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プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》  自分はハンニバル・レクターよりもウィル・グレアムというキャラクターに惹かれるもので、彼が登場せずにレクターが好き勝手やるだけの作品は、あまり好みではないのですが……  そんな中でも、この「羊たちの沈黙」だけは良く出来てると思います。  何といってもクラリス演じるジョディ・フォスターが美しくて、彼女を眺めてるだけでも楽しいんですよね。  原作者のトマス・ハリスも彼女に惚れ込んでしまい、本作の続編となる「ハンニバル」では、レクターに自己投影してクラリスと結ばれるエンディングにしたっていう与太話がありますが、思わずそれを信じそうになっちゃうくらい。  殺人鬼の許されぬ愛が描かれているという意味では「レッド・ドラゴン」と同じなんですけど、本作の方が世間に評価されたのは、彼女の存在が大きいと思います。  対するレクターも魅力的に描かれており、ドラマ版「ハンニバル」を別格として、映画という枠内に限って評価するなら、本作のレクターが一番良かったですね。  知性と凶暴性のバランスが絶妙であり、音楽が流れる中で、指揮棒を振るうように警棒で相手を滅多打ちにする姿なんてもう、痺れちゃいます。  クラリスとの別れ際、彼女の指をそっと撫でる仕草からも「娘のような年頃の女性に欲情する変態性」「初々しい恋愛感情」の双方を感じ取れて、味わい深い。  自分は「ウィルを意識する余り、凶悪な殺人鬼から恋する乙女のように変わってしまうレクター」の方が好みなんだけど……  本作を観ると「クラリスに惹かれてしまう、純情な変態紳士としてのレクター」も、それはそれで悪くないなって思えてきます。  そんなクラリスとレクターが対面する精神病院も、古城を連想させる不気味さがあって、雰囲気満点。  しかも、恐怖映画としての不気味さがあるというだけでなく、何処かロマンティックであり「クラリスとレクターが初めて会った場所」として考えても、優れてるんですよね。  本作は歪な恋愛映画としての側面を備えているのだから、一種の吊り橋効果というか「恐怖の中に、不思議なトキメキを感じる」舞台を用意してみせたのは、もう大正解だったんじゃないかと。  「穏やかな紳士だが、実は食人鬼」はジェフリー・ダーマー  「殺人鬼が未解決事件の捜査に協力する」「腕が不自由な振りをして女性を拉致する」はテッド・バンディ。  「変身願望ゆえに、女性を殺して皮を剥ぐ」はエド・ゲイン。  「捕えた女性を自宅の穴に閉じ込める」はゲイリー・ヘイドニク。  ……といった具合に、色んな殺人鬼の逸話が反映されてる物語なので、それらの元ネタ探しをするだけでも面白いですよね。  事前に知識があれば(あぁ、あれが元ネタか)と思えるし、後に元ネタを知る機会があれば(「羊たちの沈黙」って、ここから着想を得たのか)と驚けるだろうしで、いずれにしても知的興奮が味わえると思います。  そんな本作の難点は……   クライマックスであるクラリスとバッファロー・ビルの対決にて、暗闇ならではの駆け引きなどが無く「撃鉄の音が聞こえたので撃った」ってだけなのは、ガッカリしちゃいましたね。  そりゃあ頭の良い犯人って訳じゃなかったけど「予め離れた場所で撃鉄を起こしておく」くらいの知恵は働かせても良かったと思うし……  これなら「バッファロー・ビルが何か(人質が犬を誘う為に投げて、紐から外れた小骨とか)を踏んでしまい、その音でクラリスが気付く」などの方が、よっぽど納得出来た気がします。  後は、脱獄したレクターが捕まらないまま終わるっていうのも、スッキリしない感じ。  彼の勝ち逃げエンドみたいな形で終わるからこそ、ハンニバル・レクターという存在は悪のカリスマになったんでしょうけど……  個人的には、しっかり逮捕されて欲しかったですね。  レクターには、外界で自由気ままに人を殺す姿よりも、檻の中でウィルやクラリスに恋焦がれてる姿の方が似合うと思います。[DVD(吹替)] 7点(2023-05-10 02:23:44)(良:1票) 《改行有》

2.  ビバリーヒルズ・コップ3 《ネタバレ》  前作を「同窓会映画」と評した自分としては、タガートの不在が何とも寂しい。  そして、レギュラーキャラであるトッド警部が撃たれて死んじゃうというのも、受け入れ難いものがありましたね。  そりゃあ、このシリーズは「誰かが悪人に撃たれ、主人公は仇討ちを誓う」って導入部なのがお約束ではあるけど、1のマイキーは登場して数分での退場なので観客としても受け入れ易いし、2で撃たれたボゴミルは一命を取り留めていますし。  視点を変えて考えれば「1や2を越えるほどショッキングな導入部」として評価する事も出来るんでしょうけど……  それならそれで、もっと「トッド警部の死」を物語に深く絡め、ラストは警部の墓参りで終わらせるとか、やりようは幾らでもあったと思います。  他にも、ヒロイン格のジャニスとロマンスが芽生えるのも、このシリーズらしくない点であり(これ、ビバリーヒルズ・コップでやる必要あった?)と思えちゃう内容なんですよね。  「遊園地で銃撃戦を繰り広げる刑事物」ってアイディア自体は良かったし、アトラクションを駆使した楽しい場面も色々あったんだけど、それが結果的に「1や2と全然違う」って違和感も生み出してる。  マンネリ回避の為に、新機軸を打ち出そうとしたのかも知れませんが、それが成功したとは言い難いかと。  あと、せっかく新キャラのフリント刑事を登場させておきながら、彼と主人公のアクセルに友情が芽生えていく過程を描いていないのも、実に勿体無い。  「ビバリーヒルズの警官」とアクセルが仲良くなって、一緒に事件解決するのが本シリーズの華だろうに、何でそれをやらないんだよって、もどかしく思えちゃうんですよね。  FBIのフルブライトが黒幕って種明かしも、アッサリし過ぎていてカタルシスに欠けるし……  (アイディアは悪くないんだから、もっと細部を丁寧に作れば良いのに)って、歯痒くなっちゃいます。  そんな訳で「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズの一作と考えたら失敗に思える作品なんですが……  これ単品として考えたら、そこまで悪くない仕上がりなんですよね。  上述の「このシリーズらしくない」っていう不満点に関しても、例えば「アクセル・フォックス」っていう単品映画だったとしたら、全然気にならなかったと思いますし。  本作の白眉であろう「子供達を助けるスタント場面」なんかも、初見では(アクセルらしくない。どっちかっていうと「ポリス・ストーリー」のチェン刑事がやる事)と思えて、戸惑ったもんですが、純粋にその場面だけを評価すれば「良い場面」って事になる。  あと一応、シリーズのファンに対するサービスとして「セルジュの再登場」ってサプライズもありましたし、作り手の誠意のようなものが感じられて、憎めない作りなんですよね。  それが単なるファンサービスだけで終わっておらず、ちゃんと物語の中で機能しており、彼に貰ったキーホルダーなどの発明品が、しっかり活躍してるのも嬉しい。  スタローンの母がデストロイヤー2000を買ったという「刑事ジョー/ママにお手あげ」を踏まえたようなネタがあるのも、ニヤリとさせられましたね。  元々「ビバリーヒルズ・コップ」ってスタローンとは縁深い作品ですし(2でも「コブラ」や「ランボー」のポスターが映り込んでる)こういうネタが盛り込まれてる辺りは、信頼出来る作り手さんだなって思えました。  結果的に「1」は8点「2」は7点「3」は6点と、尻すぼみな評価になってしまったのは寂しいけれど……  自分としては、この「ビバリーヒルズ・コップ3」も、充分に「好きな映画」って言えると思います。  三部作まとめて、定期的に観返したくなるシリーズです。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-04-29 15:14:13)《改行有》

3.  羊たちの沈没 《ネタバレ》  この手のパロディ映画の中では、結構良く出来た品じゃないかなと思います。  笑いが下品過ぎなくて、観ていて不快になるシーンが皆無というだけでも安心させられるものがありましたね。  他のパロディ映画では、放屁だの嘔吐だのといった下ネタが多かったり、視覚的にキツい場面が頻出したりする事も珍しくないだけに(おぉ、意外と上品だな……)と感心させられたという形。  元ネタの作品を露骨に馬鹿にする笑いが皆無だったのも良かったと思います。  細かい不満点やら、目に付いた欠点やらを論ったらキリが無いだろうけど、それでも幾つかクスっとさせられる場面はあったし「腕時計」や「電話ボックス」の件なんかは、感心させられるものがありました。  「犯人は、アルフレッド・ヒッチコック……に変装した別人」というオチも、実に馬鹿々々しくて、憎めない。  ちょっと疲れている時とか、映画なんて単なる娯楽だろうと再確認したい時には、丁度良い一本かと。[DVD(吹替)] 6点(2017-03-19 19:10:47)《改行有》

4.  秘密(1999) 《ネタバレ》 「これは感動させようとしているの? それともブラックユーモアとして笑わせようとしているの?」  と戸惑ってしまう内容でした。  恐らく、感動させようとしている確率の方が高い気はするのですが、それにしては娘に憑依した妻の行動に納得がいかないのです。  ただ単純に「若返った事を喜んでいる」「夫と再び結ばれる事は無かったけど、若い男と再婚出来たので問題無い」という感情の方が、悲しみよりも大きかったのではないか、と思えてしまってならない。  男性側の目線だからそう感じるだけで、女性側の目線からすると、また違った感動的な側面が見えてくるかも知れません。  けれど、自分としては「あぁ、娘に続いて妻さえも失ってしまった夫が可哀想だなぁ」という思いと「元妻も可哀想かも知れないけど、まぁこの後に幸せになれそうだから、良かったね」という思いが入り交じり、何とも言えない気分に襲われました。  二人の切ない運命に「泣ける」映画としても、皮肉な運命を辿る元夫婦の姿に「笑うしかない」映画としても、どちらでも楽しめる一品、という解釈も可能だとは思います。  ただ、自分としては困惑させられる事が多くて、映画の世界に入り込めず、残念でした。[DVD(邦画)] 3点(2016-04-08 12:06:41)《改行有》

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