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1. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 皆様おっしゃっている通り、蒼井優さんあってこその映画。
彼女の表現、表情、美しい鼻筋には終始見惚れてしまいました。
弟くんと一緒に家路を向かうシーンと、中島君と手をつなぐシーンでは胸の奥がじんわりと熱くなりました。
でも、ラストの彼女の力強い旅立ちを見ても、なぜかすっきりした気持ちになれなかった。
どこかがひっかかっている感じ。針が1本、残っている感じ。
これはもしかしたら、自分の青春時代にためらいもなく置き去りにしてきたものたちが、記憶のかなたに葬り去って来たものたちが、かすかな痛みをともなってよみがえってきたせいかもしれません。
パンフレットの真ん中の桃の形、ああこれ、逆さまのハートのかたちじゃないですか。
いつか元気なときに、もう一度見直してみたい一本です。[映画館(邦画)] 7点(2008-08-28 00:27:21)《改行有》
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