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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 陽のあたる場所 《ネタバレ》 若かりしエリザベス・テイラーのラブストーリーかと思ったら心理サスペンス。野心家の男がステップアップ人生の邪魔になるので、不遇の時に出会った女から逆玉の輿へ乗りかえるという話は現実でもフィクションでもよくあるパターン。この甥っ子、どうするのか、いつ殺るのかと思っていたら思わぬ展開になるが、格差カップルの二股男に御令嬢が最後まで愛想を尽かさないラストも意外だった。もう一オチ「太陽がいっぱい」みたいなラストがあったら名サスペンスになっていたかも。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-11 21:51:12) 2. 彼岸花 佐分利信、田中絹代のお二人の貫禄が見事なのでまだ50前だったのが意外。男女問わず口癖のように発する「ちょいと」、ラジオしかない居間、ハイボールのあるバー、家長たらんとする父親、清く正しいお付き合いのカップル、みんな1958年を感じさせるが、価値観が変っても子供の時の「子の心親知らず」と親になっての「親の心子知らず」みたいな親子の葛藤の本質は変らないのだろう。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-12-10 00:17:12) 3. ビルマの竪琴(1956) 実話だと思って観ていましたが、リアリティの乏しさにフィクションと知り納得。独善的な描き方に違和感が残りますが、割と穏やかな流れの中にも負け戦の悲惨さは伝わってきます。若き三国連太郎が佐藤浩一にそっくりですが息子の方が似ているんですね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-14 12:44:19) 4. 昼下りの情事 ラストシーンの健気でいじらしいオードリー・ヘプバーンさえ観れればそれだけで十分です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-18 20:28:48)
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