して爽快なカタルシスを生んでいると思います。でも残念ながら「十二人の怒れる男」には到底及びません。ジャック・ウォーデンやエドワード・ビンスも出てるんですがねぇ。ま、処女作で最高傑作を発表した者の宿命ってヤツですか?それと、↓で仰るように「ガンジー」にオスカー賞レースで惨敗を喫しての無冠てのは私も納得いかないですね。イヤ勿論アッテンボローがダメとかじゃなく、総ナメはないだろう?てな感じで。だけど、ニューマンは演技にハズレが無いから別に「一世一代」とは全然思わないですが…。80年代を代表する法廷映画の佳作に8点。 8点(2003-04-07 01:21:55)(良:1票)

8.  氷壁の女  巨匠フレッド・ジンネマンの有終の美を飾る遺作となった映画がコレ。渋さで売り始めたコネリーの魅力をJ・J・アノーやデ・パルマより誰よりも素早く見抜き、主演に据えた慧眼は流石。しかも、サイレントの巨匠エリッヒ・フォン・シュトロハイムの傑作「アルプス颪」を連想させるが如き重厚な山岳映画である。CGやらSFXなんぞ一切使わなくとも「クリフハンガー」や「バーティカル・リミット」なんかよりゃ遙かに秀抜な登山場面は演出力とカメラワーク次第で撮れるのである。要はセンスの問題であり、そこが人の心を打つ分かれ目なのではないかと考えたりもする。主演のコネリーのみならずベッツィー・ブラントリー、ランベール・ウィルソンもジンネマンの演技指導により目を見張る好演。名監督とは俳優の持てるポテンシャルを存分に引き出せる監督であり、その意味でジンネマンは矢張り優れた名伯楽であったのだなぁと意を強くした。ただ、97年に亡くなるまでの15年間にあと1作は発表して欲しかった…!それだけが心残りでつくづく惜しまれる。 8点(2003-03-21 20:05:31)

9.  ピノキオ(1940)  クリフ・エドワーズの歌う余りにも有名な主題歌「星に願いを」は、やがてディズニー全体のテーマ・ソングへとなったコトでも有名です。「星に願いをかけるとき、誰であろうと差違はありません。貴方の望むあらゆることは全て夢が叶うでしょう…。」夢見る子供の心を無くさなかったウォルト・ディズニーその人を歌い上げたかの如き歌詞も美しい名曲です。コルローディの原作のビジュアル化の是非は兎も角、この素晴らしい佳曲を生んだ功績に…8点。 8点(2003-02-01 10:43:23)

10.  ビルマの竪琴(1956)  昭和60年に作られたセルフ・リメイクのカラー版よりも感銘はこちらの方が遙かに深い。ストーリーや主要なカッティングに大差が無い以上、その差は明らかに役者の差と言えよう。水島を演じた安井昌二の善意溢れる好演は中でも光っており、リメイク版(中井貴一)との最大の相違点でもある。また、ヒューマンな井上中隊長を演じた三國連太郎の名演も特筆すべき素晴らしさ。何故なら、三國は「善魔」でデビューして以来「アブナイ」変質的な役柄を振られることが多く、類稀な演技力が裏目に出た感じだったのが、本作での見事な中隊長ぶりで一気に新境地を開拓し、役柄に幅が出る契機となったからだ。リメイク版の石坂兵ちゃんは…熱演は認めてもタイプとして異色の役を演じた訳ではないので矢張り劣ると言わざるをえまい。個人的に最も感動的且つ印象的な場面は、あのラスト…ではなくって、包囲された井上中隊が合唱する「埴生の宿」に唱和するイギリス軍の英語ヴァージョン「埴生の宿」!!音楽が国境を越えて相互理解を示した屈指の名場面だと思うんだが…。8点(2003-01-24 12:54:34)

11.  ビヨンド・ザ・マット 《ネタバレ》 WWF(現WWE)と言えばアメリカン・プロレス最大の団体。てか(ローカル団体を除けば)全米プロレス団体を全て吸収した”物体X”みたいな超化け物団体である。何故それほどまでに市場独占を成し遂げることが出来たのか?その理由の一端とも言える舞台裏を公開したのが本作。ハッキリ言ってプロレスに何の興味も無い御仁には「それがどうした」レベルの映画かもしれない。但し、プロレスに歪んだ偏見をお持ちの方には是非とも御覧頂きたい逸品でもある。如何にシナリオに沿った試合展開と言えど、その半端じゃない試合の過酷さには彼らの誇り高い真のプロフェッショナル魂を垣間見るに違いない。特にマンカインドことミック・フォーリーの凄まじいバンプぶりは圧巻。試合の勝者は”ロック様”だろうが、プロレス魂のWinnerはミックだと誰もが思っただろう事は想像に難くない。「試合に負けて勝負に勝つ」というヤツだ。カッコ悪いカッコ良さがイカス!テリー・ファンクやジェイク・ロバーツといった古豪たちにもグッとシビれた本作には贔屓しまくって7点!!7点(2003-10-14 01:01:29)

12.  ヒンデンブルグ  監督がロバート・ワイズなのでサスペンス演出はガッチリしており、見応えは結構有ると思う。ただ…1937年のヒンデンブルグ号事件を知っている者にはタダのネタバレムービーと化してしまうのが難点。若い人たちでもTVで「衝撃映像!」とかゆー感じで見たことあるだろうし。ああ、ジョージ・C・スコットがいくら頑張っても結末は…。チョット気が萎え~。因みにこの爆発事故、実際は相当数の乗客が助かっており、飛行船の安全性は寧ろジェット機を遙かに上回るのでコレを観て勘違いしないでね。あくまで映画の中での話というコトで。7点(2003-04-13 15:34:32)

13.  ヒッチャー(1985)  どう観てもスピルバーグの処女作「激突!」からの影響がアリアリ。ていうか、ぶっちゃけパクリ。犯人の顔が出てくる派手派手な「激突!」ってトコかな。ルドガー・ハウアー演じるサイコなストーカー殺人鬼は怖いと言えば怖いが、なぜ主人公に執拗に絡むのかよく分からない。だからこそ不条理なサイコ野郎なのかもしれないが…。単にハウエル君が気に入ったのかな?あの殺戮劇も彼からの熱烈なラブコールだとすれば、気色悪さにも一層拍車が掛かるというモノだ。しかし、ガソリンスタンドを爆破したり、ヘリを撃ち落とす辺りやパトカーを次々にクラッシュさせるトコロなんかはいくら何でもやり過ぎで、派手にしようとして逆に安っぽくなってしまった感が深い。其処が「激突!」に及ばない最大の理由である様な気がする。あくまで無機質なタンクローリーをあたかも怪物の如く実に不気味に描写し、ドライバーの姿を(手や脚を部分的に映した以外は)最後まで見せなかったスピルバーグの判断が正しかったコトを本作が逆説的に証明した形になったのは何とも皮肉。でも、まぁ他にも色々なスプラッタ・ホラーのアイディアとかも拝借しつつ、結構頑張ってはいると思うので…オマケして7点。7点(2003-03-18 11:27:48)(良:1票)

14.  ビバリーヒルズ・コップ  そうそう、ハロルド・フォルターメイヤーの「アクセル・F」は結構流行ったよね。コンピュータ音楽ってヤツは日進月歩で賞味期限短いから今聞くとチト古臭さは否めないけど。でも好きだったナァ…よくカーステでBGMにしてたっけ。おっと本作だが三人のアンサンブルが比較的取れてるし、エディもまだこの頃までは新鮮な感じがあった。コレによりブレイクしたマーティン・ブレスト監督もハード・ボイルド風に演出しており好感が持てる。この後2や3とシリーズ化されたけど、そこまでやる程の映画じゃないよな~。ま、シリーズ1作目にオマケして…7点。7点(2003-03-07 00:45:10)

15.  美女と野獣(1991)  70~80年代に低迷していたディズニー・アニメーションにとって正に起死回生となった記念すべき一作。MVPは素晴らしい音楽でオスカーを得たアラン・メンケン。以後もディズニーとのコラボレーションは延々と続くことに。個人的には野獣の声を演じたロビー・ベンスンが何とも印象的であった。「ジェレミー」とかの青春映画で彼が素顔で主演した映画を知っていれば感慨も一層増すというものだ。影のMVPって感じかな。7点(2003-01-30 16:29:26)(良:1票)

16.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!  リアルタイムのビートルズ・ファンに与えた衝撃の凄まじさはチョット形容不可能。ストーリーはあって無きが如しだが、プロの俳優じゃないんだから当たり前!動くビートルズのお茶目さに笑いつつ、ビートルズ・ナンバーの数々に酔いしれましょう。意外や最も俳優向きだったのが、一番目立たないリンゴ・スターだったとは…。次作「HELP!四人はアイドル」では主役張ることに! 7点(2003-01-28 02:32:44)

17.  ひめゆりの塔(1995)  この神山征二郎版も悪くはないと思うが…個人的には矢張り今井正監督の1953年版の感銘には遠く及ばない。沢口靖子や後藤久美子、中江有里では映像が絵空事になっている。7点(2003-01-21 11:06:47)

18.  ひまわり(1970)  名作なんだが…監督:デ・シーカ、主演:ソフィア・ローレン&マルチェロ・マストロヤンニってのは余りにもマンネリ過ぎて、涙を誘われるどころか呆れてしまう。主演の二人も確かに抜群の演技力と知名度の高さは分かるけど、チト年をとり過ぎてて無理があるし。若手の無名俳優とか使った方がラストの感銘はより深くなっていたのでは…?ヘンリー・マンシーニの主題曲は結構好きなんだけどね。うーーーん、惜しい。7点(2003-01-10 03:24:03)

19.  羊たちの沈黙  大化けしたなあ、ジョナサン・デミ。「愛されちゃって、マフィア」の次にオスカー獲るなんて本人も予想してなかったんじゃ?とはいうものの、上質のサスペンス物であるのは認めるけど、オスカーに値するかどうかは甚だ疑問。本当の手柄はトマス・ハリスにあるような気が…。7点(2002-12-24 03:38:01)

20.  100挺のライフル 《ネタバレ》 一言で評するならば「当時の”ブラック・パワー”に便乗した比較的予算多めのハリウッド製マカロニ」って感じ…かな。本場ハリウッドとしても席巻するマカロニ・ウエスタンに対抗すべく色々な策を弄して新味を出そうとしているが、安いスペインロケとか輪をかけたような残酷描写とか余計なマカロニ風味まで逆輸入してしまっているので残念ながら西部劇の復権には至らず。それと、主演の黒人俳優ジム・ブラウンは元アメフトの大スター選手だったのかもしれないが、現役時のスーパースターぶりを一切知らない私には「ガタイがイイだけで演技力にも魅力にも乏しい大根役者」としか映らない。それでも6点をつけているのは本作が「ラクエル・ウェルチという女優を実に正しく活用している」から。最大の見せ場は何といっても線路脇の給水タンクの下で生足剥き出しの裸ワイシャツ姿のままシャワーを浴びるシーン!だろう。当然スッパにはならないが、濡れて服が透けるため彼女のナイスバディが堪能できる。しかも悩殺された敵軍の列車をまんまと足止めさせた上で、振り向きざまに構えたショットガンで敵兵を次々に射殺するワイルドさ!コレに匹敵する正しい活用例は「恐竜100万年」での”ロアナの皮ビキニ”くらいじゃないか?しかし、クライマックスでは何の活躍場面も無いまま戦い済んだらいつの間にか彼女は戦死してました!と土壇場で詰めを誤っているのが惜しい。ブラウンとのベッドシーンもさほど魅力にはなっていないし(人種差別的な話題にはなったらしいが)。4点マイナスてことで。[DVD(字幕)] 6点(2012-01-28 02:33:07)

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