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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 そうだよね~、そんなに最愛の女性を殺されて、簡単に前向きに生きるなんてできるわけがないよね。考えてみれば、犯罪者は、自分の犯した罪で、日々自己憐憫になって、「自分」を傷つけ、孤独になって、踏みにじまれて、ボロボロになってこの世での生を終える、それくらいの刑じゃないと釣り合わないよね。年取って、やっと分かる真実ってある。そういうスパンで見つめた映画って案外少ないんだよね。要は納得のいく人生を送ることが大事ってことですね。それを取り戻すのに年齢とか関係ないんですよね。いい映画でした。これは最後まで緊張感があって、サスペンスとしても一流![DVD(字幕)] 8点(2011-03-23 01:17:20)(良:1票) 2. 秒速5センチメートル 《ネタバレ》 良かったです。ただ最後、ちゃんと決着をつけたラストにして欲しかったです。中途半端な彼がたどりついたところとは・・・。そこまで描かなければ、お金をかけて、たくさんのクリエイターが汗を流した意味はないと思います。[DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 23:26:42) 3. 陽はまた昇る(2002) NHKのドキュメンタリーは面白い。やはり、功績を成し遂げた人物の実際の顔を見ると、映画にはできない何かが伝わってくると思っていた。だから、この映画も期待してなかった。でも観たら、これが面白い!映画の可能性を見直した。俳優の熱意みたいのが物語を引っ張り、2時間チョイの映画体験で、社会の「理想」みたいのが感じられる。元気づけられる。これはドキュメンタリーでは難しいのではないか?西田敏行の演技も良かった。浜ちゃんのイメージが強いので、ちょっと心配したが、彼はやはり俳優だった。そして、松下幸之助をだれが演るんだ?って思ってたら、おお~というキャスティング。その存在感を見事に演じていた。感動した。[ビデオ(邦画)] 7点(2010-11-16 12:08:44) 4. ピーナッツ 《ネタバレ》 そもそも最後まで見せた、って事がすごい。バラエティで鍛えた、ちょっとした笑いや、楽しくなるようなBGMが、映画への集中力を途切れさす事なく見せてくれました。これは大事な事で、プロの監督が創っても、時計を気にする作品が多いのに、これは凄い!面白かった。ラストもアマイ展開ではなく、シビアだけどちょっとホロリとこさせるとこなんか良い。ただし、映画というよりマンガに近かった気がする。さま~ずが好きなので、準主役の三村をたっぷり観れたのは良かった。大竹も彼の個性にあった人物設定で良かった。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-31 12:38:03)(良:1票) 5. ひゃくはち マンガ「ダイヤのA」の新入部員時代と雰囲気がよく似てました。実際、あのような感じなのでしょうね。センスのある人間もない人間も何かに夢中になります。そのような中でも切磋琢磨していく様は素敵です。ちょっと泣ける場面もあり、良い映画だと思います。某レンタル屋でお奨め100本の映画の中にあったので、観てみました。観て良かったです。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-12-29 13:29:13) 6. 百万円と苦虫女 《ネタバレ》 蒼井優はいいね。演技してます、って感じじゃ全然ないもの。この映画、日本版ロードムービーの傑作になるのでは?という予感がしました。でもやはり女性の一人旅は危なっかしいよね。いろんな男が寄ってくる。弟の話は結局どうなるのだろう。逃げないで、いじめに立ち向かうつもりなのか?段々この子の顔が賢そうな顔から丸顔になっていくのは演出でしょうか?大丈夫かなあと思う。姉ちゃんの出番だって感じで一度戻ったら良いのに。あんな頼りない両親には任せておけない。しかし、くずっているもんですねえ。別に洒落た家具を持っていたわけでもないのに、それを捨てられたからって、女性を拘置所にいれてしまうなんて。あ、これは映画か。なんか蒼井優の演技でドキュメンタリー見てる気になってた。つきあってた男との別れ。彼女が何かに気づいて、この町に戻ってきたら良いのになあと思いました。[DVD(邦画)] 7点(2009-04-17 18:18:31) 7. HERO(2007) 《ネタバレ》 面白かった。僕は娯楽作品は大好きなので楽しめた。確かに普通の映画のようにまとまっていないけど、今回この映画を観るために、ドラマの方を見てみた。そして、一気にファンになった。こんな面白いドラマがあったのか!登場人物がみんな良い。レンタル屋でいつも映画のコーナーしかチェックしなかったので、これからは日本のTVドラマもチェックしようと思った。このメンバーでまた次の作品を創って欲しかったが、あのラストでは続きは無理でしょうね。しかし、ドラマでは松たか子とキムタクってベストカップルのように思えたのに、それぞれ別の人と結婚しちゃって、何か寂しいなあ。映画もその辺が観てて寂しかった。劇の中だけのカップルなんだよなあ、って思ってしまって。[DVD(邦画)] 7点(2008-04-07 23:19:16) 8. ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 過去の自分と訣別するなら、自己否定して、ボロボロにならなきゃ、「自分」は手に入らないと思うんですよね。しかも、彼は過去のしがらみを断ち切るのに、封印していたはずの「暴力」で解決してしまった。これから彼は孤独と闘わなきゃならない。家族はボロボロになっていく、父親や旦那を見守っていかなきゃならない。ここからの話の方が、奥深い映画になったと思う。このままだとグロいシーンを撮りたかっただけの映画になりそう。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-24 20:02:36)(良:1票) 9. 人のセックスを笑うな 監督の「犬猫」は好きな映画だったけど、これはちょっときつかった。長かった。「腑抜けども」で見せた永作博美ちゃんの演技に一気にファンになったので、観たんですけど、抑え気味の演技でがっかりした。タイトルから、別の意味で期待しちゃったからかもしれない。蒼井優もいいねえ。バランス的には、永作博美ちゃんの魅力をもうちょっと引き出さないと、蒼井優に食われちゃってる気がした。[DVD(邦画)] 5点(2008-08-05 01:58:59)
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